つれづれ日記

木根さん、ゴスペラーズのことをメインに、よしなしごとをつらつらと。

少ないけれども。

2014-07-22 17:05:55 | 読書
2013年11月から2014年1月までの読書記。
11月12月は併せて1冊とか・・・(遠い目)


『シャドウ・ストーカー』(ジェフリー・ディーバー/文藝春秋)読破。
キャサリン・ダンスのシリーズ。どんでん返しは毎度ですが、そう来たか。惰性ですが、まあまあでした。

『ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言』(原田マハ/NHK出版)
・・・貴婦人と一角獣というタピストリーが美術館に収蔵される切欠?が描かれた物語。
本では入口地点で終わっているので、そののちどうなったかが、超気になった。
本が出る前にNHK教育の美術館関連の番組で、このタペストリーの特集やったような。

『社会人大学人見知り学部卒業見込』(若林正恭/メディアファクトリー)
・・・雑誌「ダ・ヴィンチ」での連載をまとめたもの。

『玄人ですもの 室井滋のオシゴト探検』(室井滋/中央公論社)
・・・室井さんがいろんな業種の研究者と話をするというもの。
時間がある時にひとつピックアップして読めるのもいい。どれもふんふんと感心すること多々でした。

『駐在刑事』(笹本稜平/講談社)
・・・主人公の左遷先が山が近い駐在所で、山での事故を取り扱った事件・・・だったような。
刑事ものなんだけれども、どちらかといえばほんわかとした感じでした。

『インフェルノ 上・下』(ダン・ブラウン/KADOKAWA)
・・・ラングトンのシリーズ。
なんか、この人も大概不死身だよねと思っちゃう。


懲りずに。

2014-07-22 16:42:20 | 読書
ほぼ1年前(2013年8月から9月)の読書記録。
相も変わらずツイッタと文章同じままのもあります。


『チャーメインと魔法の家』(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)
・・・魔法使いハウルのシリーズの第3巻。
メインで活躍するのは、この巻でのみ登場する子だったような。
私はやはり1巻がいちばん好きかな。

『わたしをみつけて』(中脇初枝/ポプラ社)
・・・看護婦をやっている女の子が主人公の物語だったような。

『リボン』(小川糸/ポプラ社)
・・・オカメインコと少女の物語・・・らしいのだけれど、記憶があやふや。
あまり好きではなかったのだろうか。

『美しい家』(新野剛志/講談社)
・・・失われた家族を描く物語なんだそう。
あらすじに惹かれて読んだんだけれども、放置されたフラグが幾つかある気がするってか、うーん。
終わり方が「えー?」という感想だったらしいw

『てのひらの記憶』(水生大海/PHP研究所)
・・・自宅が質屋の大学生が主人公のお話。面白かったー。
久しぶりに読み返したくなりました。

『泣き童』(宮部みゆき)
・・・三島屋シリーズの3冊目で短編集。
ほろりと心が温まる話から、ちょっとぞくりとする話まで、色とりどり楽しめました。さすが宮部さん。

『総理の夫』(原田マハ/実業之日本社)
・・・タイトル通り、日本初の女性総理の夫が主人公のお話。
こういう総理がいたらいいなとか思うのでは他人事なんだよな、と反省しつつ読破しました。

『なんども読みたい広告コピー』(パイインターナショナル)
・・・これを読書記に含めて良いのか微妙なんだけれども、タイトルを忘れないために入れておく。
これまでに発表された広告のボディコピーを集めたもの(全てじゃなく、ごく一部)。
素敵だなあと感じたものは、意外と記憶しているものなんだと実感。

『丕緒の鳥』(小野不由美/新潮社)
・・・十二国記のシリーズの現時点での最新刊。短編集。
陽子とかはほぼ出てこないけれども、どの短編も面白かった!

『タモリ論』(樋口毅宏/新潮社)
・・・新書。最初から終わりまでタモリさんへの愛に溢れています。
愛とかリスペクト大事よね、と思います。

一度タイトル入れ忘れました。

2014-03-08 19:29:28 | 読書
引き続き読書覚書き。
2013年5月から7月にかけて。
去年は全然本を読んでいないなあと思っていたけれど、想像よりは読んでいたみたいです。


『コフィン・ダンサー』(ジェフリー・ディヴァー/文藝春秋)
リンカーン・ライムシリーズの3巻目。
棺の入れ墨をした殺し屋が出てくる話とだけ憶えているけど、それ以外の記憶がない(苦笑)

『エンプティー・チェア』(ジェフリー・ディヴァー/文藝春秋)
リンカーン・ライムシリーズの4巻目はNYから違う州に場所を移して。
16歳(だったかな?)の昆虫好きな少年が中核を占めるストーリー。

『石の猿』(ジェフリー・ディヴァー/文藝春秋)
リンカーン・ライムシリーズ5巻目。
舞台はNYに戻るけれど、中国からの密入国者の乗った船が爆破されるところから始まる物語。

『チーム・HK』(あさのあつこ/徳間書店)
ハウスキーパーといて働きだした女性が主人公のお話。
なんというか、立ち位置が微妙。
ミステリーといえば、ミステリー?面白いんだけど、置き場所が判らない的な。

『童子の輪舞曲』(仁木英之/新潮社)
ラストの短編はつらかった。これが、このシリーズの最終話の続きだとしたらつらい。
ほかにも捉えようはあるから、そちらを逃げ道として確保しておきたい。

『ジヴェルニーの食卓』(原田マハ/集英社)
画家にまつわる短編が4つ収録された小説。
静かな・・・お話自体は静謐というものではない気がするんだけど、
なぜか私には静謐な空気ときんと冷たく張った空気を感じる小説ばかりだった。
1つめがなんだかとても好きでした。

『絵本作家のアトリエ2』(福音館書店母の友編集部/福音館書店)
せなさん、マーシャ・ブラウンなど、有名な絵本作家さんのアトリエを訪ねるシリーズの第2作。
いつも読んでいる作家さんの姿が見えると、さらに絵本が身近に感じられて、好きなシリーズなのです。

『鳥と雲と薬草袋』(梨木香歩/新潮社)
今もある地名、なくなってしまった地名などについて、梨木さんの思いを綴ったエッセイ集。
気持ちがガチャガチャしていても、一旦本の中に入ってしまうと、すうーっと気持ちが落ち着く。
やっぱり、いいなあ。

『辞書を編む』(飯間浩明/光文社)
2013年秋に発売になる『三省堂国語辞典』の編纂作業を紹介しながら、
どうやって辞書ができ上がっていくか説明している本、でいいのかな。
学生時代、辞書を読むのが好きだった人には面白いんではないかと。
いまはなかなか辞書を読むなんていう時間はないから、なんて贅沢な時間だったかと思う。

『書店ガールズ1、2』(碧野圭)
漢字間違っていたらごめんなさい。
ああ、こんな活気があったらと思わずにいられない。でも、やる気が出る小説でした。

『12番目のカード』(ジェフリー・ディーヴァー/文藝春秋)
リンカーン・ライムシリーズの5冊目か6冊目。
久しぶりに続編を読んでみた。
だんだんパターンを理解してきていて、ハラハラ感は減ったけれども、面白かった。

『夢幻花』(東野圭吾/PHP研究所)
すべての事柄が最終的にひとつの花に繋がっていくミステリー小説(でいいのか?)
失速感なく、一気に読めました。
てか、そういうオチかあ。

ログイン方法忘れていた。

2014-03-08 19:13:51 | 読書
どれだけログインしていなかったかという話ですね、はい。


随分と久しぶりに読書まとめ。
2013年2月から4月までって、一年前・・・(白目)

今回もほぼツイートと同じ。

『読まずにいられない』(北村薫/新潮社)
猛スピードで走りながら読破する本ではないのだが読破。
これまで書いた書評や紹介文を集めたもの。
北村さんは読みたい本が溜まっているんだよなあ。

『アラミタマ奇譚』(梶尾真治/祥伝社)
阿蘇山で乗客の乗った飛行機が乗客ひとりを残して姿を消す。
このひとり残った乗客が主人公のお話。

『1/12の冒険』(マリアン・マローン/ほるぷ出版)
児童書。
シカゴ美術館に展示されている1/12の大きさで造られたミニチュアルームでの不思議な冒険の物語。
現実世界の中にちょっとファンタジーが入るんだけど、私的には違和感ない感じ。
遠くの世界に旅に出る訳ではないけれど、最後はハッピーエンドなのがイイ。

『リカーシブル』(米澤穂信/新潮社)
父親が失踪したため、ハルカとサトルは母親の故郷へ戻る。
そこでハルカはタマナヒメという伝承に巻き込まれていく。ハルカ姉ちゃん凄い。

『こちら弁天通りラッキーロード商店街』(五十嵐貴久/光文社)
完全ジャケット読み(笑)
サラ金に追われて逃げている人が主人公。
逃げ込んだ先がシャッター通りの中にあるお寺で、住職に間違われるんだけど・・・というお話。
シャッター通りが再生していくお話なんだけども、これも結構奇想天外。
「も」っていうのは、前に読んだこの手の話も奇想天外だったから(苦笑)
面白いんだけど、面白い!とだけ言ってもいいのか微妙な・・・
「いいのかー!?」ってなる感じ←

『いちばん長い夜に』(乃南アサ/新潮社)
『陽のあたる場所に』かな?のシリーズ最終巻。
東日本大震災を受けて、ふたりの生き方が未来に向けて変化していく。
NHKのドラマは見ていないので、話が重なっているのかどうかは判りません。

『蛍草』(葉室麟/双葉社)
江戸時代だから時代小説でいいのかな?
父親の仇討ちをしたい娘さんが主人公のお話。
ほわんとあったかい読後感の残ります。どうやらこういう感じの本が今マイブームなようです。

『ローカル線で行こう!』(真保裕一/新潮社)
赤字で廃線になりそうな鉄道会社に就職したんだったか、
ヘッドハンティングされたんだっか・・・な人が主人公だったかなあ(憶えていない)
前向きになれるっていうか、信頼できる上司がいるっていいよね。

『消えた白キツネを追え』(富安陽子/偕成社)
シノダ!のシリーズ。
九尾のキツネの子孫だからと最後まで疑ってかかっていたのだけど、
これはどうとらえればいいのだー!とぐるぐるしました(素直じゃない)
大円談でいいのか?

『想像ラジオ』(いとうせいこう/河出書房新社)
東日本大震災を受けて書かれた小説(で良かったかな)
前情報ありで読み始めたけれど、終わりに向かうにつれて、涙が出てどうしようもなかった。
押しつけがましくなく、やわらかなストーリー展開なのもいいなあ、と思いました(作文)

『ドンナビアンカ』(誉田哲也/新潮社)
『ドルチェ』に登場する魚住久江という刑事が主人公・・・でいいのかな?
後者は短編集でしたが、こちらは長編。
事件は解決したけど、このあとまだ波乱がありそうな結末でした。

『偽りの支配者(ミヤマ物語第三部)』(あさのあつこ/毎日新聞社)
三部にして、このシリーズは終了。
うーん、なんか終わり方がちょっとあっけなかったような。
第二部までの緊迫感がなかったというか、なんというか。うーん。

『まりしてんぎん(門の中に言)千代姫』(山本兼一/PHP研究所)
文字化けすると思われるので、ひらがな表記にしています。
ぎん千代姫関連の小説2冊目。
葉室さんのは確か宗茂公が主人公で、こちらがぎん千代姫が主人公・・・かな?
終わり方が、もうびっくり。
好きな人が好意的に書かれているっていうのは、嬉しいものだとあらためて。
歴史よりぎん千代姫に光を当てた小説(だから私でも読めた)。
柳川かな?あちらではぎん千代姫の展示を行っていると耳にして、柳川に行きたくなったんだけど、いかんせん遠すぎる・・・!

『ボーン・コレクター』(ジェフリー・ディヴァー/文藝春秋)
『バーニング・ワイヤー』を読もうとしたら、シリーズものだと判ったので、まずは1巻から。
いかん、面白い(犯人の犯行描写?のところ以外は) グロテスクなのとかは苦手です。

『スリーピング・ドール』(ジェフリー・ディヴァー/文藝春秋)
キャサリン・ダンスが主人公の1巻がこれ・・・で良いのかな?
どうやらライムシリーズに出てきたのが先らしいと判って、「いやー!」となる。積読本が・・・orz。


11月から12月まで。

2013-01-16 19:33:03 | 読書
年が明けてから半月が過ぎていますが、今年もよろしくお願いします。
今年も呟きlog的な感じになると予測されるので、まとめ読みしたい(人がいるか判りませんが(苦笑))場合にお使い頂ければ、と思います。

wifiが自由に使える環境になったので、もう少しblogに使える時間が増えたらいいなあっていうのが希望。
それよりも今はやる気が出ているうちにhpの更新を頑張ってます。
なんとかライブだけは感想を書き終えたい・・・!


この先は2012年11月から12月の間に読んだ本の記録です。
ほぼtwitterのまま(汗)
余裕を見つけて手を入れます。

『つむじダブル』(宮下奈都・小路幸也/ポプラ社)
・・・中学生とか高校生とか、それくらいの時期に読みたかったなあ、と。
もちろん、この本は発売になってないですけど(苦笑)
そうしたらもっと共感できたかなあ、なんて。
二人の著者が交互に書いていますが、話が違和感なく繋がっていて読みやすかった。

『クレイジークレーマー』(黒田研二/実業之日本社)
・・・名古屋での講演会(でいいのかな?)を聴きに行った時に購入した本。
うん、いい意味で騙された。面白かった~。

『天山の巫女ソニン 巨山外伝予言の娘』(菅野雪虫/講談社)
・・・しばらく積読していた本をようやく読破。
イェラ王女の生い立ちが描かれた外伝。ここから本編に繋がる模様。時間ができたら読み返したい。

『アルカトラズ幻想』(島田荘司)
・・・描いている時代を書いてしまったらネタバレになるので書かない方がよさそう・・・かな。
途中から嫌な予感はしていて、それが当たってしまった感じ。

『TOKYO BLACKOUT』(福田和代/東京創元社)
・・・この本が2008年発売だということに驚くと同時に怖くなる。ミステリーでとても面白いけど、紹介する時に言葉を選ばないといけないかな、とも思ったり。私が紹介する人で私の言葉を誤解する人はいないと思うけど、ね。

『生きるぼくら』(原田マハ/徳間書店)
・・・これは読んで良かった!
祖父母とか大好きな人には切ないというか、ひしひしと身にしみるというかつまされるというか。
周りで見守ってくれる大人の目が温かくて、あらすじ思い出すだけでも目が潤んでしまう。

『ソロモンの偽証 2、3巻』(宮部みゆき)
・・・2巻でどこに落ち着くだろうかと思っていた事は落ちるところに。詳しく書くと完璧にネタバレになるので困るんだけど、エピローグに関しては「そこ?!」と思ったことをお許しください(苦笑)
個人的には『模倣犯』のインパクトが強すぎた記憶があって、そこを期待してしまうといけないかな、と。

『猿の悲しみ』(樋口有介/中央公論社)
・・・殺人罪で服役したことのある女性が弁護士の調査員をしていて、事件を調査していく話…と書いておけばあとから判るかしら。こちらも面白かった。

『甘栗と戦車とシロノワール』(太田忠司/角川書店)
・・・甘栗という主人公が登場する話はどうやらもうひとつあるらしい?の?それを知らなくて、それを示唆する文に気になる気になると思いながら読破。面白かった~。気になるのは柴田。物語にどんな関わり方をするのかと思いながら読んでいたけど、あまり関わらないうちに終わってしまった。今後?なのかな。

『もっと!仏像に恋して』(真船きょうこ/新人物往来社)
・・・著者が静岡県出身とのことで。いや、仏像も好きなので、一石二鳥?(笑)

『ハング』(誉田哲也/徳間書店)
・・・姫川シリーズに登場する堀田刑事が出てくる本ですが、主人公は別の人。後味悪い系だった。

『枯葉色グッドバイ』(樋口有介/文藝春秋)
・・・元刑事だった人がホームレスをしていて、その人と、現役の刑事が一緒に犯人を捜す話・・・で良かったかな。
これは終わった後のふたりを勝手に想像できるところを残して終わっているのがいいんだよね、たぶん。

『アマラとカマラの丘』(初野晴/講談社)
・・・買って良かった! 私はこの著者の生と死を扱ったお話にとても弱い。

『エストニア紀行』(梨木香歩)
・・・タイトル通りの紀行文。最近、この方の小説を読めていないなあ。

『64』(横山秀夫/文藝春秋)

手短に。

2012-10-28 19:09:51 | 読書
2012年8~9月に読んだ本のまとめ。
9月のtwitterまとめがblogの方にないので、どんどん流れていってしまう前にまとめてみた。・・・けど、ほぼtwitterと同じ(爆)
再読は除いています。
時間があれば修正するかも。



『マルセル』(高樹のぶ子)
・・・現実にあった事件らしい(未解決?)。ミステリー作家ではない方が書いているので、ミステリーなんだけど、視点が新鮮で面白かったです。

『夏雷』(大倉崇裕/祥伝社)
・・・大倉さんの山シリーズは好きなので速攻で読みましたが、長編の主人公が揃って再出発していくことが多いのは、山という特性だからなんだろうか。『生還』の釜石さんが名前だけ登場。

『鬼談百景』(小野不由美/メディアファクトリー)
・・・こちらを先に読んだ方が良いというTLを見たので、こちらから。実録っぽく短い話が次々と。家で読むと怖くなりそうだったので、職場で読みました(笑) ひとりで読むのは無理だと判断しましたが、正解でした。

『とにかく散歩いたしましょう』(小川洋子/毎日新聞社)
・・・毎日新聞に連載されていたエッセイ集らしい。時折うるっときながら、ほわっとした気持ちになる。

『残穢』(小野不由美/新潮社)
・・・ルポルタージュ的な語り口でさらに現存(笑)する人が出てきたりするので、じわじわと怖さが忍び寄ってきて怖い。結局我慢できずに自宅で読みました。

『きたえる聖地』(加門七海/メディアファクトリー)
・・・加門さんらしい聖地めぐり。場所も。身分不相応なことはすまいと思うようになったのは、この人の本を読んでからだなあ、としみじみ。

『ソロモンの偽証 第1章』(宮部みゆき)
・・・宮部さん、という感じ。次巻まで約1月ずつ開いていて、1巻読んだら次が読みたくなるだろうと我慢していたけれど、我慢できずに読んでしまったという。
2巻3巻も発売されたらすぐ読んでいました。
これは起承転結の起承ぐらいまで行っているのかな。私的には。

『ピエタ』(大島真寿美/ポプラ社)
・・・職場の人に聞いた内容と違うんで、最初のうちは首を傾げながら読みましたが、そんなこともすぐ忘れてのめり込んで読みました。いろんな人の思いが交錯して、また時代の流れに静かに飲み込まれていくのが諦念ではない感じがして。

『ふくわらい』(西加奈子/朝日新聞出版)

『ゼラニウムの庭』(大島真寿美/ポプラ社)

続けて。

2012-10-14 13:57:40 | 読書
2012年6月から7月に読んだ本。
こちらも呟きそのままのもあり。

『雪と珊瑚と』(梨木香歩/角川書店)
・・・珊瑚が主人公の名前で、雪が珊瑚の子どもの名前だったかな。
子どもを抱えた珊瑚がひとりの女性と出会い、再生していく・・・という表現は合っていない気がするけど、うまい表現方法が見つからない。
生きていくお話。

『ウィロビー・チェースのオオカミ』(ジョーン・エイキン/冨山房)
・・・こちらがダイドーの冒険シリーズの1巻。
ダイドーのシリーズと言いつつ、この巻にダイドーは登場しなくて、もうひとりの主人公(と言ってもいいのかな?)のサイモンが登場。
ウィロビー・チェースに住むボニーの家に家庭教師がやって来て、ボニーが騒動に巻き込まれていくお話だったかな。確か。

『バタシー城の悪者たち』(ジョーン・エイキン/冨山房)
・・・そしてこちらがダイドーの冒険シリーズの2巻。
この巻でようやくダイドーが登場。最初は困った子だったのかー。

『ナンタケットの夜鳥』(ジョーン・エイキン/冨山房)
・・・『パターシー城の悪者たち』で行方不明になったダイドーが、実は捕鯨船に助けられていて・・・というところから始まる物語。

『かっこうの木』(ジョーン・エイキン/冨山房)
・・・この後に私が一番最初に読んだ本に繋がる。
ようやくサイモンの名前が出てきて嬉しくなりました。ダイドーと一緒に旅した気分。

『ぬすまれた湖』(ジョーン・エイキン/冨山房)
・・これは『ナンタケット~』の続編でダイドーがロンドンに戻るまでの出来事。これまで読んだ中で一番ファンタジー色が濃い。アーサー王の伝説がもとになっているお話。

『イス』(ジョーン・エイキン/冨山房)
・・・こちらもダイドーが出てこないけど、ダイドーの冒険シリーズの1冊。
たぶんだけど『ダイドーと父ちゃん』に登場しているイスという女の子が主人公のお話。
まだこの後に『コールド・ショルダー通りのなぞ』が出版されているけれど、『イス』を読んだあとの夢見が悪かったため、まだ手をつけていません。

『七夜物語 上・下』(川上弘美/朝日新聞出版)
・・・こちらはもっと子どもの頃に読みたかったファンタジー小説。
絵が酒井駒子さんっていうのもイイ。

『窓の向こうのガーシュウィン』(宮下奈都/集英社)
・・・登場人物のひとことひとことが、ずっしりくると同じくらい明るい気持ちになる。

『千年鬼』(西條奈加/徳間書店)
・・・過去見をして鬼の芽を生じさせてしまった少女を助けるために2匹(人?)の鬼が千年に渡り旅をするお話。
最後は切ない。

『やりたいことは二度寝だけ』(津村記久子/講談社)
・・・タイトルに惹かれて借りてきたけど面白い。エッセイで自虐的にも取れるんだけど、嫌みがなく、でもって自分的に痛いところもありで、ぐあーとなりながら読みました(笑)

『ダブルトーン』(梶尾真治/平凡社)
・・・すごく面白かった。同じ[ユミ]という名前を持つ二人の女性が主人公。息をつかさぬスピードで展開していくミステリー小説。

『楽園のカンヴァス』(原田マハ/新潮社)
・・・一枚の絵画を巡る小説。こちらも面白くてあっという間に読破しました。
『古書の来歴』とか『ダ・ヴィンチコード』とか好きな人にオススメ。

涼しくなってきました。

2012-10-14 13:29:49 | 読書
いつの間にやら秋の気配。
過ごしやすくなりましたが、季節変わりは着るものに困ります(苦笑)
でも夏よりは楽・・・というか、今年は暑かったのに羽毛布団をしまわないまま夏が終わった。
クーラー使っていないのに。
おかしいなあ(苦笑)


さて、2012年4月から5月までの読書覚書なんぞを。
今回も呟きそのままのもありです。自分用まとめ。

『桜舞う』(あさのあつこ/PHP研究所)
・・・江戸の町医者、松庵の娘、おいちが主人公の2作目。
宮部さんの三島屋シリーズと混同しがち。
三島屋シリーズの方が妖系だったかなあ(悩)←既に危険。

『妖怪一家九十九さん』(富安陽子/理論社)
・・・児童書。人間が暮らしているマンションに引っ越した妖怪一家(?)のお話。
家族と言っても人間界に暮らすために家族の形を取っているのだけれども、妖怪であることを逆手(?)に取ってご近所の問題を解決していく話だった気がする。

『千年ジュリエット』(初野晴/角川書店)
・・・ハルチカシリーズの独立した短編集。これが4冊目だったかな?ラストにやられました。
今年中か来年早いくらいに次の巻が出るとこの間著者が話していたので、とてつもなく楽しみにしてます。

『花咲小路四丁目の聖人』(小路幸也/ポプラ社)
・・・花咲小路商店街に住む主人公のお父さん?おじいさん?は元イギリスの泥棒。
彼が商店街を救うために行ったことがメイン・・・になるお話だったかなあ。
あらすじに惹かれて読んだんだけど、んんん?という感じでした←

『無双の花』(葉室麟/文藝春秋)
・・・戦国無双(ゲームです(苦笑))をやらなければ、読むこともなかっただろうと思うとゲームも無駄じゃなかったか、と(苦笑)
史実・創作に関わらず時代物小説が苦手な私。宮部さんとか、特定の著者しか読めないのですが、こちらは読めたというか、ぎん千代姫に好意的なストーリーで泣かされました。
いや、ぎん千代好きなのですよ・・・ゲームではいちばん使った人の中のひとり。

『無菌病棟より愛をこめて』(加納朋子/文藝春秋)

『鋼の魂』(仁木英之/新潮社)
・・・僕僕先生のシリーズ。
これは薄味な感じでした。

『Another』(綾辻行人)
・・・警戒していたほど怖くなかったし、後味が悪くなかったのでほっとしました←
まあ、途中で判ってしまったというのもあるかも?だけれども。

『東京バンドワゴン』(小路幸也/集英社)
『シー・ラブズ・ユー』(小路幸也/集英社)
・・・バンドワゴンシリーズの2冊。
気になるところで止まってしまったまま、先に進んでいない(苦笑)

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(東野圭吾/角川書店)
・・・こちらは個人的ヒット。面白くてラストはほんわかする。
この前に読んだホテルのヤツを読み返したい。

『女の悩みはいつもマトリョーシカ』(室井滋)
・・・エッセイ?でいいのかしらん。

『水の柩』(道尾秀介/講談社)
・・・こちらはいろいろと胃が痛くなる話でした。
ダム湖が出てくるお話だったかな。

『旅屋おかえり』(原田マハ/集英社)読
・・・こちらは旅に出られない人の代わりに主人公が旅に出るというお話。
涙腺緩みっぱなしで大変でした。読み終わったら温かい気持ちになれること受け合い!
こちらも面白かったです。

『チョコレートと青い空』(堀米薫)
『ピアノはともだち』(こうやまのりお/講談社)
・・・上記2冊は課題図書。

『ダイドーと父ちゃん』(ジョーン・エイキン(エイケンとも表記あり)/冨山房)
・・・エイキンの本を読んだことがなかったのでこれを最初に読んでみたら、実はシリーズものでこれが何冊目?結構先の方の巻だと読後にきづいて凹んだという。
架空のイギリスが舞台のお話。ファンタジーのような現実のような。

忘れかけた頃に。

2012-06-05 21:39:56 | 読書
2011年11月から2012年3月?までの読書覚書き。
twitterに投稿したもの、そのままのものもあり。

『インビジブルレイン』『感染遊戯』(誉田哲也/光文社)
どちらも姫川玲子のシリーズだけども、後者は短編集で姫川の周りの刑事たちが主人公。
前者は長編でポイントは組員の闘争と牧田。で、覚えていられるかしら。
個人的は前者の方が面白かった・・・と思う←既に曖昧(苦笑)


『猫怪々』(加門七海/集英社)
加門さんが飼うことになった猫のエッセイ。

『サウンド・オブ・サイレンス』(五十嵐貴久/文藝春秋)
耳の聞こえない人たちが組んだダンスチームを手伝う高校1年生の子が主人公のお話。
青春!という感じ。さらりと読めます。

『ヒア・カムズ・サン』(有川浩/新潮社)
キャラメルボックスの成井さんと有川さんが、同じ7行のあらすじからそれぞれ独自にストーリーを紡いだもの。成井さんは成井さんというストーリー(たぶんキャラメルボックスを見たことがある人はこれで判るような気がする(苦笑))
ネタバレになりそうなので、どれに似ているとは言いませんが、現代物の方が顕著かな。
個人的には有川さんのストーリーが好み。

『見仏記』(いとうせいこう、みうらじゅん/角川書店)
ぶらり旅篇を見つけて衝動的に手に取りました。今回は愛知も含まれていて、懐かしくなりました。しかし名古屋豊橋間を新幹線移動とは。

『小澤征爾さんと音楽について話をする』(新潮社)
悩んでいたけれども購入して良かった1冊。
小澤さんの言葉に何故かうるうるしてしまう。そして、すごくクラシックが聞きたくなる。

『煙とサクランボ』(松尾由美/光文社)
キーワードはバーと幽霊。探偵(と言っていいものか・・・。まあ、それに近い人)が幽霊。幽霊だってことは冒頭で書かれているので、書いても良いかと。
ミステリーととらえてよいのかわからなけど、謎解きでもあり人情的なものでもあり。

『幻視時代』(西澤保彦/中央公論社)
死んでいるハズの人物が写真に写っていて・・・というような内容だった気がする。
ミステリーもの、で良かったかな。

『水の繭』(大島真寿美/角川書店)
不安定だけど、ゆっくりとした再生の物語(だったらしい)

『卒業』(重松清/新潮社)

『キツネたちの宮へ』(富安陽子/偕成社)
シノダ!シリーズの最新刊。
キツネの嫁入りに迷い込んだシノダ一家のお話。ファンタジー。

読んでいたのか・・・。

2012-05-02 14:36:49 | 読書
どうも半年に1回開く・・・というペースみたいですよ(遠い目)
めっきりtwitterばかりでいけません。

10月以降の読書覚書なんかを。
記憶が定かでないので(こら!)、そのままコピペってところもありますです。


『鍵のかかった部屋』(貴志祐介/角川書店)
読んでいたのか、私・・・! orz。
すっかり忘れて・・・げふんごほん。
ドラマを見ようとして、気がついた時に終わっているという(録画しましょう)
密室トリックもの。

『ドルチェ』(誉田哲也/新潮社)
警察ものの短編集。捜査一課に異動するのを嫌がる女性刑事の話だったかな。
読後感はなんだかさわやかで良い感じでした。もし続きが出るなら読みたい。

『明日ハ晴レカナ曇リカナ』(風野潮/文藝春秋)
次から次に問題が起きて、私だったらとてもじゃないけど頑張りきれないな、と思う。
の割に読後は重くない。
これ、別のタイトルで前編があるハズ。

『帰命寺横丁の夏』(柏葉幸子/講談社)

『心に雹の降りしきる』(香納諒一/双葉社)
香納さん初読み。
やる気があるんだかないんだかいまいち判らない刑事が主人公。
終わりまで気の抜けない展開でした。

『マスカレード・ホテル』(東野圭吾/集英社)
ホテル繋がりで三谷さんの映画がずっとぐるぐるしてた。
ターゲットは思った通りだったけど、面白かった。
久々に再読してみたい。

『ストロベリーナイト』(誉田哲也/光文社)
これもドラマ化されましたね。
姫川玲子という刑事が主人公のシリーズ1冊目。
乃南さんのシリーズの1冊を彷彿とさせるな、と思ったら、想像どおりでしたが、これはこれで面白かったので続きを借りてこよう。

『ゴーストハント7』(小野不由美)
再刊版なのでこれが最終話。
このあとのお話も借りましたが、復刊ドットコムとかで再刊されないかしら・・・。欲しいわ。

『ソウルケイジ』(誉田哲也/光文社)
姫川刑事のシリーズ。
面白かったらしいけどまったく記憶がないのはどうしてだ。
血まみれの手首が事件の発端らしいんだけど、さて・・・。

『緋色の楽譜 上・下』(ラルフ・イーザウ/東京創元社)

『シンメトリー』(誉田哲也/光文社)
こちらも姫川刑事が主人公の3冊目か4冊目(苦笑) 短編集。