奈良散策 第82弾
5月8日朝の散歩のときに撮った写真です。この日はだいぶ収穫がありました。実は、いつものヨシ原に行っても、どうせセッカとオオヨシキリしかいないのだから、この日は別の場所に行こうと思って、いつもの道との分岐点に着いた時に、ふと遠くを見たら、ゴイサギがいました。2月初めから大和郡山で鳥の写真を撮っているのですが、まだ、ゴイサギの写真はちゃんと撮れていませんでした。それで、急遽、いつもの道を行くことにしました。これがよかったのです。おまけで、これも初、コムクドリの写真も撮れました。




いつもコサギが止まって学校みたいになっている広告塔に、この日はゴイサギが止まっていました。これはしめた!と思って、撮っていると、途中でダイサギもやってきました。大きさの比較ができてよいかなと思って、一緒に撮りました。




「ホオアカの畑」と名付けた草原が、最近では「セッカの草原」になっています。スイバの茎に捕まっているところですが、小さくて可愛いですね。




いつものヨシ原に行って、オオヨシキリでも撮ろうかと思って座って身構えていると、ヨシ原の向こうにある木に鳥が止まりました。何だろうと思って、双眼鏡で見ると、コムクドリでした。コムクドリも奈良では初めてです。




木の枝の間を移動しながら、最後はこちらに向かって飛び去ってしまいました。大阪北部では見たことがなかったので、こんなところで出会えるとは・・・。ちょっと興奮しました。



最近はオオヨシキリを見ても撮影意欲があまり湧かなくなってきました。でも、コムクドリを見たので、一応、撮っておこうと思って撮りました。




オオヨシキリも鳴いているとうるさいくらいなのですが、こうやって枝に止まっていると、最初、何だろうと思ってしまいました。


トビが飛んでいたので、慌ててカメラを向けたのですが、どうやってもピントが合いません。NIKON P950は合焦時間が長いのかもしれません。AF合焦時間については以前、測定したことがあります。これをもう一度やってみようかな。

金魚の養魚池が多いせいか、猫(和名はイエネコ Felis silvestris catus)がともかく多いです。この猫はだいぶ離れたところからこちらをじっと見ていました。それで、こちらもじっと見て、にらみ合い状態になりました。結局、にらみ合いに負けて、こちらは移動しました。

これはシオカラトンボ。



畑の縁に植えてあるのですが、この間から何だろうと思っていた木です。この日は撮影してきて家で調べてみました。ジャスミンかなと思ったのですが、雄蕊の感じが違います。結局、ギブアップしたのですが、家族が思い出してくれました。ミカン科のタチバナ Citrus tachibanaです。Wikipediaによると、タチバナのほか、ニッポンタチバナ、ヤマトタチバナという名称で呼ばれているようです。「樹に咲く花」によると、ニッポンタチバナの和名で載っているので、この名を採用しておきます。雄蕊については、「雄蕊は数個ずつ花糸が合着して筒状になる」と書かれていました。まれに自生するそうです。
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