奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

お城まつりと南京玉すだれ

2024-04-03 21:29:54 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1114弾


大和郡山では3月24日から4月7日までお城まつりが開かれています。土日はいろいろな催し物があるのですが、3月30日土曜日には南京玉すだれ実演があるというので、行ってみることにしました。南京玉すだれは話にはよく聞くのですが、実物は見たことがありませんでした。



お城近くの三の丸緑地にはお城まつりのぼんぼりが並んでいました。人がぞろぞろとお城の方に向かっています。





桜を見たのですが、まだほとんど咲いていないですね。



近鉄の踏切を渡るとお城まつりの門が出てきました。





桜を探していたら、満開の木がありました。





道沿いにはずらっと屋台が並んでいます。この何年かコロナと雨で規模が縮小されていたので、こんなに屋台が並んでいるところを見たのは初めてです。



お城に入る入り口にも屋台が並んでいました。





パンフレットには、南京玉すだれ実演は天守台周辺と追手向櫓広場の二か所が書いてあったので、案内所で聞いたところ、追手向櫓広場だというので、極楽橋を渡って広場の方に向かいました。極楽橋からは満開に咲いているシダレザクラがよく見えました。









広場に着くと、何人かの方がもう準備をされていました。



第42代女王卑弥呼も並んで見ています。



予定より少し早く10時40分ごろから実演が始まりました。南京玉すだれというのはこんなものです。





「アさて アさて アさて さて さて さて さては南京玉すだれ」という昔ながらの音頭で始まりました。



初めは釣り竿です。



これは瀬田の唐橋だそうです。



そして、箱根の関所。



炭焼き小屋。



歌詞に合わせて次々に形を変えていきます。皆、楽しそうに演じておられます。これは茶店の看板。



これは阿弥陀如来か釈迦牟尼かの後光。



そして、これは白帆。



万国旗。



最後はしだれ柳。これで歌詞の1番から7番までが終わりました。あんな竹の束からいろいろな形ができるのは本当に不思議です。まだまだ続くのですが、少し長くなるので、次回に回します。

雑談)今日は29日に採集したハナアブの顕微鏡写真の整理をして、もう一度、検索をやり直してみました。何度か試みたのですが、昨日、予想していたCheilosia属ではなく、今回はハナアブ科ハナアブ亜科タマヒラタアブ族のChrysogaster属になりました。検索自体は確かそうなのですが、なんせアメリカの本の検索表を用いているので、果たして日本のハナアブに適用できるかどうか心配です。もう少し論文を探してみようと思っています。