奈良散策 第1113弾
3月30日朝は黄砂で遠くが霞んでいたのですが、とりあえず金魚池周辺の散歩に出かけました。枚数がちょっと多いのですが、まとめて出しておきます。
この間、ゼニゴケについて聞かれたので、金魚池周辺で探してみました。やはりありました。
雄株の雄器托やカップ状の無性芽器も見えています。
その横にあったコケです。昨年、調べてコツリガネゴケかなと思ったのですが、どうだかよく分かりません。もう一度、調べてみようかな。
これはムクドリ。
ユキヤナギが咲き始めていました。
畑の中にいたヒバリです。結構、近くにいたのですが、意外に逃げません。
水を抜いた金魚池に足跡がありました。これはたぶん、サギの足跡。
そして、これはカメの足跡。
これはハクセキレイの後ろ姿。
民家の玄関でチューリップが綺麗に咲いていました。
これはハシブトガラス。大和郡山はハシボソガラスが多いのですが、この辺りはなぜかハシブトガラスがいます。ハシブトガラスは澄んだ声で鳴くと言われるのですが、まさにその通りでした。
「猫広場」の裏にいた黒猫です。この猫は最近よく見かけます。
これはツグミ。
ため池の近くでアケビの花が咲いていました。雌花と雄花が見えます。にょきっと出ているのが雌花です。
これはカシラダカ。
そして、これはホオアカ。
これはツルニチニチソウ。よく見ると、アブラムシがいっぱいついています。今度、撮りに行こうかな。
いつものため池に着きました。本来なら正面に金剛山と大和葛城山が見えるのですが、この日は黄砂でまったく見えません。
ため池にはホシハジロがいました。
ヒバリが鳴きながら飛んでいたので、撮ってみました。
これはスイセン。黄房水仙というのかな。
これはカワラヒワ。
水を抜いた金魚池で変わった足跡を見つけました。いったい何でしょうね。
この足跡は小さいのでセキレイのかな。
これは貝が移動した後。
そして、タウナギもいました。
最後はハナニラの花でした。
雑談)3月29日に撮影したハエを調べてみました。採集してそのまま冷凍庫に入れておいたのですが、検索が久しぶりだったので、悪戦苦闘でした。科の検索には「絵解きで調べる昆虫」と「原色日本昆虫大図鑑」の検索表を使ってみました。偽脈がはっきりしなかったのですが、翅脈が似ているので、結局、偽脈があることにしてハナアブ科にしました。次は、MNDというアメリカの本に載っている検索表を用いて属の検索をしました。最終的には、Cheilosia(クロハナアブ)属ということになったのですが、まだ、確信が持てません。顕微鏡写真を撮ったので、もう少し検討してから出すことにします。