X-Plane11.11にはデフォルトで単発プロペラ機、セスナ・スカイホークがありますが、従来の計器の機体とともに、ガーミン社が出すGPSがついた統合型フライト・ディスプレイ・システムG1000を搭載したグラスコックピットの機体が用意されています。
X-Plane11のデフォルト機体には依然からG1000の画面がある機体が出ていましたが、ほとんどの機能がダミーで、まるで使えませんでした。しかしこのほどX-PlaneのG1000が本格的に使えるようになり、シミュレーターのゼネラルアビエーションにも新しい風が吹きつつあります。
G1000は非常に多機能で、使いこなすのは最初は大変かもしれません。X-Planeが用意したG1000のマニュアルは英語で133ページあります。今日はそのなかの代表的な機能を使って飛んでみたいと思います。
新規フライトを選びます。
セスナ・スカイホーク(G1000)を選びます。
機体の塗りわけは右上の選択肢から選べます。左下では重量などの設定、故障の設定、右下ではエンジンをかけた状態でスタートするかどうかの選択をします。今日はエンジンが止まっているコールド・アンド・ダークの状態からスタートします。
重量などの設定をします。デフォルトを選択します。これで巡航で3時間38分飛べます。今日のフライトには十分です。
故障の画面です。左下をクリックしてすべての故障を直し、メンテナンスをしておきます。
飛行場を選びます。神戸空港、ICAOコードでRJBEです。ランプCからスタートします。
気象は快晴、時刻は昼間にします。設定が終わったらフライト開始をクリック。なお、気象と天気は詳しくはカスタマイズをクリックして設定します。
天気設定の画面です。CAVOKにすると飛行には良い天気です。手動設定にすると自分で天気を設定できます。ネットから天気をダウンロードするときはここを直します。
時刻の詳細画面です。月日を変えると日の出、日の入りの時刻が変わります。
ではフライトの開始です。神戸空港のランプCでエンジンが止まった状態から始めます。
扉は開きます。フライトの画面の右上にこのようなアイコンがあります。赤枠の右側が各種設定、左側が地図です。
扉の開閉はショートカットキーで設定します。上の写真の右側のアイコンをクリック。設定の画面が出てきますからキーボードを選び、続いてドアを選びます。ドアの1番の閉まる、開くをショートカットキーで設定します。
またシミュレーションの速度を変えることができます。シミュレーター速度の疑似を選びます。1倍、2倍、4倍と変わります。ただし、パソコンの性能が追いつかないと設定しても実際の速度は上がりません。また画面をあまりにも細かくしすぎると、1倍でもシミュレーション時間の進行が実時間より遅くなります。一方、対地速度だけ早くすることができます。その下のコマンド、対地速度のシミュレートです。ただ、対地速度だけを上げるとコースの変針点で自動操縦が追いつかなくなり、飛行が大混乱になることがあります。
では操縦席です。操縦かんを消すことができます。操縦かんの根元をクリックします。
操縦かんが消えました。
電源を入れる前のチェックです。左の長いバーはパーキングブレーキです。これはパーキングブレーキがオンの状態です。スロットルとミクスチャーは一杯に引かれています。トリムは中央、燃料タンクは左右両方からの燃料供給になっています。
ではマスターバッテリーをオン、続いてその右側のアビオニクスもオン。
先ほどの飛行の画面の右上に出るアイコンで、2重丸のものが地図だと紹介しました。そこをクリックして地図を出します。地図の真ん中に飛行機の現在位置が来ていると思います。もしずれていたら地図左上の縦長のメニューで一番下の2重丸をクリックすると当機が地図の真ん中に来ます。さらにその上にプラス、マイナスのマークがありますから、プラスを押して地図をズームインします。そして空港の真ん中あたりをクリックすると空港の情報が出てきます。そしてタブから詳細を選びます。すると空港の標高、周波数、METARなどが出てきます。ATISを聴いてみるのでATISの番号を控えます。128.08MHz。QNHは29.92インチです。
では早速操縦席のG1000の設定をします。左右で計2つついています。アビオニクスの電源を入れると起動するはずです。まず音声通信用の周波数の設定です。左右のG1000の間にあるオーディオパネルでCOM1を選びます。そして左側のG1000の右上がCOM1の周波数の設定です。ここに121.07を入力します。COMと書かれたつまみの外側がMHz、内側がKHzの設定で、スタンバイ周波数に設定が行われますから、その上の左右の矢印のボタンをクリックしてアクティブ周波数にします。このデフォルト機体では小数点3桁目は切り捨てになっています。これで神戸空港のATISが聞こえるはずです。
ではフライトプランの入力です。右側のG1000で行います。最初どんな画面になっていてもCLRボタンを押すとデフォルトの地図の画面に戻ります。そしてフライトプラン、FPLをクリック。
今まで入っていたフライトプランを消去します。MENUを選び、FMSと書かれた二重のつまみの外側をクリックしてフライトプランの消去を選びます。そしてENT。
なお、G1000の画面をクリックするとG1000がポップアップしますので、そのほうが入力しやすいかもしれません。ポップアップ後のG1000は、右上をクリックすると独立したウインドウになり、左上をクリックするとポップアップが消えます。
では新しいフライトプランを入力します。最初は出発空港/到着空港の両方に現在の場所、RJBEが入っています。
まずFMSのボタンの真ん中をクリックします。ボタンを押したことになります。これでカーソルが反転し、入力モードになります。もしこの画面で最初からカーソルが反転していたら、FMSボタンの真ん中はクリックしないでください。逆に入力モードが終わってしまいます。続いて2重のつまみの外側をクリックしてカーソルをRJBEの下にもっていきます。もしここで2重のつまみの内側をクリックしてしまうとアルファベットの入力が始まってしまいますから、そういうときはCLRを押し、改めて外側のつまみをクリックします。続いて内側のつまみを動かして最初のポイントを入力します。最初というか今回はひとつしかポイントがないのですが、それがHGEです。広島空港にある本郷VORです。入力の仕方ですが内側のつまみを動かすと最初の文字はKが出てきます。Kを真ん中にアルファベット順に並んでいますから、内側のつまみをクリックしてHを選びます。続いて外側のつまみを一つクリックしてカーソルを2番目の文字の位置にします。そして内側のつまみをクリックして文字を選びます。2番目はGです。Gを選んだら再び外側のつまみを一つクリックして3番目の文字の位置にします。そして内側のつまみをクリックして文字を選びます。3番目はEです。こうしてHGEが入力されました。そうしたらENTをクリックしてHGEを確定させます。最初はえらく大変かもしれませんが、実際につまみがついている機械でやればあっという間に入力できますし、マウスも慣れればさほど大変ではありません。
一つ目のポイントを入力すると入力モードのままで、自動的にカーソルが2番目のポイントの位置に来ていると思います。ここに到着地の空港を入力します。RJOA、広島空港を上と同じように入力します。
こうやってHGE、RJOAを入力しました。
次にSID(デパーチャー)を設定します。PROCをクリックし、FMSのつまみの外側をクリックしてデパーチャーの選択を選び、ENTを押します。
KCE2を選んでENT。
続いて離陸滑走路を聞いてきますからRW09を選んでENT。
さらにトランジションを聞いてきますからWASYUを選んでENT。
これで離陸滑走路、デパーチャー、トランジションが選ばれました。改めて、ロードするかと聞いてくるのでENT。
そしてG1000上の地図にコースが表示されます。
続いてSTAR(アライバル)も入力。PROCを選び、FMSのつまみの外側をクリックしてアライバルの選択を選びます。ENT。
HGEアライバルを選択してENT。
トランジションもHGEを選択。ロードするかと聞いてくるのでENT。
そしてアプローチを選びます。PROCをクリックし、FMSのつまみの外側をクリックしてアプローチの選択を選びENT。
ILS10を選んでENT。
トランジションはVECTORSを選んでENT。
これでアプローチが選ばれました。ここで進入のミニマやILSの周波数も設定することができます。するとロードするかアクティベートするかを聞いてきますから、ロードを選びます。デフォルトでロードにカーソルが来ますからそのままENTすればよいのですが、もしアクティベートにカーソルがあったら、FMSの外側のつまみをクリックしてロードのほうにカーソルを動かしてENT。ちなみにアプローチをアクティベートすると、現在位置からアプローチの最初のポイントまでのすべてのポイントが消えてそこまで直行になります。
こうして今日のすべてのコースが入力されました。G1000の地図の縮尺はレンジのつまみをクリックして調整します。また入力モードにしてFMSのつまみの外側をクリックしてカーソルを動かしていくと、それにつれて地図上のコース表示も動いていきます。コースが正しく入力されていることがわかったらFMSのつまみの真ん中をクリックして入力モードを終了。
では左側のG1000のPFDを設定します。PFDの右上に高度を入れます。今日は10000フィートで巡航するので10000を入力。高度を入力するつまみはG1000の左下にあります。
続いてQNHを入力。BAROと書かれたつまみを動かします。2重のつまみの外側です。29.92。
CDIをGPSにします。まずG1000の下側のボタンで、CDIの下に位置するボタンを押します。これはナビゲーションをどのデータで行うかの設定で、NAV1、NAV2、GPSから選べます。GPSにすると先ほどG1000に設定したコースを飛びます。NAV1に設定したILS周波数でILS進入をするときは、CDIをNAV1にします。
ヘディングの設定です。ヘディングを動かすつまみは左側にあります。
なお、ILS進入の時は周波数を通常、NAV1に入れます。NAV1はG1000の左上に入力欄があります。NAVのつまみを動かしてスタンバイ周波数に入力し、左右の矢印のボタンをクリックしてアクティブ周波数にして受信します。
続いてトランスポンダの設定です。G1000下側のXPDRに対応したボタンをクリック。
さらにCODEに対応したボタンをクリック。
これで4ケタのスクウォークを入力。すぐ上に表示が出てきます。終わったらBACK。
そしてスタンバイ(STBY)にしておきます。表示もSTBYになります。そしてBACK。これで最小限、必要な入力が終わりました。
では出発します。扉を閉めます。
ATISの音声を止めます。COM1をクリックして音を消します。
A
エンジンをかける時はアビオニクスを必ずオフにします。そしてビーコン灯をオン。
ミクスチャーとスロットルを両方奥まで押し込みます。
燃料ポンプをオンにすると燃料計が上がって止まりますので、1秒ぐらいでオフに戻します。これでシリンダーの中に燃料が入ります。
燃料ポンプをオフにすると燃料のフローはゼロになりました。
スロットルを全部戻してから少し押し込みます。
マグネトーをスタートにします。すぐにエンジンがかかると思います。
マグネトーは自動でBOTHに戻ります。
オイルが回り始め、エンジンの回転数も上がっていきます。オイルの温度と排気温度(EGT)も上がっていきます。
オルタネーター(発電機)オン、改めてアビオニクスをオン。NAV灯、TAXI灯をオン。
右側のG1000でFPLをクリックすると地図とフライトプランが出てきます。フライトプランにはマジェンタ(赤紫色)の小さい矢印が見えます。これがこれからGPSが誘導するレグです。この矢印のレグに機が誘導されます。通常はフライトプランの最初のレグですが、これをほかのレグ、たとえばもっと先のほうのレグに変えることもできます。FMSのボタンの真ん中をクリックして入力モードにし、FMSのつまみの外側をクリックして目的のレグにカーソルを合わせます。そして下からACT LEGを選びます。するとそのレグに機が誘導されます。
ここで紛らわしいのがレグに誘導するのと、ポイントに誘導するの違いです。ここで選んだのはレグです。レグというのは初めと終わりがある線のことで、そこに誘導するというのはその線のどこかで交わるように飛ぶということです。一方ポイントに直行するというのは現在位置とポイントの間を最短距離で飛ぶということで、その場合はカーソルをそのポイントに合わせ、FPLボタンの上にある、漢字の中の字を横に倒したようなボタンを押します。これが直行で、確認でENTを押すとこのポイントに直行します。
フラップを1段下げます。
パーキングブレーキをオフ。
東向きに離陸します。TAXI開始。
途中で止まってエンジンのランナップをします。パーキングブレーキをオン。
スロットルを押しこんでエンジンを2200回転にします。なおこの機はプロペラピッチが固定です。燃料フロー、エンジンオイルの圧力、エンジンオイルの温度、排気ガスの温度、計器類を操作するためのバキューム、左右のタンクの燃料の量、電圧など正常。
続いてマグネトーを左、右にして回転数の低下が小さいことを確かめます。
燃料タンクの選択スイッチは中央。
ランナップが終わり、滑走路に向かいます。今日は滑走路が長いので、途中から離陸します。
左側のG1000でトランスポンダを選択。
トランスポンダをALTに。
さらにタイマーを選び、スタート。なお、現在時刻はG1000の右下に出ています。現地時間で9時12分。
滑走路に出ました。着陸灯、ストロボ灯をオン。
離陸です。あっという間に空に浮かびます。頭が上がりすぎて速度が下がらないようにピッチを安定させて上昇します。トリムを取ります。離陸後右旋回です。G1000の上のほうには変針点手前になるとあと何秒でどの方位に旋回するかが出てきます。ここでは12秒後に右旋回で方位244度。
神戸空港を離陸しました。
オートパイロットを入れます。まずAPボタンを押します。するとAPボタンを押した時のピッチと機の左右の傾きが維持されます。続いてFD、NAVをオン。フライトディレクターがオンになり、NAVモードで飛びます。ここでNAVは先ほど左側のG1000のCDIでGPSを選択しておきました。ですから入力したフライトプランに沿ってGPSの誘導で飛んでいきます。
G1000の中央、上にオートパイロットの状況が表示されます。APと出ていますからオートパイロットが働いています。右側は縦方向の誘導で、現在のピッチを維持するということでPITと出ています。左側は横方向の誘導で、現在の機の左右の傾きを維持するということでROLと出ています。しかしその左側に白字でGPSと出ています。この後、横方向はGPSによる誘導に変わります。フライトディレクターはハの字型です。
縦方向の誘導はこのあと、上昇率を調整します。オートパイロットのVSボタンをクリック。機の速度を見ながら機首を上げる、下げるをクリックして上昇率を調整します。
現在、横方向はGPSで、縦方向は毎分700フィートの上昇でオートパイロットが操縦しています。そしてその上のマジェンタのところが現在飛んでいるレグで、次のポイント(INTC)まで4.4マイル、234度。
離陸後、右旋回中です。
フラップを上げます。
西向きのコースになりました。G1000のHDGつまみを動かすとHDGの数字が変わります。またつまみを押すと現在の方位にHDGの数字が合わされます。
神戸空港、六甲アイランド、六甲山がよく見えます。
ここでシミュレーション速度を上げてみます。先ほど設定したショートカットキーを使います。いま、2倍の速度でシミュレーションが進行しています。
左側のG1000でもフライトプランを表示させることができます。FPLボタンを押します。マジェンタの矢印のあるところが現在飛んでいるレグです。最初から入力モードになっていますから、FMSのつまみの外側をクリックしてたとえばWASYUを選び、FPLボタンの上にある直行ボタンを押し、さらに確認でENTを押すと、WASYUポイントに直行になります。
地図の縮尺はRANGEで変えます。
淡路島の北を飛んでいます。
順調に上昇して10000フィートに達しました。G1000にセットした高度です。自動的にこの高度で水平飛行に切り替わります。引き続き加速します。
エンジンは2580回転で回っています。
速度計は106ノット程度で加速が止まりました。この速度はIASといって、上空で空気が薄くなることで表示速度が下がるという現象を補正していません。その下にTAS 123KTとありますが、これが補正をした速度で、このTASが大気に対する機の本当の速度です。123ノット出ています。
ではミクスチャーの調整をします。上空では空気が薄くなるので、エンジンに入れる燃料の量も減らして効率的にエンジンを回します。ミクスチャーの棒を少しづつ引いていきます。
すると排気温度(EGT)がいきなり上がっていくポイントがあります。そうしたらさらに小さく引いて、最もEGTが高くなるポイントを探します。
そこからさらにわずか引きます。するとわずかにEGTが下がります。そのミクスチャーで巡航します。燃料の消費量はFFOW GPHで5.3、すなわち1時間当たり5.3ガロン。先ほど上昇中はミクスチャーを奥まで押し込んでいて、この数値が高度10000フィートで10.7でした。
順調に巡航しています。離陸後約19分。
左手に淡路島が見えます。
前方に小豆島、四国が見えます。
巡航中の地図とフライトプランの様子です。
香川県の高松の北側を飛んでいます。
瀬戸大橋上空を飛んでいます。
そろそろ降下の準備をします。4100フィートまで降下します。高度のつまみを動かして設定します。
まもなく広島空港上空です。本郷VOR(HGE)はすぐそばです。
HGEの4マイルほど手前から降下を始めました。オートパイロットのVSを選び、機首を下げるのボタンをクリックして降下率を毎分700フィートとしました。横方向は引き続きGPSで飛んでいます。速度が上がりすぎたらスロットルを引いて速度を抑えます。
HGE上空です。空港の南西方向に向かいます。速度が上がりすぎたらスロットルを少し戻します。
ミクスチャーは再び奥まで押し込んでおきます。
広島空港の直上です。
今日のアプローチです。広島空港ILSRWY10。ILS周波数は108.7、コース098度、識別符号はIHG。MISENで4100フィートで、そこから東進してファイナルアプローチフィックスがMACKYで3600フィート。決心高度が1272フィート。地上の標高は1072フィート。ゴーアラウンドは滑走路方位をまず直進して高度1600フィートでHGEの104度に右旋回してBINGOへ。高度3300フィート以上で左旋回です。ゴーアラウンドコースもGPSに入っています。
ではNAV1にILS周波数をセットします。識別符号IHGをすでに受信しています。
音で聴くときはオーディオパネルのNAV1を押します。
既に4100フィートまで下りてきました。右旋回で北に向かうポイントまで2.7マイル。
右旋回です。MISENに向かいます。高度は4100フィート。
アプローチはMISENから始まります。そこでアプローチをアクティベートします。右側のG1000でPROCをクリックし、FMSのつまみの外側をクリックしてアプローチのアクティベートを選び、ENT。
MISENに直行し、MISENからアプローチを飛びます。
引き続きGPSで飛んでいます。MISENまで6マイル。高度は4100フィート。ファイナルアプローチフィックス(faf)のMACKYからグライドスロープによる降下が始まります。その高度が3600フィート。自動的にPFDの右上に3600フィートと出てきます。
ではここでCDIをNAV1に切り替えます。ILSの電波による誘導です。G1000画面上のオートパイロットの指示のところはGPSからLOC、すなわちローカライザーに変わりました。またグライドスロープの目盛のウインドウが出てきます。上にGと出ていますが、まだ信号を受信していないと出ています。またコースは自動的に098度になっています。
ローカライザーへの会合が始まりました。高度の設定は自動的に3600フィートになります。
ではMACKYに向けて高度3600フィートまで降下します。オートパイロットのパネルからVSを選び、降下率をとりあえず毎分700フィート程度にします。
フライトプランにはゴーアラウンドのコースも最初から入力されています。
3600フィートまで下りてきました。ローカライザーによる横方向の誘導が行われています。まだグライドスロープの針は降りてきていません。オートパイロットのパネルでAPRボタンをクリックします。
グライドスロープの針が下りてきました。オートパイロットはグライドスロープ(GS)がARMされています。正面に滑走路が見えます。
最終進入が始まりました。
減速しながらフラップを下げていきます。
高度の設定をゴーアラウンドの3300にしておきます。ローカライザーとグライドスロープに乗ってオートパイロットで飛んでいます。
ゴーアラウンド後のBINGOでの旋回待機まで入っています。
ごー
最終フラップ。
まもなく着陸です。今日はオートパイロットをオンにしたまま着陸します。
滑走路の末端を過ぎたらゆっくりスロットルを引いてアイドルにします。失速速度は45ノット程度ですからそれぐらいまで減速させると頭を上げて着陸します。
着陸しました。
広島空港に着きました。
フラップを上げます。
滑走路を出ました。着陸灯とストロボ灯をオフ。
トランスポンダをスタンバイに。
タイマーをオフ。飛行時間は1時間26分でしたが、タイマーはなぜか時間のところがゼロのまま。
駐機場に到着です。ミクスチャーを引いてエンジンを止め、マグネトーもオフに。
灯火、アビオニクス。オルタネーター、バッテリーをオフ。
地図上には飛んだコースが示されます。
ということで無事に広島まで飛んできました。ゼネラルアビエーションのセスナにもG1000が装備されて、X-Plane11のフライトはより楽しくなりそうです。
(おわり)
着陸時にエレベータのトリムタブ?が下・上向きになってダッチロール?みたいに不安定な動きで制御出来なくなるのですがどうすればいいんでしょうか?