フライトシミュレーターの世界

経済アナリスト藤原直哉の、趣味のフライトシミュレーターのページです。主にX-Plane、PSXを飛ばしています。

X-Plane11の改良B737-800で高知から伊丹まで(2)

2017-02-07 21:33:22 | 日記

引き続きX-Plane11の改良B737-800で高知から伊丹まで飛んでいます。

FMCの画面です。引き続き上昇を続けています。マジェンタ色(赤紫色)になっているポイントが現在向かっているポイントです。ここではOK32C。方位は138度で距離は13マイルです。 

速度の設定は250ノットになり、現在250ノットで飛んでいます。快調に上昇中です。

MCPにある方位のつまみですが、外側と内側の2段になっています。内側の小さいつまみが方位の設定です。外側の大きいつまみが旋回する時に機体を傾ける最大の角度の設定です。通常は一番右の30度にしておきます。

FMCのメッセージはこれまで残しておきました。消す時にはCLRボタンをクリックします。

消えました。忘れないようにしておきます。

雲のなかに入りますので防氷装置をオンにします。3つのつまみを下に倒します。

雲のなかです。

10000フィートを越えました。設定速度が自動的に290ノットに上がっていきます。いきなり上がると高度を下げて速度を上げてしまうので、徐々に上がっていきます。

地図上に飛行の様子が示されています。機体をクリックすると機体の状況が表示されます。

10000フィートを過ぎたので着陸灯をオフ。

エンジンのスターターもAUTOに戻します。

与圧計も正常に動いています。機体の内外気圧差は3.2気圧。客室高度は2500フィート。客室高度の上昇率は毎分500フィートです。

290ノットで上昇を続けます。14000フィートを越えました。

高度計をSTDにセットします。

右席も同じようにセットします。

290ノットで上昇していきます。

地図を見ると機体が進路に対してやや左を向いています。これは左からの強い風による偏流角です。

シートベルトサインをオフ。

雲を抜けたので防氷装置をオフ。

そしてFL190の巡航高度に到着。設定速度は300ノットに上がります。

しかしオートパイロットの表示はまだ巡航になっておらず、バグです。離陸後8分。300ノット、FL190。オートパイロットで飛行。風は309度から66ノット。対地速度406ノット、真大気速度393ノット、次のポイントはBECKY。距離が18.3マイル、そこまでの飛行予定時間は2.7分(2分42秒)です。

地図で伊丹空港を出します。滑走路の端をクリックするとILSの周波数が表示されます。110.10MHz。自動的に無線機に周波数をセットしてくれます。NAV1とNAV2の両方をセットしますから両方をクリックします。

FMCのNAVRADボタンをクリックすると無線周波数が出てきます。NAV1とNAV2にこのようにセットされています。

しかしILS進入の方位はマニュアルでセットしなければなりません。322度にセットします。なお実際は周波数と方位のセットは無線機とMCPに手動で行います。

さてここから厄介なバグです。巡航速度は300ノット/マッハ0.80となっているので、300ノットで速度が落ち着くと今度はマッハ0.80まで加速しようとします。このときはマッハ0.80の時の速度(IAS)が365ノットで、自動的に365ノットに加速しようとします。しかしこの速度は機体の限界速度を越えますからここまで加速させてはいけません。オートスロットルを切ったりSPEEDボタンを押したり、スロットルを手動で戻したりして何とか速度の設定をマニュアルで300に戻します。

オートパイロットは巡航になっていますが速度が365ノットに上がろうとしています。

速度の設定を300ノットにして改めてオートスロットルを入れてSPEEDボタンを押します。すると何とか300ノットに収まってくれました。

速度が300ノットに戻っていきます。

速度が300ノットに落ち着いたら改めてVNAVボタンを押します。

あっという間に降下開始地点が近づきます。オートブレーキを2にしておきます。

MCPの高度を3500にします。この高度からILSで降りていきます。

LEGSページを見ます。BECKYは過ぎました。IZUMIまであと49マイル。まだFL190で巡航しています。

しかしIZUMIでは12259フィートまで降下している計算です。ということはIZUMIの前で降下を開始しないとなりません。そしてIKOMAでは3500フィート。

ここで伊丹のATISの受信が始まりました。QNHは2989。

雲の上を飛んでいます。

よく見るとND上に緑色の丸が見えます。これが自動的に計算された降下開始地点です。

降下開始地点のすぐ手前から降下が始まりました。離陸後15分。速度は降下速度の290ノットに減速しました。IZUMIまで26マイル。

MCPは引き続きVNAVとLNAVです。

FL140をすぎました。QNHを2989に設定します。

右席も設定します。

エンジンはアイドルです。燃料はまだ20.2トン残っています。

シートベルトサインをオン。

再び雲のなかに入りますから防氷装置をオン。

これからARCと言われる曲線のコースに入ります。

ここでILSの電波を受信しました。モールス符号がISKと鳴っています。まちがいなく伊丹のILSの周波数です。

まもなく10000フィートです。設定速度が240ノットに下がります。

減速が間に合わないのでスピードブレーキを引きます。

減速度が上がります。

着陸灯をオン。

エンジンのスターターを連続イグニッションに。

スピードブレーキを一度戻します。

速度は240ノットですが降下率が次第に落ちてきました。これでは着理に間に合いません。

さてここからFMCに出ていたIKOMAで3500フィートに到達できないというメッセージの区間に入ります。V/Sボタンを押して降下率を手動で設定します。2200フィートで降下するようにセットしました。

V/Sボタンを押すとVNAVが自動的に解除され、速度もマニュアルでセットするようになります。240ノットで飛びます。左旋回で滑走路方位に向きますので方位を322度にします。

ND上にも滑走路が出てきました。引き続き毎分2200フィートで降下中です。

MIDOHまでに3500フィートに降下します。

降下率が高いので速度が上がってきてしまいます。

スピードブレーキを引きます。

さらに降下率を上げます。毎分2800フィート。

スピードブレーキをさらに引きます。

それでも速度は250ノットほどで、MIDOHに向かって急速に降下していきます。風は向かい風14ノット。

まもなくMIDOHです。あと2マイル。

高度は3500フィートに近づいてきました。APPボタンをオン。

MIDOHの手前でILSの電波に乗って降下が始まりました。ほぼコースの真ん中にいます。オートパイロットは1チャンネルのみでSINGLE CHと出ています。

MIDOHを過ぎました。速度の設定を180ノットにします。

スピードブレーキを引いて減速していきます。

NDもILSの表示にします。

ゆっくり減速していきます。それに合わせてフラップを出していきます。

180ノット近くまで減速したら引き続き142ノットまで減速します。最終進入速度です。そして右側のオートパイロットもオン。2つのオートパイロットをオンにして降りていきます。

フラップ15度、ギアダウン。

スピードブレーキを戻します。そしてARMします。ARMは以前のブログで紹介したようにデフォルトでキーボードの数字の4を押します。3を押すと解除になります。

ところがこれもバグでしょう。着陸が近づくと右側のオートパイロットが自動的に外れました。シングルでの着陸に戻ります。自動着陸はできません。

スピードブレーキ(スポイラー)がARMされると下の赤枠のところに緑色のランプが点灯します。そして電波高度計が動いています。黄色の枠のところです。

ここでQNHが変更になりました。2894です。

左席のQNHを変更します。

右席のQNHも変更します。

そうそう、ゴーアラウンドの高度の設定を忘れていました。本当はMIDOHでILSに乗って高度を降ろし始めた直後に設定します。

ゴーアラウンドは5000フィート以上です。

最終進入速度まで減速し、正面に滑走路が見え、順調に降下を続けています。

ILSの電波を受信し続けるかモールス符号をずっと聞き続けてきましたが大丈夫なようです。NAV1の音をオフにします。

そしてしばらくすると、何と左側のオートパイロットも自動的に切れてしまいました。バグでしょう。自動着陸はできません。手動で着陸です。

オートスロットルもオフにします。

マニュアルで着陸します。

着陸。スポイラーが自動的に展開。エンジンはリバース(逆噴射)。

順調に減速していきます。離陸後28分。予定が25分でしたから3分延です。

80ノットでエンジン・リバースを解除。マニュアルブレーキで止まります。

滑走路上に止まりました。

こうして無事高知から伊丹に飛んできました。まだバグがあって改良が進むと思いますが、とりあえず今の段階でもそこそこ飛べると思います。

どうぞ楽しんでください。

(おわり) 


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