フライトシミュレーターの世界

経済アナリスト藤原直哉の、趣味のフライトシミュレーターのページです。主にX-Plane、PSXを飛ばしています。

X-Plane11のEclips 550 NGで関西から福岡まで(2/3)

2017-04-15 14:34:36 | 日記

引き続きX-Plane11のEclips 550 NGで関西から福岡までのフライトを準備しています。

フライトタイマーのオン、ストップ、リセットもここでできます。

フライトタイマーが動いている様子です。

トランスポンダの数字と状態も上のほうに表示されます。クリックするとトランスポンダのオンオフもセットできます。CODEをクリックすると4桁の数字を入力できます。VFRをクリックするとあらかじめ設定しておいた有視界飛行の時の数字などをセットすることができます。

ここではトランスポンダをスタンバイからグランドにしておきます。

VFRを選んでみます。

すると1200が表示されます。元の数値に直しておきます。

画面左上はオートパイロットの状態です。左が左右の動き、右が上下の動きです。

ここをクリックすると下のメニューにオートパイロットのメニューが出てきます。左からオートパイロット、フライトディレクターのオンオフに続いて左右、上下の動き、そしてナビゲーションのソースの設定です。

オートパイロット、フライトディレクターをオンにするとボタンの色が変わります。

左右方向の設定はヘディングとNAVが使えます。TRKはこのソフトでは使えません。

上下方向の設定は上昇降下率、速度、高度保持、アプローチ、ノーズダウン、ノーズアップの設定ができます。

ナビゲーションのソースを選択すると先ほどと同じようにSKYVIEW、NAV1、NAV2の選択ができます。

エンジン計器です。上からN1、N2、低圧タービンの入り口の温度、出口の温度、そして燃料の量、燃料流量、電源の電流、電圧が表示されます。特に燃料の量と電圧を確かめます。燃料の量の単位はメニューから変えることができます。

GTN750の最初の画面からユーティリティーを選びます。

先ほどはフライトタイマーの設定を行いました。今回はチェックリストを選びます。

するとこのようなチェックリストが出てきます。チェックリストというよりプロシーデュアリストです。フライトの各フェーズごとに出てきて、クリックしてチェックを入れることができます。

続いてグレアシールドです。左側の赤枠で囲ったBAROのつまみはQNHの設定です。このつまみを押すと29.92の標準設定になります。続いて大きな赤枠のなか、左上がヨーダンパー、その下がオートパイロット、その右上ATSはオートスロットル、その下がフライトディレクター。その左のSPDというつまみが速度の設定、その右上のNAVがGPS、NAV1、NAV2を使って飛ぶ設定、その下がアプローチ。このボタンはRNAVアプローチの時にも押します。その右上がヘディング、その下がヘディングの設定。その右上が速度一定で高度を変えるとき。その右が上昇率、降下率の設定で、その右上が高度一定、その下のつまみが高度の設定です。オートパイロットのスイッチの下にはギアとフラップの表示が出ます。

では引き続き出発準備を続けます。窓の上のほうにエンジンのスイッチがあります。左右ともオフ。

スタートバッテリーと発電機はオフ。

スロットルはアイドル

パーキングブレーキは引いた状態、オン。

ギアレバ、ダウン。

ギアはダウン3グリーン。

灯火、防氷装置はNAVライト以外オフ。

フラップは離陸位置T/Oにします。電動です。

フラップ位置T/Oの表示が出ます。

ラダーを確かめます。サーキットブレーカーはすべてダミーです。

舵の動きを確かめます。

離陸トリムをセットします。

ひとつのチェックリストが終わると次のチェックリストに進むことができます。

ではメニューを開いてドアを閉めます。地上電源、GPUはつけたままにします。これを使ってエンジンを始動します。

ドアが閉まりました。

酸素のコントロールをオン、そして酸素マスクをAUTOに。酸素ボトルの圧力を確認。

キャビンエアーをノーマルに。

発電機は左右ともオフ。

ライト、警報装置をテスト

ELTはARM

ではエンジンの始動に入ります。ビーコンをオン。

ATISを受信しています。QNHは3003。

QNHを合わせます。

エンジンスタート前のチェックリストです。

スタートバッテリーをオン。

右側のエンジンスイッチをオン。

自動的にエンジンが起動していきます。

続いて左側もオン。

左右のエンジンが正常に起動しました。

左右の発電機をオン。

メニューを出してGPUをオフ。

地上走行できる状態になりました。

天気が良いので防氷装置はとりあえずオフ。

タクシー灯をオン。

パーキングブレーキをオフ。

では地上走行を開始します。

RWY06Lに近いところから出発しましたのでJ4、Y誘導路を通って06Lまで行きます。

関西空港の俯瞰図です。06Lを離陸して西に飛びます。この図はデパーチャやアライバルの方向がわかるので便利です。

今日のデパーチャです。離陸後左旋回で神戸沖、淡路島の北の端を飛びます。

オートパイロットのボタンはすべてオフ。

滑走路端に来ました。AIの到着機があります。

トランスポンダーをオン。

着陸灯、ストロボ灯をオン。

AI機が滑走路上に止まってしまっているときは手動でどけることができます。X-Plane11の地図を開き、当該機をクリック。

色が変わりますから引き続きマウスでクリックしてドラッグすると位置が変わります。

離陸のチェックリスト。

フライトタイマーをオンにします。ユーティリティーを選択。

フライトタイマーを選択。

スタートをオン。ディレクションは数字が増えていくか減っていくかのセットです。右下のTrip/DEPタイマーは先ほど説明したとおりです。

たとえば地上を離れたところからの時刻をタイマーで測り、エンジン始動時刻を記録することもできます。

滑走路に正対します。

離陸はスロットルを一番前、マックスパワーで行います。87ノットで引き起こします。スムーズに上がっていきます。

上昇率を調整してゆっくり速度を上げていきます。推力はマックスのままです。

ではオートパイロットを入れます。ヨーダンパー、フライトディレクター、NAVそしてALTCHGをオンにし、オートパイロットをオン。これで設定した高度まで設定した速度で上がっていき、GPSを使ってフライトプランに従って飛んでいきます。

このときALTボタンには黄色いランプがついています。設定した高度にARMされているという意味です。

速度は180ノットをセットします。現在の速度との速度差が大きいので、一旦上昇が止まって加速して、再度上昇していきます。ですから一気に設定速度を上げずに少しづづ上げていくと上昇しながら加速していきます。

フラップは地上400フィート以上でアップに直します。

フラップの表示を確かめます。

180ノットに達しました。毎分約3000フィートで上昇中

右側のSKYVIEWの画面です。フライトプラン上、次はHELEN、あと2分、フライトプラン全体であと332マイル1時間51分。これはゴーアラウンド経路まで入れた距離と時間です。そして地図上の4つの数字。左の上下の数字が到着空港までの飛行予定時間と到着予定時刻。すなわち福岡空港まで1時間38分飛行する予定で到着時刻は現地時刻12時06分の予定。右側の上下の数字は次のポイントまでの飛行予定時間とそのポイントへの到着予定時刻。ここではHELENまでの飛行予定時間2分40秒、到着予定時刻は現地時刻10時30分です。

左の先に淡路島が見えます。操縦室のブラインドはクリックして動かすことができます。

右手は大阪湾の奥です。

残りの燃料を確かめます。495キログラム。

では巡航高度25000フィートをセットします。推力は引き続きマックス。巡航高度に達するまでスロットルをマックスにしておきます。

関西空港を後ろに上昇していきます。

淡路島が見えます。

右手に神戸空港が見えます。

CDIや地図を確かめます。フライトプランのルートに沿って飛んでいます。

外気温はマイナス4度

風は向かい風で319度から22ノット。横風成分4ノット。

上昇は180ノットを巡航高度まで維持します。標高や重さによる最適な上昇速度は表がソフトについています。以下のように途中で250ノットにしたりすると上昇率が下がってうまく上がりません。

10000フィートを過ぎました。着陸灯をオフ。

離陸後5分29秒。

デパーチャとトランジションのチャートです。瀬戸内海上空をHARBARへ行きます。

エンルートチャートです。HARBARからY60ジェットルートに乗ります。

続いて瀬戸内海上空、Y602をMARCOまで。広島のあたりです。

客室のブラインドを動かすことができます。視点を客室に持っていくとドアの脇にメニューがあります。

GTN750の地図の表示です。

SKYVIEWの地図の表示です。SHIONに向かっています。

小豆島上空です。

小豆島です。

雲はまだほとんどありません。

HARBARに向けて飛んでいます。あと34.8マイル、9分。

上空から高松空港が見えました。

14000フィートを越えたら気圧を29.92にします。25000フィートの巡航高度に到達です。

巡航速度もソフトに表がついていますので高度や重さに従って最適な数値を見つけます。今日は242ノット。

242ノットをセットし、オートスロットルをオン。スロットルは一番前に出したままで、自動的に推力が絞られます。このあとスロットルは着陸直前にオートスロットルを解除するまで一番前に出したままです。

ALTのボタンが黄色から緑に変わっています。設定した高度で水平飛行をしています。

GTN750からNearestを選びます。

空港を選びます。

近くの空港が出てきます。高松空港は185度の方向に10.57マイルです。

最初のメニューからWaypoint Infoを選びます。さらに空港を選びます。

高松空港を選択してみます。RJOT

空港の標高が出てきます。607フィート。

引き続き今日の到着地、福岡空港、RJFFを選び、周波数のところからATISの周波数をCOM2のアクティブとスタンバイにセットします。

また滑走路のところから今日の進入滑走路RWY34を選び、そのILS進入の周波数と方位をNAV1とNAV2、OBS1とOBS2にセットします。

引き続き順調に飛んでいます。HARBARまで13.6マイル。向かい風51ノット。

だんだん雲が濃くなってきます。

下側のGTN650からデフォルトNAVを選びます。

するとそれまでの古いGPSによく出ていた数値が並びます。この表示に慣れているときには便利です。

上側のGTN750のオーディをパネルをクリック。NAV1の識別符号とマーカーが聞こえるようにセット。

与圧装置も作動しています。

夜間飛行をするために時刻を夜にします。右席の前に照明のボタンがあります。右側下のスイッチを押すと夜間照明が入り、つまみを回すと画面の明るさが変わります。さらに左側にはキャビン全体、操縦室全体、足元の照明をオンオフするスイッチがあります。

これが上の写真にある右側のスイッチです。

夜間飛行を外から見たところです。

雲が白く光っています。

福岡空港のアライバルです。ATISの周波数は127.2。先ほどセットしました。航空路上のKIRINから入ってきます。ここが12000フィート以上。DAZAIアライバルでITODAが8000以上12000以下、KAHOCが7000以上、DAZAIが5000以上。当機にはVNAVがないので、こうした高度制限は全部マニュアルで飛ぶ必要があります。できるだけスムーズに高度制限以内で降下するにはどのように飛べばよいかです。

客室にも照明がつきます。先ほど紹介した客室全体の照明スイッチはオフにします。

この赤っぽい光は赤色の懐中電灯をつけたところです。

白い懐中電灯ではこうなります。

客室の照明は前方、中央、後方に分けて設定することができます。

(つづく)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿