Simcodarsから次々に発表されているリアリティー拡大パック、最近はX-Plane11のデフォルトのB58や、デフォルトのセスナについても発売されています。デフォルトのセスナはG1000搭載のものも搭載してないものも両方適用されます。このパックが入るとエンジン、飛行性能などさまざまな点でよりリアルになります。今日は特に失速のシミュレーションをやってみます。失速の動きが相当改良されています。
まず機体を読み込みます。
コールド・アンド・ダークで読み込みます。自動でエンジンをかける機能も用意されています。
他の拡大パックと同様にウエイト・アンド・バランスが設定できます。
トウ・バーが用意されていて、前後左右に動かすことができます。
この位置でエンジンを始動します。
機体の整備を行います。エンジン、オイル関係。オイルの量が減ったら補充します。故障したりオイルやフィルターが古くなったら交換します。
気温が低いときには事前にエンジンを温めておかないとエンジンがかかりません。
これがエンジンを温めているところです。シリンダーヘッドの温度が既に48度あって、エンジンをかけられますと言っています。
バッテリーは消耗します。電圧が落ちたら充電します。電装品のスイッチをオンにしたままエンジンをかけたり止めたりするとサージ電流で故障することがあります。その場合はエンジンを止めてこのページを出して、故障を直します。
車輪とブレーキです。パンクしたら直します。
他の拡大パックと同じように機体外周の点検を行えます。
燃料のカットオフスイッチです。これがカットオフの位置。
押し込むとオンになります。燃料切り替えスイッチは中央。トリムは読み込んだ位置がちょうど離陸に合わせた位置です。
舵は動かしてみることができます。
燃料の量、色のチェック。
車輪にチョークがかかっています。
チョークを外します。
エンジンオイルの量と色をチェック。
機外灯火のチェック。
航法灯のチェック。
チェックが終わったのでエンジンを始動します。パーキングブレーキがかかっていることを確かめます。ミクスチャーを引いた位置で燃料ポンプをオンにします。
ミクスチャーを何回か押しては引き、押しては引きして燃料をシリンダーに入れます。入れすぎるとメッセージが出てきます。そして燃料ポンプはオフ。
ではエンジンを始動します。マグネトーをスタートに。始動したらオルタネーターとアビオニクスをオン。オイルの温度が上がってくるのを待ちます。エンジンのランナップ。1800RPMにします。
マグネトーを左右にして回転数の低下を確かめます。
舵の動きを確かめます。
では離陸します。
離陸滑走中はラダーを右に踏み込みます。
上昇していきます。
今日の空港は北マリアナ諸島のロタ島です。海側に向かいます。
海上に出て3000フィートまで上昇します。巡航に移ります。
では失速をやってみます。エンジンをアイドルにし、操縦桿を引きながら高度を維持して速度を下げていきます。
もうすぐ失速です。この後すぐ、失速のブザーが鳴り始めました。
今日はスピンまでやります。左に倒れましたので左のラダーを踏み、操縦桿を引き、エルロンは右に倒します。
まっさかさまで錐もみ降下しています。
4分の3回転まわったところで立て直します。右のラダーを踏んで錐もみを止め、操縦桿で機体を水平飛行に戻します。
水平飛行に戻りました。4分の3回転の錐もみで800フィート降下しました。
この様子をもう一度連続写真で見てみます。
では空港に戻ります。フラップを下げずに速度を上げてアプローチします。左から10ノットほど横風が吹いています。
3度の降下パスを降りていきます。少しづつ減速します。
空港に入ったあたりエンジンをアイドルに。減速するにしたがってフラップを下げていきます。
滑走路端を通過。
もうすぐ着陸です。横風で右に流されます。
やや右に接地。
そして滑走路上に止まりました。
このように拡大パックを入れるとデフォルトのセスナでもさらに楽しむことができます。
(おわり)
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