人生の午後は~軽やかに!

「人生の午後」は~
楽しく、穏やかに、軽やかに!

「天城レストア物語」574

2011年05月31日 | 「天城レストア」

 

コクピットカバー型取り

 

 

コクピットを全面おおう紫外線よけコクピットカバーを型取り

この写真はバサッとブルーシートをかけてさて型取りを始めようとしたところ

ドジャーの高さを利用してキャンバスに傾斜を付け 
たるみが出来て雨水が溜まらないようにする

この後ドジャーのパイプの形が変更になりきちんと型取りしないといけないドジャーは
又日を改めてパイプが出来上がってからと言うことにする

昼からは船尾物入れはっちの取り外し蝶番と蓋止めを取り付けにかかる
デッキにキャンバーがついているので蝶番の軸心を直線にするためのチーク材当て木を作りウレタン塗装

 

 

 

 

洋服で言うと型紙のようなものですか?

ブル-シ-トが型紙に代わりになるのでしょうか?

そして、洋服の生地のように型紙(ブル-シ-トで作った型)・・・で

他の素材でカバ-を作られるのですね。

このままの状態でブル-シ-トで型を取るのは大変そう~

ホントになんでもなさる池川さんです。

無人島でも一人で生きていけるタイプの方ですねっ・・・ 笑

 

 

 

 


「天城レストア物語」573

2011年05月30日 | 「天城レストア」

 

ソフトドジャー型取り準備

 

 

昨日は台風2号が四国沖を通ったと言うことで一日中大雨
これで毎年渇水になる松山の水道水も大分潤ったはずだ

ソフトドジャーとコクピットカバーを作る為の型取りを僕がすることになり
一番しっかりしたブルーシート・ガムテープ・マジックインクを買いに行く

昨日の配線ですっかり忘れていた船首左舷に置く事になっていた冷蔵庫
そのための太線を配線し防水12Vコンセントを注文

 

 

 

 

松山は台風で雨がひどかったのですね。

大変でしたね。

関東は今日かと思っていましたが、温帯低気圧に変わり~

今朝はポツポツの雨に変わっています。

改めて・・・こうしてみると~

綺麗に出来上がってきましたね。

素人メル母さんから見るとほぼ出来上がり、もう完成かと思いきや

まだまだ・・・細かい所がたくさんあるのにびっくりです。

でも完成、進水の楽しみは先延ばしに~

とても楽しみにしています。

 

 

 

 


「天城レストア物語」572

2011年05月29日 | 「天城レストア」

 

配線まとめ

 

 

まだ器具が付いていない部分も含め全ての電線をはわせ終える

船首部分から電線をまとめては留めつけ
最後に写真の配電盤取り付けボックスまでの線をまとめて取り付ける

写真上に見える配電盤ボックス船首側の12Vコンセントも配線
これはパソコンや冷蔵庫を使う

写真下の方にある黒いのがバッテリー切り替えスイッチ 
バッテリー1・バッテリー2・両方のバッテリー同時に と切り替える事が出来る

その上にあるのがDC電流をAC家庭用の電流に変える事が出来るインバーター
300Wまで使える
ドリルや半田付けや小さい電力で動く工具などは使う事が出来る

残る電装品は電動ウインチだがこれはあまりに電流が大きいので配電盤を通さないで
別の大型スイッチを取り付けて配線することにした

 

 

 

 

まあ~

たくさんの電線があるのにびっくりです。ヨットも普通の家と同じなんですねぇ~

オ-バ-になるとブレ-カ-が落ちますね。

だから~ウインチは別にするんですね。

それにしてもこの線をどこにどう繋ぐのか~理系でないと分からないっ・・・笑

何でもなさる池川さんはすごいですね。

 

 

 

 

 

 


「天城レストア物語」571

2011年05月28日 | 「天城レストア」

 

チーク材塗り

 

 

マストが立った後マストから降りてくる電線が4本ある

それらの電気機具はLEDではないので電気消費が大きく1.25ミリ直径の撚り線2本が通った普通の電線を使う
だから船内灯も合わせると5本の電線をマストのすぐ右側下まで這わさないといけない

ドッグハウス天井を貫通するケーブルアウトレッドという金物を4個手に入れ穴を開けた
その下に小さなボックスを作って船内でマストからの電線を繋ぐことにする

そのボックスから5本の電線をデッキビームに沿わせてドッグハウスコーミングから下に降ろす
この束になった電線を隠すためには細いチーク板が必要だ

大きさを決めて製材し電線隠しのためのチークにウレタンクリヤーを塗る

 

 

 

 

まだまだ・・細かな作業が続きますね。

ほんとに~

這わせた電線はむき出しにしておくと美観を損なうのでカバ-が必要ですね。

チ-ク材でカバ-をするとそれがアクセントになるかもしれません。

配線、木工、ペンキ~何でもなさいます。

忙しいですねぇ~

後~もう少し?でしょうか?

細かい詰めが続きますね。

 

 

 

 


「天城レストア物語」570

2011年05月27日 | 「天城レストア」

 

舷門(OPEN GATE)

 

金具が全部揃ったので一昨日終わった船尾側のライフラインを除く全てを仕上げる

船首側ライフラインをスエージの後前のパルピットとラニヤードで繋ぐ

その後舷門部分をスエージング
簡単に切り離して人が通れるようにペリカンフックという面白い形をしたスナップシャックルで片側を留める
中央右側にあるスタンションの直ぐ左に写っている金具はワンタッチでライフラインを切り離す事が出来る優れもの
上下二段を左右に取り付けたので4個のペリカンフックを使った

スエージ金物は必要数しかそろえなかったので失敗は許されない
ワイヤー長さを慎重に決めてワイヤーカッターでカットしながらスエージを繰り返した

 

 

 

 

ヨットにはいったいどの位のカタカナ語があるのでしょうか?

ものすごい数のカタカナ語ですよね。

この言葉を自由自在に使っての毎日のホ-ムペ-ジの更新・・・

「すごいなあ」と別の所で感心しています。笑

メル母さんはどこがどこやら?

船大工さんはありとあらゆる知識がないとできないお仕事ですね。

すごいですね

1日1日・・・「天城」きれいに仕上がってきましたね

 

 

 

 

 


「天城レストア物語」569

2011年05月26日 | 「天城レストア」

 

ライフライン

 

 

舷門のための加工部品が出来ていないので船尾側のみライフラインを仕上げる

ステンレスパイプのアイスエージと銅パイプスエージ
コクピット左舷側に見えているスエージングマシンで現場スエージ

スエージングマシンが無ければ採寸してスタンションと一緒にスエージ加工に出す事になる
それはあまりにも面倒なので独立仕立てのころスエージングマシンを中古で買った
随分使った気はするが手間が省けたと言うだけで元は取っていないだろう

昨日ドジャー金具も取り付けてみたがほんの少しの角度パイプが下まで降りない
取り付け金具を修正する必要がある

 

 

 

 

赤いラインが上手に引けましたね。

この赤のラインがピリッと効いていますっ

素敵ですね

本当にいろんな金具があちこちにたくさん付いています・・・

ひとつひとつにみんな役目があるんですよね。

いやあ~

ヨットのことを何も知らないメル母さんから見たら~

これを操って大海原に繰り出していく・・・ヨットマンは素晴らしいっですね。

ひとつ間違えば~命ですものね。

 

 

 

 

 


「天城レストア物語」568

2011年05月25日 | 「天城レストア」

 

赤ライン

 

 

船体の側面シアーラインから下60ミリのところに20ミリの赤ラインを入れる事になった

シアー部分に当てて鉛筆で60ミリと80ミリの線を引くための治具を作る

その鉛筆線に合わせ上下にマスキングテープを貼る

そしてそのすきまを230#のサンドペーパーで荒らす

それから赤いウレタンを刷毛塗り
冬用の硬化剤と冬用のシンナーを使い3回塗り重ねたがやはり垂れそうなので昨日はストップ
今日は硬化しているのでもう一度サンディングしてから下地の白を感じなくなるまで塗り重ねる

色調はウォーターライン直ぐ上のブートトップラインと同じ赤色

 

 

 

 

白地に赤ライン・・・とても素敵です。

同じヨットでもペンキの色で雰囲気が全然~変わりますね。

赤ラインが2本入りますか?

お洒落ですねぇ~

後は・・・セ-ルの色でまた雰囲気が変わってきますね。

大海原に白地に赤ラインのヨットが浮かんでいる姿が

目に浮かぶようです。

楽しみっ

 

 

 

 

 

 

 


「天城レストア物語」567

2011年05月24日 | 「天城レストア」

 

電動ウインチ

 

 

左舷コクピット後方コーミングの外側に電動ウインチを付けることになった

バウアンカーの振れ回しで停泊できる港が殆ど無い日本ではこの方が有効でしょう

日本では船尾からアンカーを打って船首を岸壁に着けるような方法の止め方が圧倒的に多い
船尾から打ったアンカーラインを船の中央に持ってきて船体を岸壁から引き離すと言うような留め方も多い

船尾にアンカーローラーとウインチがあるというのは非常に助かる

 

 

 

 

電動ウインチとは優れものなんですね。

どこのヨットにもあまり付いていないのでしょうか?

とても便利なものなんですね。

それにしても一昨日からアクセス数がすごいっ

2倍、3倍い跳ね上がりましたねっ

みなさん~

新品で良いものが安いので・・・欲しい方がたくさんいらっしゃいますね。

あまりにも多くて大変ですね 

さてさて・・・

早いもの勝ち?抽選?・・・笑

 

 

 

 

 


「天城レストア物語」566

2011年05月23日 | 「天城レストア」

 

ソーラーパネル

 

 

写真は50Wのソーラーパネル
中国製で11000円と非常に安い
手に入れて直ぐにテストをしてみたが17.9Vと設定通りの電圧だった

僕の「花丸」に取り付けたソーラーパネルは70Wのもの2枚でこれよりずっと大きいが
何日も冷蔵庫を付けっぱなしにしてバッテリーをだめにしたことがある

ヨットではあまりエンジンを動かさないので電気を使うばかりでたいていは充電が不足する
そこでヨットに乗らない時に小さいソーラーパネルで何時もバッテリーを満充電しておくのは良い方法だと思う

もちろん50ワットともなるとバッテリーを守るために過充電防止装置を入れないといけない

バッテリーはたとえディープサイクルバッテリーでも長時間空の状態で放置すると
その電圧を覚えてしまい充電できなくなる
出来れば満充電の状態を保ちたいものです

 

 

 

 

地震後~

家にソ-ラ-パネルを取り付けようと言う話が話題になっていますが、

ヨットにもソ-ラ-があるとは知りませんでした。

どこのヨットも付いているのでしょうか?

車もしばらく乗らないと、バッテリ-が上がるのと同じでヨットもそうなんですか?

乗らない時もソ-ラ-によってバッテリ-が満充電されているのは

ホントにいいですね。

いろんな工夫がたくさん施されていますね。

 

 

 

 


「天城レストア物語」565

2011年05月22日 | 「天城レストア」

 

チャートテーブル2つのライト

 

写真はチャートテーブル上のドームライトをチークベースに取り付けたものをデッキ裏に貼り付けているところ

チークのベースを付けないと取り付ける事が出来ないバルクヘッドに穴を開けて取り付けるライトだった
それでチークベースに取り付けたものをシーカフレックスを使って貼り付ける

電線を繋いで半田付けしたうえに 自己粘着テープで繋いだ部分をカバーし その上に白色ビニールテープを巻く
配線が終わったライトを紙のパイプで下から突っ張っておくと今朝は完全に接着出来ていた

配線は1灯ずつ配電盤まで線をはわせ配電盤でスイッチに結線するやり方

キャビンライトのスイッチには沢山のキャビンに取り付けるライトが集まってくる

 

 

 

 

ライトひとつ取り付けるのにもいろんなご苦労があるんですね。

ド-ムライトと言うんですか?

「首が自由自在に曲がるライトだよ」とメル父さんから聞きました。

細身で、使い勝手が良さそうです。

綺麗に接着できて良かったですね。

スイッチもひとつの場所にみんな集まっていて、これも便利で使いやすそうですね。

 

 

 

 

 

 

 


「天城レストア物語」564

2011年05月21日 | 「天城レストア」

 

エルボキャッチ

 

 

開き戸を留める金具を取り付ける

穴に指を入れて中にある金具のレバーを引くと戸を開くことが出来
扉を閉めるとカチッと音がして金具の先が別の金具に引っかかって開かないようになっている

エルボキャッチという金具だがよく考えられている上に安い

白色も点灯するが夜間暗くて開いた瞳孔が閉じないように赤色にも色が変わるドームライトを取り付けようとした

どう考えても取り付ける事が出来ないなと思ったらバルクヘッドに穴を開けて電線と発光部分の裏側をはめ込むタイプだった
色々考えたが中央に発光部分のおおきさの穴が開いたチークの板を作って持ち上げる事にした

 

 

 

素敵な開き戸が付きました。

穴から指を入れて開け閉めする「エルボキャッチ」という金具も取り付けられたんですね。

見た目がシンプルでいいですねぇ~

ライト取り付けなど・・・

まだまだ~

いろいろあるんですねぇ~

もう少しもう少しと・・・・楽しみながら見ていますぅ~

 

 

 

 

 

 


「天城レストア物語」563

2011年05月20日 | 「天城レストア」

 

折れ戸

 

メインキャビンと船首船室を仕切る折れ戸を仮取り付け
折れ戸用の隠し蝶番を反対に取り付けていたのを直し
こちら側から船首へ入る時に真ん中が凹むように折れる様にした

その直ぐ右のハンギングロッカーの蝶番も
頭の回転部分を少し壁に埋め込むように彫り込んで扉と壁の隙間があまり開かないようにセット

ギャレーやチャートテーブル下の扉のロックも取り付け調整する

昨日は扉の蝶番と留め具類を仕上げ電気器具を取り付けて一日終わってしまった

 

 

 

まあ~

なんと上品な高級感のある客室かしら?と

思わせるような船内に仕上がってきましたね。

折れ戸を開けるとその奥には優雅な貴婦人達がいると言う雰囲気でしょうか?

いいですねぇ~

映画で見たタイタニック号の客室を思わせます。

ヨットの中とは思えない程・・・素敵に出来上がってきました。

本当に楽しみですね。

 

 

 

 

 


「天城レストア物語」562

2011年05月19日 | 「天城レストア」

 

中二階作業テーブル

 

 

ギャレー下扉 蝶番の位置を変更するため中二階の作業テーブルで仕事

前に取りつけていた木ネジの穴を爪楊枝を入れて塞ぐ

蝶番回転部分の出っ張りが扉の厚味の中に埋め込まれるように凹みを作る

ほんの少し位置が変わった蝶番の取り付けネジの位置にドリルで穴開け
そして蝶番を扉の方に取り付けた

その後船内の方を加工して取り付ける
蝶番の回転部分が半分だけ扉面から凹んだくらいに取り付けるのに随分手間取った

昨日は電気の配線手直しと蝶番取りつけ位置の手直しくらいしか仕事をしなかった

今日は落とし戸最後のウレタンクリヤー吹きつけから仕事を始める

 

 

中2階の作業テ-ブルには~いろんな道具がたくさんありますね。

ここで細かい手作業をなさるのですね。

道具の配置が決まっているようで、お仕事・・・やりやすそうなテ-ブルです。

蝶番の位置を変更するだけでも・・

1日仕事になりますね。

何だか~とても難しそうです。

本当に手先が器用でないできないとお仕事ですね。

 

 

 

 

 


「天城レストア物語」561

2011年05月18日 | 「天城レストア」

 

マスト・ブームが届く

 

 

「天城」の新しいマストがプロコから送られてきた

アンカレッジマリーナの古い天城の木造マストを置いていた場所に降ろす
火曜日でマリーナは定休日だったが
たまたまクレーンの修理でハーバーマスターの日野さんが出勤していて助かった

無事に大型トラックからユニックでマストを降ろしブームも手で下ろし
その他の部品類は車に積んで工房へ持ち帰った

マスト立てにはクレーンを手配する必要がある

 

 

 

 

「天城」の新しいマスト・・・届きましたね。

 

「アンカレジマリ-ナ」にマストと一緒に届いた時はこんな姿でしたのにね。

「天城」が甦る瞬間が刻々と・・・近づいています。

何だか~

自分の事のように嬉しいです。

 

 

 

 

 


「天城レストア物語」560

2011年05月17日 | 「天城レストア」

 

スタンション取り付け

 

一人では取り付ける事が出来ないスタンションを連れ合いに手伝ってもらって取り付け

取りつけボルトの位置がシアー内側材ぎりぎりに出ているのでやりにくい
バルクヘッドもギリギリ外してスタンション取りつけボルトの位置を決めたので益々やりにくい

シーカフレックスを入れて本取り付けが終わったのは昼くらいだった

扉の角に戸当たりを付け

落とし戸をサンディングして2回目の吹きつけをした後不足部品を買いに外出する

今日はアンカレッジマリーナに天城の新しいマストが到着するのでトラックから降ろしに行く

 

 

 

 

こうしてみると~

ヨットには

こんなにたくさんのいろんな金具がたくさん付いていたんですね。

ヨットを動かす為に

ひとつひとつが役目を持っていてなくてならない大切な金具ですね。

新しいマストの到着・・・・ 

何だかワクワクです

もう少ししたら工房からアンカレッジマリ-ナに

「天城」は移動になるのでしょうか?

移動後のお仕事ももう少し続きますね。