昨日、AMWAY本社で開催されたゆめBoxフェスタで、日本理化学工業の大山社長の講演を拝聴してきました。
ご存じの方もおられるでしょうが、日本理化学工業は、85名の従業員のうち、61名が障がい者(うち、25名はIQ40以下の重度)という会社です。
坂本光司さんの”日本でいちばん大切にしたい会社”で日本理化学工業の話を知り、一度は話を伺ってみたいと感じていたところだったので、今回のお誘いは有難いの一言。
障がい者雇用のきっかけになったのは、60年以上前のこと。
養護学校の先生が2人の生徒を雇用するように依頼されたところから始まったそうです。
最初は、お断りされたそうですが、養護学校の先生が
「一生、働く喜びを知らないまま終わらせるのでなく、一度、体験させて欲しい」
と懇願され、2週間の体験雇用をされたとのこと。
一心不乱に働く姿に心を動かされた同僚たちが
「何かあったら、全面的にサポートするから雇用して欲しい」
と申し入れ、本格的な雇用になったそうです。
働く喜び、ありがとうと言われる仕事をするという、至極当たり前のことを実践し続ける障がい者たちから、それ以外の従業員も刺激を受け、現在に至っているとおっしゃっていました。
ものすごく本質的かつ大切なことを教えていただきました。
ありがとうございます。