大村大次郎さんの”お金の流れで読む日本の歴史”を購入・読破しました。
学生時代、社会科は丸暗記科目として対応していたため、『租庸調』という言葉が税制だったということを、この本で初めて知りました。
最初に制度を考えた人って、本当に頭がいいし、視野が広かったのでしょうね。きっと先人たちからの知恵を吸収する柔軟さ・謙虚さを兼ね備え、自分だけがよければいい!という自我もなかったことでしょう。
時代が進むにつれ、税を徴収する役割(国司等)の人が私腹を肥やすようになり、徴収される側の立場が反逆(一揆やテロ?)行為を繰り返し、制度が複雑化していることを感じました。
仕組み・制度で変えられるのは、小手先のテクニック。つまり枝葉のこと。本質(=幹)は、人間性の部分なのでしょうね。
戦後、修身を捨て去ることを義務付けられた日本が、本当の意味で復活する日は近いのかしら?!
歴史を知ることが、こんなにも楽しいことだったなんて、、、
もっと学生時代に、本質に目を向けて勉強(=楽しみ)しておけばよかった。
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