苫米地英人さんの” 気を整えて夢をかなえるリセット整理術”を読みました。
概要は、以下の通りで気付きというか、こう考えると納得できる部分があるという本でした。
人だけでなく、全てのモノに”気”が存在する。モノの”気”は、そのモノが持つ役割(=情報)という形で表現できる。との考え方をベースに説を展開する本。
モノの情報は、モノ自体が決めているのでなく、そのモノに接する人が決めている。例えば、靴というモノであっても、足を汚さないもの・お洒落グッズの一つ等々、人によって靴の情報は異なる。同様に、パワースポットという考えも、マスコミや口コミで入った情報を自分自身が信じたため、パワースポットというモノの情報が認知されたということ。
モノの”気”をプラスにするには、そのモノにプラスの役割を与えること。捨てようと思っていた服を、フリマで必要な人に提供するのも、プラスの役割付与の一つで大事なこととの説明を読んで、自分が所有するモノの役割を意識しようと思いました。
また、夢を設定すること自体がエネルギーになるとの考え方が紹介されている。本来、夢は周囲から期待されたことに応えるような従属的なものでなく、自主的に設定するものであり、自主的なものに対しては、無限の可能性があることを認識し、自分で限界を作らないことが大切(簡単にあきらめない)との主張に勇気づけられました。
いざ夢が設定できたら、夢を実現できるように、自宅の部屋の役割を決めていく。例えば、寝室であれば、熟睡できる環境(色合いや照明、寝心地のいい布団等)を最優先にしたモノの配置にする。
モノの配置などについては、使い易さが最優先されるポイントなので、使い易さを定義できるのが自分自身しかいないことを認識することが大切。なので、整理整頓は、必ず自分自身で実施する!
整理整頓は、役割を失ったモノを捨てる:整理から着手し、必要なモノを使い易い場所に配置する:整頓を実施。これは多くの書物に記載されていることと同じポイント。
最後に”気”を高めるために、宇宙からのエネルギーに意識を向ける。
宇宙からのエネルギーの代表格は、太陽の光!この光を浴びることで、脳は活性化され、頭がスッキリするという効果がある。その効果を一番享受しやすいのが、目覚めに朝日を浴びること!一日の活力につながるとのメッセージ。
そして、”気”の流れ(向き)は、北半球では反時計回りになるという『コリオリの力』を意識した部屋配置ができるといいとのこと。
全体を通して、少し神秘的な話ですが、こういう考え方もあるんだ!という捉え方をすると、世の中の出来事も納得できる部分があると感じました。
強制できない書物ですが、新たな考え方を取り入れるという気構えがある方にはおススメです。
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