小澤竹俊さんの”今日が人生最後の日だと思って生きなさい”を購入・読破しました。
仙台に帰省し、元気に暮らしている80代の両親に感謝を伝える勇氣を失ったときに、ふと立ち寄った本屋に棚差しされていました。
言動をためらっている私の背中を押してくれるかのようなタイトルの本だったので、立ち読みすることなく、購入した次第です。
2800人もの方を看取ったホスピスの先生は、人生の最後を穏やかな氣分で過ごすことを大事にされています。
穏やかな氣分というのは、人によって違うので、こういう方法が正しい!という接し方でなく、相手の氣持ちに寄り添い理解しようと心がけることなしに実現しないことも説いています。
日本メンタルヘルス協会で学んだ通り、自分と他人は、別の存在。
どんなに理解しようと努力しても、完全に分かり合えることはない。
ただ、理解しようと努力することを投げ出してはいけない。ということですね。
自分自身の言動が、死ぬときに心が穏やかになるものなのかどうかを自問するように誓った一冊でした!
稲盛和夫さんの『人として正しいか?』と同じく、自問することを忘れないようにします。
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