占術の世界もいよいよ本物が問われ出してきている。そして、本物を世に広めその占術を役立てて貰いたいと思って書いたのかなと感じる本が登場した。レイモンド・ロー先生著作「風水大全」である。東陽書印なら何万という値段が付いていただろう。風水に精通するには、絶対師匠が必要だと思う?蒋大こう以降本当の風水は失伝されたようだが、今残っている術で充分やっていけるのかな?地球の環境問題を考えると、秘伝であるからと隠していてもしかたないと思うな。だってこのままじゃ海に近い海岸線の町は沈んじゃうし、熱帯化、地震・集中豪雨の危険など日本一つ考えても問題は山積している。そんな時に、風水云々で家屋の決定は難しくなるだろうな。これは専門家には大変悪いんだが、磁北説を未だに信じられない。占術のもとは黄帝の時として、あの頃に磁石ってあったんだろうか?緯度・経度の問題を含めると変な方向に家を建てないといけない国もあるだろうしね。羅盤の成立自体整合性に欠けるもので、香港に来たドイツ人宣教師が迷信としたのは頷ける。(おそらくホンカク風水としてるものも、真実の部分と迷信の部分を併せ持つものと思う)地盤をもとに7.5度画一的に天盤・人盤とずらしているんだろう?地域差を考えても、偏角差はかなり変わってくる。ある種の調整を加えない限り私は受け入れられない。またある建物に普遍性を持たせるのに、磁北説では東・西偏して困難だ。歴史的建造物。伊勢神宮・談山神社・日光東照宮を見ても、全て真北説に基礎が置かれている。この3つの建物は風水で造られたことは、専門家も知るところである。家康は当時の武将にはめずらしく学問好きであった。薬学の知識はほとんど専門家に近く、自身の埋葬地の選定を遺言し、この地久能山の素晴らしい環境を考えると風水の知識もあったのではと思われる。真北説をあたかも何も知らない奴が言う戯言の様に言う風水師こそ馬鹿者である。あくまで、真北説が主で磁北説は副だと思う。ほんとは、天皇家しか本物の風水は無いのかも知れないな。先にも書いたが、蒋氏以降本物の風水は失伝した。今広まってる本格派の風水も用心して繋らないといけないな。中国で自然科学が発達しなかった民度を考えても。
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