ハイリスク・ハイリターン・・・競馬でのお話

　競馬から離れて１６年経ちますが、当時のギャンブラーと今とでは馬券術・馬の選択肢レベルが格段に進歩しているのを痛感します。これもパソコンや携帯電話の普及で情報が大きく開示されている為だと思います。さてこれからお話するのは今から約２０年前のウインズでの出来事です。Aさんは当時難波のウインズで勤務していました。日曜日に恰幅のいい壮年の男性がやってきました。「馬券を買うから応接室に案内しろ」とその男性は警備員に言ったそうです。（応接室？そんなところがあったんですね。）部屋に通された男性はアタッシュケースから４千万円を取り出して「この金で単勝＠番買う」と云いました。応接室には来客用ソファーの前にテレビが置いてあり、すぐさま結果が分かる様にされていました。男性は高価そうなソファーに深々と坐り意気揚々と準備されたコーヒーを飲んでいたそうです。

　周りにいた関係者も固唾を飲んでレースの成り行きを見守っていました。・・・「飛んだ！！」・・・男性の単勝馬券は脆くも飛んじゃいました。男性は顔面蒼白になり、それまでの偉そうな態度が一変、ガクンと肩を落とし生気が無くなりました。周囲にいた関係者は飛んだ瞬間、本人に気づかれないところで笑っていたそうです。Aさんも飛んだ瞬間心の中で思いっきり笑った。「アホやこのオッサン、４千万あったら家買えるがな」と思ったそうです。男性が張った単勝馬券はオッズ1.5倍の鉄板本命だった。追い打ち枯らした男性は職員たちに見守られながら地下鉄の階段をとぼとぼと降りて行きました。鉄板馬券・・・そんなものはこの世に存在しません！！最強馬と云えども、必ず土は付くものなのです。パチンコでいくら頑張っても１日で４千万円は負けません。競馬の怖いところ・・・それは瞬時にして大金が水泡に帰すゲームだからです。

ウインズであった不思議な出来事

　ウインズでの出来事を書きたい。それは僕がマークシートを書き終えた直後だった。何処からともなく小声で「それ当たってるわ」と耳もとで聴こえました。「え？」って思ったんですが、空耳だろうと気にもせずに馬券を購入しました。その馬券は見事に的中していました。ウインズに行くと非常に体が怠くなるんですね。前にも書きましたが、僕はかなりの憑依体質なんです。断っておきますが、勿論病気も発症しておりませんよ（笑）。

　つらつら思うに、これは霊現象だったのでは？と思い、サイトで調べたらその関係の話が出るわ出るわ。・・・賭博場には無数の浮遊霊や悪霊がタムロしているんですよ。それも憑依するなどしてね。パチンコ店でも見える人は見えるみたいですね。誰もいてない台でパチンコを打っている姿を。・・・ウインズなんかに出かけても、賢明なギャンブラーは買い目を定めて、買うだけ買ったらサッと引き上げるものです。

　勝っているギャンブラーほどこのパターンが多いものです。例えば競馬で勝っているある人なんかは、他のギャンブルを一切しませんし、自分の買い目馬券を手に入れたらそそくさと退散します。実はウインズでずっといてる人の殆んどは負け組なんです。僕を含めてなんですが９５％は負け組で、その他５％の少数派が唯一勝ち組と云う過酷なサバイバルゲームであることを忘れてはいけません。

宝塚記念

　宝塚記念。・・・オルフェ、圧勝でしたね。競馬ブックの海士部彰さん、見事！的中でした。サンスポ加藤さんは今回全然ダメでしたね。この宝塚記念、これを当てるか当てないかで、予想能力の有無は大体分かります。そんでもって、お前は当てたのか？って。すいませんね、ヘボなんで（笑）。・・・大勝は無理でした。言い訳になりますが、ウインズには魔物がいますね。僕は学生の頃から自分自身禁忌として経験しているはずなのに、またもや同じミスを犯してしまいました。何のミスかって？それはつまり馬券予想はウインズ内でしてはいけないってことですよ。買い目を決めていても、ここで変更すると絶対に外れちゃうんですね。まあ、これは余談ですが。

　G1レースでも、外していいのと外してはダメなレースがあります。今回のレースは外してはダメなレースでした。きちんと分析すれば負けにはならないレースです。今回のサンスポ加藤さんにはホントがっかりしました。サンスポの記事全般を通して、レースの流れの読みはその通りでしたが、当たらない外野予想家が多過ぎた。昔から、穴はスポーツ報知。当てるならサンスポ。情報は競馬ブック。と云われていますが、加藤さんの予測は結局本命視されている馬を軸にしているだけで、非常に荒削りな予想でしたね。あれでは３連単的中なんか無理です。それなら競馬エイトを買え！って？・・・僕のところは親子２代に亘り、競馬ブック派です（笑）。

公明党の目指す、「日本版ニューディール政策」ってどうよ？

　公明党から建設国債を発行して、高度成長期に建設された学校・橋・高速道路などの老朽化した公共施設を立て直し、新たな雇用創出・税収入増益・この経済刺激により累積的に大きな経済効果を期す提案がなされている。僕はこれを聞いた時「建設国債？何で政府発行券ではないの？」と思った。公明党が提案している「日本版ニューディール政策」、これは一も二も無く賛成である。しかし、建設国債が駄目だ。サラ金に借金していて住宅ローンを組むのと同じだからだ。

　国債と云う発想自体が非常に貧困である。ここは思い切って「政府発行券」でしょうに。・・・アメリカであれほど荒れ狂った大恐慌をマジシャンのように解決に導いたルーズベルト大統領。手品の種明かしをすれば、政府発行券がそれである。建設国債と云えども、国債は国債で借金に変わりはないのである。本当に国・国民を思うのであれば、もっと真面な提案をするべきである。何度も云うが、不況脱出は戦前のドイツの経済復興とアメリカのニューディール政策を参考にするべきである。大半の国民は大資本家・政府官僚たちに、真実から目を逸らすよう誘導されているように思う。

民主党にはホント、ことごとく騙されましたね

　己が馬鹿さ加減に嫌気が指します。民主党には期待していたんですけどね。ブログでも応援していただけに僕自身責任を痛感致します（陳謝・陳謝）。TVタックルでお馴染の北野武さんが、政治家（民主党）の異常な神経には吃驚したとのコメント通りです。当時録画した場面を見せて、嘘ばかりで全然実行出来ていないことを指摘すると「あの時は出来ると思っていたが」とか何とか云って、全然悪びれた様子がなかったとのこと。

　まあ、そのツケは必ず来るでしょうね（笑）。消費税法案はおそらく否決されて、ドタドタ劇の後は解散総選挙でしょうね。民主党、お前には二度と一票は投じないよ！！

ホント、競馬は難しい

　今年の日本ダービーでたまたま万馬券を的中させたのを皮切りに、猛然と馬券購入に走っていますがホント、競馬は難しいですね（笑）。今思えば、学生の時は講義もそっちのけで大スポに噛り付いていました。あの時は割と当たったんだけどなぁ。友人に凄いのがいて夢にゴールする馬が見えたって云う奴がいた。当時のダービー２日前「俺なトウカイテイオーがゴールするところをはっきりと夢で見た」と興奮交じりに話していた。夢で見んでも１着はその馬に決まってるがなと思い、馬券は買わなかったけどね。取りあえず、予言は的中していた。その後、宝塚記念の前日に「また夢を見たわ。今度はメジロマックィ―ンや！」とこれまた興奮気味に話していた。

　僕はこれに乗ったんですけどね。まあ、バチバチの本命なんでオッズが上がらない分、おもいきって枠連で１０万円張りました。大した戻りではなかったんですが完全勝利しました。その後、彼の予知夢は無くなってしまったのが残念至極でしたけどね。ビワハヤヒデで完勝後暫らく競馬からは身を引いておりましが、ダービー戦勝利後は競馬道に再度目覚めてしまいました。僕が学生のころは枠連が主体だったのに、今は数多くの馬券の種類があるのに驚きました。しかし的中させるのは至難の業ですね。全く運以外の何物でも無いって感じです。世に競馬必勝法なる本やソフト、競馬サイトが出回っているが、説明している内容は突き詰めれば、昔と大きく変わっていませんね。

　基本的な馬の見方・馬券の購入方法を駆使しても、見事に的中させるのは困難です。複勝オッズがもっと高額なら絶対儲けられるのになぁと思いますが。３連単の的中なんて僕の腕前では無理ですから（笑）。今行っている僕の買い方は、有力馬と穴馬の馬連・馬単の購入です。それプラス保険の意味で実力馬の割にはオッズが高額なレースを狙い、単勝・複勝馬券を買います。馬券購入で保険をかける意識は不可欠だと思います。何故なら、勝負事において負け癖が付くことは禁忌だからです。負け癖は必ず無茶な馬券購入に向います（僕がそうだったから敢て云うんですけどね）。冷静さが運を引き寄せて思わぬ高額馬券を手にするように思います。

「事」の一念三千

　法華曼荼羅を好しとしたのは、仏像・仏画も所詮観念の域を出ない代物で、一般に使われている文字（漢字）こそ其の儘観心行の本尊足り得るの考えでしょうか。故に大聖人さんのこだわりは文字（漢字）を使って直接法界を観想させることにあると思われます。不思議なもので仏像・仏画は尊いと云う観念があるのに、漢字は其れほど有り難がらない。子供の時から仏像・仏画に馴染んでいた私なんかは、信心を始めた最初の頃は特にこのギャップに苛まれ続けました。これは私だけではなく、一般にいる日蓮系信者の共通する気持ちではないでしょうか。

　文字に観心を見出しているのは中古天台の書物に書かれています。「観心本尊抄」の骨格、それは漢字と云う分かり易い文字を使っての法界観を理観の前作業とする簡易な観想にあると考えます。法華経を研鑽して、「事」の法界観を末法凡夫の観心方法と読み解き、天台を超える第三の法門と考えた大聖人さんはホント凄いと思います。