昨日、県立高校の新入試制度が固まったとの報道が新聞などでされていましたが、
本日、正式に入試制度が変更されることが決定しました。
この新入試制度について要点だけ記載しておきます。
①現中学２年生を対象とする入試から実施
（つまり、現中学３年生は従来の入試制度のまま実施されます）
②２月実施の特色選抜試験は県教育委員会が定めた推進指定校にて
スポーツ・文化特別選抜（従来のB方式）のみ実施
※ただし、英・数・国の３科目の学力検査は行われます。
③３月実施の一般選抜試験は全ての県立高校にて募集枠を２つ設けて実施
【選考１】学力検査の割合が50～70％＋調査書、面接（募集定員全体の30%以下）
【選考２】学力検査の割合が70％程度＋調査書、面接
※希望する受験生は選考１、２の両方の出願が可能
※ただし、学力検査は英・数・国・理・社の５科目で実施されます。
詳細につきましては、以下のHPをご覧ください。
http://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/kiji00364189/index.html
入試制度の変更により、従来の特色選抜（A方式）と一般選抜が統合されますので
多くの受験生は「２回の受験機会が１回に」なります。
これによって少なくとも言えるのは、以下の２点です。
◆学力検査に向けて５教科の総合的な学力を早いうちから身につけていくことが重要
◆いずれの選考方法でも調査書の比重は一定割合あるので、定期テストや日々の授業態度、
提出物など「当たり前」のことは「当たり前」にやることが基本
この新入試制度によって、志望校（受験校）の選定判断などにも影響が出るかと思います。
教室では、最新の情報と過去の蓄積データをもとに今後も進路指導を行ってまいりますので、
何かご不明な点やご心配がございましたらいつでもご相談ください。
中島
