このブログを読んでいただいている保護者様は
南里英語教室の保護者様、または生徒達。
私が個人的にちょっと期待するのは多久市内にお住いの教室には通っていない保護者様たち。
南里英語教室のブログは
教室内のちょっとした出来事、生徒たちの変化、講師たちの考え方を発信していくためにあります。
また今後のニュースやイベントの告知としても使っております。
ぜひとも
1日1回平日にお子様とこのブログを通じたコミュニケーションをとってほしいなぁと思っています。
一つでも保護者さまの安心、期待に添えるような気付きを発信していきます。
さて、タイトルの【高校入試はどう変わった?】についてですが、
4月20日~4月22日にかけて3日間連続のセミナーを受講することにしています。
昨日はその1回目。
大学入試はどう変わった?
高校入試はどう変わった?
そしてそれに対してどうしていくの?
この3点の【英語】がテーマでした。
今年も毎日ニュースを見てもコロナ、コロナ、コロナの報道ばかりですが、
実は教育は大きく変化しているのです。
昨年のこの時期も小学校の教科書改訂、大学変化についてのブログを連載しました。
このような報道が全くないために、
ご家庭の保護者様は今年の学習内容は例年と一緒と思っていたりしませんか?
まず佐賀県の高校入試に関して
令和3年度の入試で突出して出題に大きな変化が出たとは感じませんでした。
だから安心なのかというとそうではありません。
今年の教科書大改訂を踏まえると現中3生が受験をする入試からは
少なくとも大きな変化を感じる出題方針の変化があると思っています。
令和3年度の全国の高校入試の変化はというと
1) リスニングの配点増加、難易度アップ
2) 長文読解の複雑化
3) 表現力(英作文 自分の意見を活用した作文、リスニングに組み込んだ英作文)
4) 社会的な時事知識が前提となった英文(SDGsなど)
全国のあちこちで高大接続、教科書改訂を見越して英語の問題が大きく変化しています。
上記をまとめると
① より使える英語力
② 読解力重視
③ 情報を読み取る力(情報リテラシー)
が英語には求められます。
ここには、英語を知識・技能として『知っている』で終わらせるのではなく
「知っている」を『使える・活用できる・発信できる』まで引き伸ばしていく意図があります。
中学校の現場で英語を指導している先生からの情報も聞きますが、
今年の教科書は本当にどう指導していくか教員も悩む内容になっています。
知識だけを習得するにも大変な内容です。
そこに『使う、時代背景も知り理解する』が加わります。
英語を理解するために英語を知るだけではなく、社会・時事背景も知っておくことが前提になっています。
南里英語教室では今週『定期テスト対策のあり方』について講師一同で話しあいました。
佐賀県の高校入試のあり方が数年前に変化したことでテスト前の自立型学習を取りれ5教科総合フォローを行ってきましたが、
その自立学習を個々の学習に活かすシステムをもっと簡素化して残しつつも
学習塾として
受講科目の圧倒的な理解、定着を重視し活用の前提となる
正しいインプットと『できる』の保証をテスト対策の目標とします。
年間のテスト対策の過程を通じて
・目標設定力
・計画策定力
・課題発見と課題にチャレンジし続ける力
を付加価値として身に着けることができる仕組みを創り上げていこうと思っています。
5月下旬には高校入試制度説明会
6月上旬には大学入試制度説明会
を検討しています。
各学校の年間予定表を今週までにはすべて回収し学校の予定と見合わせて
教室の年間予定も決まっていきます。
教育情報、
求められる力、
今起こっている変化、これから起こるだろう変化を
逐次保護者の皆様、地域の皆様に発信し続ける南里英語教室であり続けます。
少子化など地域的な課題を多々抱えていますが
目の前には子供たちがいます。
その子供たちがこれからの未来 積極的に挑戦出来る土台、素地、基礎を育むことが
できる場として南里英語教室は今後もあり続けていきたいと思っています。
まずは
授業1回、1回の質をより高いものにし
子供たちの笑顔と笑い声であふれる教室に創り上げていきます。
どうぞ保護者様で困ったこと、期待したいこと、要望などが
ございましたら教室スタッフ、代表の南里までご相談下さい。
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