今週から梅雨に入ったそうですが、相変わらずの日照り。まだまだ本番ではないようです。
湿度があからさまに上がってきて、肌がベタベタしているのは、確かに梅雨っぽくもあります。
教室のまわりの紫陽花がどんどんと開き始めてきたのを見ると、なおいっそう。
生徒諸君は敏感に気づいているでしょうか?
細やかな違い・変化に気づく、というのは非常に重要な能力です。
極めて具体的な例を挙げると、
高校2年生は今、三角関数をしてる生徒が多いのですが、
θの定義域をスルーしていて答えが出なかったり、
あえて定義域が設定されていないことの意味(一般角での回答が必要)に鈍感だったりと、
なかなか苦戦しています。
見るべきポイントに「気づくことができる」ようになるまでは訓練が必要です。
繰り返しポイントになる部分をチェックし続けると、アンテナが完成するのです。
では、見落としを防ぐために何をすべきか。
復習ノートをつくることが一番でしょう。
自分がミスしたものを集積していくと、自分がミスする傾向を見つけることができ、
演習の際に意識すべきものに意識を十分に割けるようになっていきます。
最近、+15分の積み上げを頻繁に説くようにしていますが、
何をすべきかわからない、という人は、1科目復習ノートをきっちりつくることから始めてみてほしいと思います。
大塚