只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

今朝も雨です、小雨になったら山に行きます

2016-05-28 09:33:11 | 日記
チェンソーで作った10年前のフクロウ達です。
今じゃ山の中でちょうどいい具合です。笑




『私は〇〇〇が心配で今は苦しい気持ちだ…』
と、落ち着かれない方もいると思います。

しかし、これは『〇〇〇』が対象ではなく
自分の中の、私(思考)が心配になっているのです。

つまり思考自我であり「幻想!」です。
とは言っても、これを見極めることは頭の理解では解消されません。

幻想世界に居て幻想を見破る事は至難の業ですね。
頭脳に支配されているにもかかわらず、
『わかった!』と言って頭脳で解決しようとするのです。

ですから永久に“真実”に目覚めないということです。
“真実”には心配や不安、苦悩や恐怖はすべてありません。
ですから“お気楽”ということです。


話は変りますが、現在ニュースを賑わしている東京都知事の舛添さんですが、
多くの給料やボーナスを貰い、政治資金を自我のため
湯水のように使い贅沢三昧されましたね。(笑)

最高の至福ではないでしょうか?
でも内心はまずい事になった!と恐れ逃げ始めました。

できるだけ悪事がばれないよう、
予防線を張ることで必死ではないでしょうか。(爆笑)
そんなことしなくても、やったことはやったことで
「すみませんでした」と謝り責任をしかと取ればいいのです。

何千万円を違法に使ったら利子付けて返済すればいいのです。
もし刑が確定すれば、それに従えばいいということです。

逃げれば私(思考)は、どこまでも襲用に追いかけてくるので
逃げ切るということは出来ないのです。(爆笑)

このように残念ながら思考する自我が在る以上、
どこまでも問題が出てくるのです。

ですから思考する前にいることが“実践”です。


只の道…淡々と歩く

心の研究もされている禅師、井上御老師のホームページから
一節ずつを、私(思考)が観てみましょう。
あくまで私(思考)から観たものです。
このことは信じないで、常に“実践”で明らかにしていってくださいね。

・・だから、単純な一息が朝から晩までできるようになったら、
もうしめたものです。…前回まで

 『初めは癖ばかりですからきついです。どうしても拡散しますから。
    だが本来きついことをするんじゃないのです。
         何でもないただの一息をするだけです
。』

いかがでしょう。
おわかりになったでしょうか?
考えず、思わず只吸う今、只吐く今をやるだけです。

しかし、思考する癖は“只の一息”を遮るのです。
別に息を止めるということではないのですが、
息をしている今がわからなくなるということです。

つまり幻想の中にいるということです。
事実は“只吸う今”で“只吐く今”です。

『おや!何の音だろう?』で、幻想世界に入っていきます。
ですから「ブー」という音は、音を音と意識せず
「ブー」は「ブー」で消え去ります。

とにかく“実践”続ければ“真実”が現れてきます。