只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

今朝は久しぶりの雨です

2016-05-25 08:32:14 | 日記
我が家に植えてる玉ネギです。
10鉢の中で元気に育っています。笑




私(思考)の真相…第9回目です。

今回は、現代経営学の父ピーター・ドラッカー氏
(享年95歳)の『老人の詩』をご紹介します。

もう一度人生をやり直せるなら・・・・
今度はもっと間違いをおかそう。
もっと寛ぎ、もっと肩の力を抜こう。
絶対にこんなに完璧な人間ではなく、
もっと、もっと、愚かな人間になろう。
この世には、実際それほど真剣に思い煩うことなど
殆ど無いのだ。
もっと馬鹿になろう、もっと騒ごう
もっと不衛生に生きよう。
もっとたくさんのチャンスをつかみ、
行ったことのない場所にも
もっともっとたくさん行こう。
もっとたくさんアイスクリームを食べ、
お酒を飲み、豆はそんなに食べないでおこう。
もっと本当の厄介ごとを抱え込み、
頭の中だけで想像する厄介ごとは出来る限り減らそう。
もう一度最初から人生をやり直せるなら、
春はもっと早くから裸足になり、
秋はもっと遅くまで裸足でいよう。
もっとたくさん冒険をし、
もっとたくさんのメリーゴーランドに乗り、
もっとたくさんの夕日を見て、
もっとたくさんの子供たちと真剣に遊ぼう。

もう一度人生をやり直せるなら・・・・
だが、見ての通り、私はもうやり直しがきかない。
私たちは人生をあまりに厳格に考えすぎていないか?
自分に規制をひき、他人の目を気にして、
起こりもしない未来を思い煩ってはクヨクヨ悩んだり、
構えたり、 落ち込んだり ・・・・
もっとリラックスしよう、
もっとシンプルに生きよう、
たまには馬鹿になったり、無鉄砲な事をして、
人生に潤いや活気、情熱や楽しさを取り戻そう。
人生は完璧にはいかない、だからこそ、生きがいがある。


いかがでしょうか?
年老いた方の生きた証“本当の気持ち”が現れていますね。
私(思考)を忘れ去り無くすことが
どれほど“お気楽”に生きていかれるということが
詩から読み取れます。

すべての人が明日ともしれぬこの人生を
無闇に生きていることに警鈴を鳴らしている気がします。

今日も思考自我と離れる“実践”です。