只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

2日間に渡りロボット芝刈機の研修でした

2016-05-15 10:00:07 | 日記
ブーゲンビリヤが咲き誇っている宮崎空港です。
出発機が欠航となり3時間遅れとなりました。
さすが3時間遅れは研修には間に合わないかな…と
思いましたが、辛うじてピッタシかんかん!となりました。笑



ロボット芝刈機は人間が芝刈りするのではなくロボットが
ひとりでに1年間でも芝刈りをするのです。
とり合えず人間の手間が要らないということです。
真夜中も雨の日にも動いて芝刈りします。ですから
常に芝が伸びず緑の状態を保つということです。




人間の精神をダメにするものは一体何でしょうか?
ご承知のとおり執着であり欲望です。

執着や欲望は例えて言うと「幸せになりたい」とか
「こうなりたい」とか強く思うことです。

それに今の状況を変えたい
職場を明るく変えたい
社会の環境を変えたい
更に両親や兄弟姉妹を変えたい
このように数限りなくあります。

これらが、なぜ精神をダメにするのかということですが、
すべてのことを何ひとつ変えられないからです。
ですから、思い通りには1億年立ってもできません。(笑)

話は変りますが、北朝鮮の独裁者が思い通りに
しようと、自分が気に入らない人々を虫けらみたいに
残虐したり、核爆弾の実験をしたりして狂気三昧になっています。

でもこれはどこまでいっても思い通りにはなりません。
それどころか自国民及び世界の受け入れはなく
一揆触発の状態です。
今か今かと逆襲の機会を“天”が窺っているのです。

それと同じく私という自我が強固であれば
問題になってくるということです。
ですから執着や欲望を抑えるというのではなく切り捨てるということです。

「思考する癖」をとことん極小にするのに“実践”ということです。


只の道…淡々と歩く

心の研究もされている禅師、井上御老師のホームページから
一節ずつを、私(思考)が観てみましょう。
あくまで私(思考)から観たものです。
このことは信じないで、常に“実践”で明らかにしていってくださいね。

・・この認める癖が煩悩となり「隔たり」となるのです。…前回まで

   『これを解決するのが坐禅修行です。そうした念はこの身体が
  存在している限り押し上げてきますから、あいつには負けられないとなったり、
   自分が損をするから絶対に言い張るんだとかいう念が現れるのです。
  これが自我です。つまりこの身体を認め囚われているから生ずるのです。』


いかがでしょう。
おわかりになったでしょうか?
この身体が在る限り念は浮かび上がってくるのです。
しかし浮かんでくる念に取り付かなければ消えてゆくだけです。

そして、それを“実践”し続ければ念も
次第にでて来なくなります。
それが“お気楽ですね!”と言うことです。

でもご承知のとおりそう簡単にならないのが
思考する癖ということですね。
これは、ありとあらゆるところから
約0,001秒の速さで取り付きますから厄介なのです。

この基本とも言えるのが「身体のことを自分」と
認識していることです。

認識している〓思考している〓そこから離れない
それは超コンピューターと言える頭脳が働いているからです。

ですから超コンピューターの電源を一旦
切って見るということです。
電源がなければ超コンピューターは動かず
ただのガラクタです。(笑)

超コンピューターの頭脳を正規に動かすためには
電源という心を本来に戻さなければなりません。

そのための弛まぬ“実践”ということですね。