今年の米は、収量、質ともに良くない。
籾摺りしてみたが、くず米が異常に多い。くず米が多い時は収量も少なく、質も悪い。我が家に限ったことではなく、近所の家も同じような状況らしい。
登熟が遅い年は、作柄も悪いことが多い。今年は例年より10日間くらい稲刈りが遅かった。
不作の原因は分からないが、お盆までは異常に暑い日が続き、その後は長雨で日照不足になったのかもしれない。
いづれにしても、今日で稲刈りは終了した。籾摺りは残るがホッとした。
ところで、今回の稲刈りで気付いたことが2つある。
1つは稲刈りの刈り取りの高さ。高めの位置の方が良さそうだ。藁を結束するのなら低くても良いが、カッターを使う場合は、低い位置だと藁の量が増え、さらに根元は水分も多いので、機械に負担が掛かる。場合によっては詰まって、コンバインがストップしてしまう。
2つ目は、籾摺り機の寿命。何十年も使っているので、すでに限界に来ている。中古でもいいから良いものがあれば購入したいものだ。