12月30日は恒例の餅つきとしめ縄づくり。
昨年はぎっくり腰で断念し、機械で搗いた。
今年は一年ぶりに、竈、釜、蒸篭で糯米を蒸し、臼と杵を使って搗くことができた。
こう書いてみると、結構難しい漢字が多く、手書きでは書けないと実感。
例年は3升を2回搗いているのだが、今年は年明け早々心臓の手術を控えているので1回だけとした。
それでも、鏡餅、あんころ餅、伸餅を無事作ることができた。
ところで、餅つきをなぜ年末に行うかと言うと、年神様が影響しているとのこと。
年始に鏡餅を供えることにより、年神様が鏡餅に宿るらしい。そのため正月の前に餅つきをする。魂の宿った鏡餅を家長が配るのが御年玉(御年魂)。そして年神様の御魂を体に取り込むのが餅の入ったお雑煮を食することらしい。
これは、暮らし歳時記の「鏡餅」書いてあった。
もう一つ、わが家では12月29日は「苦持ち」といって嫌い、また31日は「一夜飾り」という理由で、餅つきは行っていない。末広がりの28日が良いのかもしれないが、この日は仕事でちょっと難しい。したがって我が家では30日となっている。
これも暮らし歳時記の「鏡餅の飾り方」が参考となる。