なごらいの活動レポート

なごや外来種を考える会
・・・略して「なごらい」です。
http://nagorai.org/

「外来種を食べる会」

2018-07-29 | 日記
‘18年7月28日(土)10時~12時  名東生涯学習センター

先日の「外来種を捕る会」に続いて「外来種を食べる会」をやりました。
台風12号が近づいた中で、参加者13人、スタッフ6人での開催です。
朝早くから、冷凍したブラックバスの切り分け、ウシガエルの下茹でなど準備していきます。



10時から高木さんのあいさつでスタート、食材を捕獲した猪高緑地の外来種についても話してもらいました。最近はヌートリアまで捕獲されたそうです。野中からは「迷惑な外来種でも大切な命だから、おいしく食べてあげましょう」。続いて宇野さんから本日の外来種料理「ザリガニサラダ・ウシガエルのオーブン焼き・ブラックバスの煮つけ」について詳しく説明が聞けました。アメリカザリガニはヨーロッパでも増えてしまい、高級料理として食べているそうです。本日の料理に期待が膨らみます。



さっそくアメリカザリガニの剥き身300匹(捕る会を参照)をザルで1分半、塩茹でしてサラダと一緒に提供します。たくさん取れたので一人20匹ぐらい剥き身が割り当てできました。トマトソースも良く合うし、ポン酢もマヨネーズもイケルイケル!捕る会で自分が釣ったザリガニかもしれないから、大事にそうに食べてる子もいました。



ウシガエルは冷凍したものから足だけ切り離して皮をむき15分下茹でしてから、塩胡椒してオーブンで15分焼いたものを提供しました。ほとんど骨付き手羽先みたいな味です。でも鶏肉より脂っこくなくて味わい深いかな。



ブラックバスは琵琶湖の漁協から購入した冷凍切り身ですが、解凍して煮つけのタレとともに15分煮付けました。大きいしクセがなく脂も乗って、もっちりプリプリでした。想像を超えるおいしさに参加者も喜んでくれました。お代わりを食べる子もいました。



余興として生きたザリガニも十数匹持ち込んで、子供たちに手づかみで鍋に放り込んで塩茹でにしてもらいました。子供達全員参加で殻剥きまでやりました。夏休みの良い体験ですね。ただ、先に茹でてから殻剥きすると背ワタが取れにくくて泥臭くなるので、食べたのは勇気のある人だけ。甘みはあるけど臭みもある感じかな。



最期に一人ずつ感想をインタビューしました。「捕って調理して食べた」ことが新鮮で貴重な体験だった方。思ったよりずっとおいしくてびっくりした方。もっと外来種を捕って食べたい方。皆さん喜んでいただけて良かったです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿