オオキンケイギク抜き取りウォーク

‘14年５月17日09:30～12:00
オオキンケイギク抜き取りウォークを行いました。なごや生物多様性保全活動協議会の呼びかけで30名の市民にも参加してもらいました。
　

まず名古屋北スポーツセンターに集合し、活動の説明を行いました。オオキンケイギクは特定外来生物であり、在来植物の生える場所を占領してしまうこと。今までの調査で分かった市内に広く分布するオオキンケイギクを効率的に減らしていくために駆除実験を行うこと。実験方法は①地区で2か月間抜き続け、②地区では2か月間刈り続け、一年後の再生状況を確認することです。オオキンケイギクの見分け方や抜き取り方も説明しました。
　

そのあと500m先のふれあい橋まで元気に歩き、抜き取り作戦開始です。みんなオオキンケイギクの葉の形状も覚えて、花の付く前のものまで見分けて抜き取ってくれました。予定していた300㎡はあっという間に抜き取り終わったので、近くに生えていたものまで含めて駆除作業を進めることができました。40L袋で18個分が満杯になりました。親子連れの参加者や市民活動をしている方もいてみんな楽しそうにおしゃべりもしながら作業を進めることができて良かったです。
　

なお当日の模様は名古屋テレビによって取材され23:30からの地元ニュースで放映されました。オオキンケイギク駆除イベント自体は一地域しかできないけれど、マスコミやネットで啓発していくことは広い範囲で影響を広めることができるので、意義深いことですね。