なごらいの活動レポート

なごや外来種を考える会
・・・略して「なごらい」です。
http://nagorai.org/

「外来種を捕る活動」

2022-07-19 | 日記

 ‘21年7月9日(土)16時30分と10日12時  猪高緑地・生涯学習センター

 

もうすぐ開催する「食べて減らそう外来種」イベントのために食材になる外来種を捕らなくてはなりません。今回はスタッフだけでの活動です。

 

 池にブルーギルがいることは分かっているので、専用のワナを4個注文して仕掛けました。「ブルーギル用遮光型カゴ網」と言います。直径80cmのモンゴルのパオテントのような形で天井に遮光物で覆ったものです。1週間放置して引き上げてみると、ブルーギルは6匹だけしか取れませんが、雷魚が捕れました。なんと65㎝もあります。
雷魚はおいしいらしいので家に持ち帰ってさばきます。妻にも手伝ってもらって、悪戦苦闘の末、きれいな桜色の柵が4枚取れて冷凍保存できました。ギルも頭と内臓を取って冷凍です。

 

翌10日にはなごや環境大学の伊藤さんにも参加してもらって、アメリカザリガニを狙った「穴子かご」を30個引き上げました。罠を引き上げては池に浮かべた衣装ケースに獲物を入れていきます。ザリガニは200匹ほど取れました。他にもウシガエルが2匹とナマズもかかりました。特定外来生物のウシガエルは冷凍庫で処分、在来種のナマズはその場で池に放してやります。

 

 

そしてザリガニは生きの良いうちに生涯学習センターの料理室に持ち込んで、殻を剥いて剥き身にします。

 

この剥きかたにはコツがあって、残酷ですが、臭い背ワタを取り除くためにいきなり頭と尻尾をねじり取ります。加熱前に尾をねじり取ると背ワタをきれいに取れるのでおいしく食べてあげられるのですね。
事務局の伊藤さんにも手伝ってもらいましたが、女性なのに嫌がらずきれいに剥いてくれました。ザリガニのハサミに指を挟まれながらも楽しんで作業してくれました。



小さいザリガニは剥くのも困難なので、頭だけ取って「ナムアミダブツ」です。本来が駆除目的なので死んでもらうことはしょうがないですね。大きいザリガニでも食べられる部分の剥き身は小指の先ほどです。それが150個ぐらい。家の冷凍庫で1週間保存します。

このほかにも琵琶湖漁協から買ってクール便で来たブラックバスの切り身も冷凍保存して食べる会に備えます。どんなメニューを作ろうかな?


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