なごらいの活動レポート

なごや外来種を考える会
・・・略して「なごらい」です。
http://nagorai.org/

「山崎川オオキンケイギク抜取り会2018」

2018-05-21 | 日記

‘17年5月12日(土)と19日(土) 9時30分~12時 山崎川河川敷

山崎川河川敷に繁殖するオオキンケイギクを抜き取る活動に「なごらい」は参加してきました。今年で4年目になります。12日には「名古屋建設業協会ボランティア」140人、19日には「なごや生物多様性保全活動協議会」25人で行いました。



オオキンケイギクとは北米原産の特定外来種で、戦後特に緑化工事として河川敷・道路等に植えられましたが、繁殖力が強すぎて2006年に特定外来種に指定され、輸入・栽培・販売・移動などが禁止されました。でも未だに繁殖を続けているので、こうやって場所を決めて毎年抜き取り活動を続けているのです。2年前に「根掘りガマ」を使用するようになってからオオキンケイギクの再生が減り、山崎川のオオキンケイギクは全体的に減ってきたように感じます。

 
 

外来生物は人間が連れてきたのがいけないので、本来外来生物には罪はないのですが、害を及ぼすものは駆除しなければなりません(ふじの国地球環境史ミュージアム岸本年郎教授の言葉)。私達も「ごめんね」と言う気持ちで抜取り会を行いました。
今回の成果は12日が140人、22袋で19日が25人6袋でした。名建協の皆さん、応募で集まってくれた市民の皆さん、お疲れさまでした。

 
 
 
 
 

オオキンケイギクは他の地域でもたくさん生えていますが、昨今は愛知県下の行政さんもあちこちで駆除活動を展開されています。(豊田市、刈谷市、碧南市、みよし市、田原市、幸田市、長久手市等)また新聞やテレビなどでも各地の駆除活動が報道されて一般市民の方にもオオキンケイギクの存在が知られてきています。活動の輪を広げて行きましょう。