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やみくも着物ライフ

突然着物に目覚めてしまったわたし。細かいことはいいの、とにかく着物が着たい!そんな乙女心を綴ったペイジ・・・

貴人点(きじんだて)

2005年02月24日 | お茶
今日は、お茶のお稽古。
「貴人点て」と「貴人清次」のお手前でした。

貴人というのは“高貴な方”ということで、現代ならさしづめ宮様でしょうか。
はっきり言って、わたしごときがお茶を点てることなど一生無い。

だからと言って、知らなくてもいいのかというとそうではないらしい。
このお点前は、たとえば会社員ならトップや取引先の重役などを
主客として迎えたときなどは、必要となってくるのだ。
(まあ、そういうことも私はないだろうが・・)

そうそう、「清次(きよつぐ)」って誰だと思う?
答えは、御付きの家来のこと。
“つぐ”は「次客」の「次」なのだそうだ。
で、このお点前では清次さんが一番動き回るのだ。

このお点前の特徴は、貴人さんを特別扱いするということだ。
お菓子やお茶碗は、足つきの台(貴人台)に乗せ、
茶筅や茶巾も貴人と家来の分を使い分ける。
お茶杓やお茶碗は使い捨てになるそうだ。

お点前の手順は、あまり変わらない。
緊張するのは、貴人台の扱いだ。
あと、台の上でお茶碗が傾くから点てにくい。

清次さん用の茶巾は、帯のふくらすずめみたいな形に折る。
とってもかわいいんだけど、小さくまとめるのが難しいの。

写真は、貴人台に乗ったお茶碗を炉ぶちに置き、
なつめ茶杓、茶筅を定位置に置いたところ。














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