海の見える家から

瀬戸内海の見える家から、日々の出来事をつづります。

ここちゃん

2011年11月03日 22時20分15秒 | 日記
夕方、窓の外を見るときれいな夕焼けが見えました。
よかった、ここちゃんが無事に空に着いたんだ・・・。




友だちの、やっと授かった赤ちゃんが今日、火葬されました。
友だちは、もちろん、私も生まれる日を楽しみにしていました。
なんて声を掛ければいいのかもわからず、ふと、友だちの顔を思い出し涙が出てくる。
何も、してあげられない。無力な私。
そっと、見守るしかない。

友だちから電話がありました。
名前は、ここちゃん。
親孝行の子で、痛みもなく出てきてくれて、看護婦さんが褒めてくれたそうです。
鼻が高くて、てのひらに乗るくらい小さな赤ちゃんだけど、小さな手足には、小さな爪も生えていたこと。
誰にも知られず葬られるよりも知ってもらった方がいいと言っていました。
そう話す友だちは、もう立派なおかあさん。
小さな赤ちゃんの死は、私に、たくさんの事を気付かせてくれました。



ここちゃん、あなたの事は、忘れないよ。
安らかにお眠りください。
ここちゃんのパパと、ママが元気になれるよう空から見ていてね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする