心に染み渡るフュージョンを。
ちょっとゲーセン熱が戻ってきたので、グルーヴコースターをプレイしてきました。
しばらく離れているうちにかなり曲が増えていたんですが、
その中でも特に衝撃的で、かつ極めて独特な曲だったのが「Spring to mind」。
…ええと、たぶん聞いても何が何だかわかんないって人が大半だと思うんですけど、
こういう曲なんですよ。それ以上でもそれ以下でもない。
この曲を音ゲーの曲としてプレイするんです。
BPMは一応120で設定されているんですけど、
もはやリズムを取るとかそういう事すらもよくわからない、変拍子ですらないってレベル。
で、グルーヴコースターは基本決められた「コース」の上にあるターゲットを
それぞれに対応した操作でこなしていくってゲームなんですが、
この曲は難易度NORMALの時点ですでにそのコースが見えないというギミックまであります。
コースが見えていればどのタイミングで操作するかが分かるのですが、
それに頼ってタイミングを図ることさえ不可能という。
さらに厄介なことにコースそのものはしっかり設定されていて、しかも曲がりくねっているので、
余計タイミングを取りにくいという、このゲームの中でも屈指の曲者曲になっています。
曲自体の難易度はそれほどでもないんですが、ノーミスで繋ぐことがとても難しく、
おまけにコース上で見えないアドリブの位置がまた訳のわからないところに設置されているので、
フルチェインする難易度はこのゲームの中でも最上級というレベルのようにも思えます。
作曲した土屋昇平さんの話を聞く限りでは、「最初は根本的にリズムとか無視していた」らしいので、
そのままの状態で世に出されていたら、ゲームの中でも最大級の問題曲になってたかも。
一体どうやったらこんな曲を作れるのか。一度頭の中を見てみたい。