さえずりの森(永山駅前雑木林保全育成の会)

1年という短い期間で雑木林を守ることに成功!2006/11/26保全団体として生まれ変わりました。

永山駅前雑木林の会 第2回世話人会 報告

2007年01月17日 | 議事録

開催日時:2007年1月17日(水) 19:00~21:20
開催場所:ベルブ永山 サークル活動室
出  席:15人
欠  席:2人


<議事内容> 
(1)1月20日の作業内容について

出来ることから少しずつしていく
駅から見えるバス通りに面した所で作業を皆でする。草刈、清掃から  法面を鎌など小さい道具を使う作業を皆ですることで活動のアピールになる
集めたゴミは分別して、集積場(駐車場)まで運ぶ
拾い集めたゴミに関しては事前に市に連絡して片付けてもらう方法があるので作業のPRも兼ねて活用(市民が活動しているのが分かる)
作業をする前に山の神に塩、米、酒を供えて安全を祈願する慣わしがある
山始め式
活動報告を纏めるために作業日誌をつける事
  作業日誌には、作業前後の様子の写真を記録として残す
  参加者、何をしたか、など作業を毎回記録すること
  活動報告をするためにも日誌は欠かせない
  記録係が必要である。記録フォーマットを作ると良い
  他の保全団体のフォーマットを参考に
バス通り沿いの歩道まで延びている雑草の片づけ、法面の草刈をグループ分けして進める


(2)バス通り沿いの樹木の伐採について
多摩市では、バス通り沿いの樹木の伐採作業をはじめたいとのことで、切る木に印しとして付ける青いビニール紐を多摩市から受け取っている。
多摩市は年度内、冬場の作業時期に業者に作業を依頼したい様子が伺える。    (伐採、剪定は冬のうちが適している)
多摩市の案をそのまま受け入れるのでなく、樹木の太さ、種類など台帳を作り、切った後のことも考える
バス通りからの外観、雑木林全体から考えた法面の様子を考慮してこちらの希望を伝えていくことが大切
バス通りぎりぎりにある樹木のうちに何本かは残しておきたいが交通安全面から考えると伐採もやむをえないと考えている

(3)保険について
1月12日多摩市総務契約課で”地域サポート保険”について説明を聞いた結果、制度がまだ発足して間もないために整理しきれていないところもあるが、地域サポート保険が適用できない主なものは別紙の通り。
4月以降活動が本格的になる頃迄には整理が付くことを多少期待して見守ることにする。
保険請求の際に当会の活動として作業していたことを明確にするため、作業参加者には氏名 住所 連絡先 を必ず記入してもらうようにする(作業記録帳を準備する)。
保障内容が十分でない場合は4月以降行事保険など活用する方法を検討する。

(4)振込み口座開設
任意団体の口座開設の審査が厳しくなっている。口座開設にあたり、郵便局では事務所の所在地を会則の中で明確にする必要があるとのこと。多摩信用金庫も郵便局に準じる扱い。会則の「付則に事務所所在地を記載すること」を世話人会での承認事項として、口座開設の手続きを行う。正式な会則改正については総会で世話人会より提案する。また、当会が実在のものである根拠として1月22日(月)に受け取る予定の多摩市長印が押された協定書も提示する。

(5)協定締結
本日(1月17日(水))午前8時半、めでたく協定書が多摩市に受理された。(=協定を締結。) 多摩市長印が押された協定書は1月22日に受け取る予定。 協定書の原稿で一部修正あり。
・原案では、活動報告書は年度末までに提出することとなっていたが、「活動報告は毎年5月31日までに市に提出する」と変更となった。

(6)「永山駅前雑木林 通信」のFAX、ポスティングの経費
メールで通信を配布できない会員へFAXやポスティングするための通信費(電話代) プリントアウトする際に必要な用紙、インク代等は経費として担当者に支払うことを承認する。(インク代は、印刷枚数のカタログ記載値を目安に精算する)

(7)愛称募集の件、2月末の締め切り、選考について
3月11日(日)のアースビジョンまでに愛称候補を絞って会場に来た人に投票してもらう案が出る。
準備など考え逆算、3月7日世話人会で愛称の選考をする。
愛称募集の記事掲載予定
1月20日 たま広報(1036号)
1月25日 アサヒタウンズ

粗品に関しては引き続き検討する。

(8)ブログ担当
手伝ってくれるという申し出があり、一度連絡をとって、作業内容などについて相談する。
ブログには以下の項目を内容を掲載することについて提案があった。
雑木林の会について 会則、協定書、世話人名、会員数 雑木林について


永山駅前雑木林の会 第1回世話人会 報告

2006年12月08日 | 議事録


開催日時:12月8日 19:00~21:20
開催場所:ベルブ永山 サークル活動室
出席:15人
欠席:2人

1.役職
   以下のように決定
     代 表:浅井、(副)村山
     会 計:(主)叶内、滝口
     事務局:江川、伊藤、山下、福山、三好、望月、佐藤、村松
     作業局:(主)村山、井上、清水、西
     広 報:山口


2.協定書について
   市から提示された内容で合意する
   打ち合わせの候補日を12月11日に連絡する。
   公園緑地課との打ち合わせ予定:第一候補12月21日(木)
                  第二候補12月27日(水)(⇒27日に決定)
 
3.当面の保全計画
   第一回作業を 2007年1月20日(土) 13:30~とする。
   倒木の片づけ、ゴミ拾いなど
   12月9日の観察会で確認する。(⇒雨のため、あまり時間とれず。)
                
4.保険について
  保全作業
   「多摩市地域活動サポート保険」について、多摩市に問い合わせしたたが、
   今年始めたばかりの保険で担当者も詳細がわからず
   ・掛け金は不要
   ・事前登録不要
   ・無報酬であること
   ・危険な作業は対象外
   ・傷害補償、賠償責任補償
   ・危険度の高いものはダメ
   更に調べてみる
    この保険の対象となるなら、保全作業はこれを使いたい。
    保全作業は対象となりそう。
   
    ボランティア保険も危険作業(チェーンソーなど)は対象外。
    この保険に入っている人は、他での作業でも保険は支払われるので、
    永山駅前雑木林の会で更に入る必要はない。
    また、個人で傷害保険・賠償保険に入っている人もいる。
    二重に掛けて会費を無駄にしないようにする。
   
  観察会
    行事保険などを掛ける必要あり。
    会員以外の参加者からは保険料を徴収する。
    行事保険は、20名以上、600円~?
    名簿提出は不要。前日までに払い込みの必要あり。
    雨天等で中止でも、返金されない。
    ⇒他に条件のよい保険ががないか調べてみる。

5.会員管理
   一般会員、賛同者へのお知らせ等について、
   ML(メーリング・リスト)、MM(メール・マガジン)どちらにするか等

   ⇒世話人会はML
    一般会員でも、希望者は登録可能とする。積極的に参加して貰いたい。
   ⇒一般会員、賛同者へはMMを月1回程度で配信。
     必要により、一般会員のみに配信できるようにしておく。
   ⇒会としての受け付け用メールアドレスを作る。
   ⇒名簿を早急に整える

6.ブログ
   URLはそのままで、リニューアルする。
   更新作業は、引き続きUさんにお願いする。
   詳細はUさんと相談。(⇒多忙につき辞退 会員に協力を呼びかける)

7.公民館利用者団体登録
  すぐ登録する。
   
8.入会申し込み用紙
  改訂版を作成する。
  Webからの申し込みを出来るようにする。

9.設立総会の折に出た宿題について
  おいおい検討、春の総会までに提案できるようにする。

10.愛称公募について
  多摩市広報に愛称公募スペースが約束されているので
  平成19年1月20日号(締め切り12/15)に載せる予定
  ホームページでの告知はすぐに始める。

11.守る会の残金
   3,888円 ⇒ 永山駅前雑木林の会へ繰り入れる。

12.その他
  『アースビジョン多摩』(2007年3月11日 パルテノンで上映会)の協力団体になる。


設立総会の記録

2006年12月02日 | 議事録

日 時  2006年11月26日(日)PM7:00~8:30
於    ベルブ永山 公民館視聴覚室
出席者  44名(会員登録者数 57名 但し閉会時)

式次第  1.開会挨拶
     2.来賓挨拶
     3.議事   議案 1) 会の名称及び会則について
               2) 世話人の選出
               3) 当面の作業管理計画
     4.質疑応答
     5.観察会の呼びかけ


1.開会挨拶
ここにあるのぼり旗はYさんに書いていただいたがこれも署名運動に活躍してくれた。
私が勝手に司会兼挨拶をしているが議事進行は会で決めた式次第に沿って進行する。

経過報告
1年前突然の開発計画で運動が始まったが、みなさんにいろいろな形で力を発揮して貰った。議会、市長、職員の方が力を出してくれた。一番はじめに署名を集め、7,000を超える署名を議会へと持っていった市民の力が今日につながった。これを発展的に解消し職員の方たちと一緒に多摩市の雑木林として残していきたい。

2.来賓挨拶
市長
今日ここに設立総会に至った事を嬉しく思う。
中心的に力強く引っ張ってきてくれたみなさん有難う。20世紀の間は開発しないと言ってきたが、21世紀になっても残したい雑木林。みなさんの署名もあり、市議会で決まった。聖ヶ丘・馬引沢地区等6箇所に約2万平方メートルの雑木林があり、そこも残すべく5500万円で12月の市議会にかけられる。新住宅市街地開発法の節目になる年に雑木林を残せた。
多摩市民だけでなく、外から来る人にも、次の世代にも良い状態に保全し、残して行きたい。知恵を紡ぎ汗を流してグリーンボランティア活動の中に永山も加わって、豊かな緑を残してもらいたい。

グリーンボランティア森木会
グリーンボランティア森木会は平成13年より活動している。講座終了者はななやま緑地、多摩中央公園、一本杉公園、よこやまの道の4箇所で活動している。良い環境を作るには、木を伐ることも必要だし、キンラン等も愛でながら保全していく。180名受講者中120名が終了。森木会に入っている人はおおよそ100名いる。その中で更に80名が月1~2回活動している。
もっとも大切なのは自分たちの中で安全にやっていく事。講座は毎月第4土曜日。この5年間殆ど雨は無い。ケガもない。6期は34名中、保全育成の会から4名が応募されている。この会の目的の中に、多摩ニュータウン開発の中で守られてきた貴重な遺産とあるが、これを今後とも守って行きたい。





議案
1)会の名称と会則の提案
準備会を開き、修正に修正を重ね、多くの市民の方に入っていただきたいと言う事でこの案にまとまった。
今日はあくまでも発会式であり、総会は来年4月以降新たに行う。会費も来年度にあてる。

質疑応答
名称について
Q もっとソフトな名前にしてはどうか。例「永山駅前の緑をはぐくむ会」など。
A 会の名称はこのまま残し、「以下、永山駅前雑木林の会という」として略称も入れ、世話人会で検討し、4月の総会に提案したい。愛称は会の名称に対してではなく、森全体の愛称にしたい。

会則について
Q 会員の議決権と団体の定義について 弟7条5項
A 団体の中には企業、事業者も入っており、それぞれ議決権は1である。第4条の会員の区分の通り会員の事業者、団体、個人がそれぞれ議決権1を持つ。
Q 弟 8条の連絡協議会の団体は賛助会員でなくとも良いのか。
A 臨機応変に考え、少しでも協賛できる団体をふやしていきたい。
  規定がないので会員は無理だが、寄付でなら協力できるという企業もある。
駅周辺の企業、アイフル、JTB、グリナード、小田急、京王等を回ってみたが、みな協力的で寄付は出来る、検討してみるというところもあった。
Q  第3条3項の住みよい環境と言うことで、遊歩道などを作ると自然が破壊される。
A  それについては今までも十分討議してきた。公園のような遊歩道は作らない。
Q 弟5条 会費  会員と会員以外の人の区別について 対応に差がでるのか。(例飲み物の配布等で。)
A 対応に差をつけることはない。会費は会の運営以外には使わないので飲み物等は出ない。

議案 2)世話人紹介
本会の運営目的から運営に携わる人の名称は一般的な幹事、役員よりも世話人が相応しいと考え決めたと説明。これまで29回の永山駅前雑木林を守る会会合に多く参加した人の中から15名を世話人として選出、順不同で読み上げる。
さらに会場から2人が名乗りを上げて、17名で世話人会発足。承認。

議案 3)当面の作業計画について
今日設立された団体と多摩市とが協定を結び、協議していくまでの当面の計画を立てた。
(1)2006年12月から2007年3月までの期間を当面とする。
(2)活動日は月2回が限度。日を特定すると参加できない人が多い。
(3)年配の人も多いので、1日がかりのボランティアは大変である。
(4)市民がボランティアとしてやるので難しいことは出来ない。
下草刈りや倒木の除去。鶯の生息場所を整えたい。管理用通路を必要最小限に作る。むやみに中に立ち入らない配慮が必要。2~3月にはクズ掃き作業がある。
(5)安全に危険のない作業の為の準備が必要。
(6)会には何も準備がない。自己責任でケガのないように。作業道具は各個人が草刈鎌を用意して欲しい。
(7)ボランティア保険として年間600円がかかる。残る400円が運営費となる。
質疑応答
Q 公園ではなく、市の区分では緑地ではないか。
A 緑地です。
Q ボランティア保険について。
他にも種類があるので、600円の保険が承認されたということにしないでもらいたい。既にボランティア保険に加入している人もいるし、他にもいろいろな種類があるので調べたい。
A 保険に関しては今後検討していきます。
Q 道具の購入について。購入してからの作業か。
A まず各自で草刈鎌を買ってもらって、体験しその中から必要な道具をそろえていく。多摩市と協定が結ばれれば、市が道具は貸与するということである。

参加者の発言
多摩市環境部公園緑地課
今年6月に譲渡契約を締結し5ヶ月が過ぎたが、2億1千万で購入できた。嬉しい。後世に伝えていく為に、今よりもいい形で緑が残せるように一緒にやっていきたい。
観察会のお知らせ
30年間雑木林のへりをずっと回って勉強させてもらった。残ってよかった。ここに花の咲いたヒイラギの葉を展示してあるが観察会まで持つかどうか、取りあえずは皆で歩きながら次の作業の腹案を考えて行きたい。先人が長い間かかけて共生してきた雑木林との共生術を学びながら残して生きたい。今日もウグイスがホケホケと鳴いている。観察会は12月9日午後2時からです。

会場から
■永山の雑木林は春に一緒に回って素晴らしい所だと実感している。残って嬉しい。管理に関しては個人のスタンスがあり、千差万別で一つに纏めるのは不可能である。最大公約数を取って、Mさんの思い入れを軸にしてお互いの意見を交換し尊重しながらやって行ってほしい。

■残る事の嬉しさでいっぱい。何よりも次世代に伝えていきたい。子供の頃、泥遊びに転げまわっていた自分と比べ、アスファルトの上で遊ぶ子どもたちに、体感できる雑木林の楽しさを伝えて行きたい。

■私はいつも藪にウグイスホーホケキョと言っているが、アイフルに通勤する若い女性たちが「ウグイスの声が聞こえない」と言っていた。多摩市以外の人がウグイスの声を楽しみにしている。この森は絶対残さなければいけないと思った。永山からみどりへの思いを発進していきたい。

■ウグイスが来ていたが、最近鳴かなくなった。保全活動をしていていなくなったのか。これからそのへんのノウハウも教えて欲しい。

■ウグイスは心配ない。メジロもたくさんいる。1メートルでよい。笹があれば大丈夫。作業用具は鎌だけに限定すると危ないので、刈り込み鋏も使い、工夫しながらやっていきたい。

■たぬき、はくびしん、コジュケイなどと実際に出会ったことで雑木林を好きになり関わってきたが、メールで情報が配信されてきたので関わってこられた。mixiの地元のコミュニティの自己紹介にも「緑の多い永山が好き」という若い世代にも書き込みが多い。この1年永山ハイツ内外に知り合いが出来たことも収穫で、雑木林の保全活動を通じて、人の繋がりを更に広げていきたい。

閉会
現在の会員数56+1名で57名。本日の参加者44名中29名しか入っていない。見守りたいと言うだけで良い。幅広い市民の方に入っていただきたい。


多摩市長との面談報告

2006年06月03日 | 議事録
ごめんなさ~い、報告がすっかり遅くなってしまいました。

★25日の市長との面談の報告は、提案文書に書き込み
ましたので、ご覧ください。

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永山駅前雑木林の保全について(提案)

前略  標記の件、貴職のご尽力により、6月議会を経て、7月の都市再生機構(以下、機構)との契約、土地引渡しによって、「永山駅前雑木林」が緑地として丸ごと確保することができましたこと、当会として心より感謝いたします。そして、これからは行政とともにグリーンボランティア森木会などの緑地保全活動団体、隣接の永山ハイツ住民の方々や永山駅前雑木林に心を寄せる多くの市民の方々の力を結集して、保全・育成活動に向けて文字通りの協働を進めていきたいと思います。

⇒別紙「永山駅前雑木林の保全管理について(案)」参照
その別紙に関して概ね了解でしたが、市側と1点だけズレがあったのは“保全管理の主
体は”についてです。その件について、明日3日(土)の観察会後、3時半すぎからベルブ永山・サークル活動室で、検討する会合をもちます。



その一環として、事前にいくつか私たちから提案と協議したい事項があります。
(1)(永山ハイツが機構から借り受けて使用していた)「元駐車場」を“観察・保全”
  の拠点スペースとして活用する。
⇒本スペースが、、今回の引渡しの対象に入っているかどうか、市側はハッキリしていなかった。(入っています。)いずれにしても、今後は公園緑地課と協議することになります。


(2)昨年10月20日の面談時に話の出た、保健所からJTB前を通り、日医大に至る「歩道」は設置しない。小田急・京王永山駅ガード下には柱があり、物理的に工事は困難。また、雑木林内を抜ける歩道案については、緑地保全の観点から不適当。
   ⇒「絶対に『歩道』設置をしないとはいえない。何年かは少なくともしないが…将来的には……?」という回答でした。


(3)駅前通りに面して設置されている柵はとりあえず活用する。が、今後どうするかは協議する。
   ⇒同意(公園緑地課との協議事項)


(4)駅前通りに面する鉄枠のみの広告ボードを、当該地の案内看板用に活用するかどうか協議する。
  ⇒すでにお知らせした通り、本鉄枠は機構が撤去します。(もう済んだ?)


(5)当該地の「愛称募集キャンペーン」を私たち市民と共催実施する。
   ⇒条例の別表としては正式な名称、たとえば<永山駅前緑地>とかにする必要はあるが、愛称(募集キャンペーン)については公園緑地課との協議の中で進める。

以上につきご検討いただき、できるところから協議に入りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。             
   
尚、今後のために気になったことをお伝えしておきます。

それは市の公式ホームページ上にアップされた“ようこそ市長室へ”の「永山駅前の緑地保存について」です。私たち市民としては、市民・行政・議会が各々の持ち場から粘り強く働きかけを続けたことで、市が機構と譲渡交渉をする上で大きな追い風となり、成果が得られたものと捉えております。「市民協働」とはこういうことなのだ、と理解してまいりました。市民と行政が力を出し合うことで、多摩市の宝である緑を次世代に手渡せる。今後のまちづくりにとっても、ひとつの大きな経験として活かせるのではないか、と。
そのため、今回の文面にはしっくりこないものを感じました。今後の維持管理には「市民の皆さんと力をあわせ」とはありますが、昨年9月から本年3月に至る経過には“市民の姿”はありません。この点が大変残念に思えました。今後、市が各方面において、協働する意思のある市民との円滑な関係を構築していく上で、この“ようこそ市長室へ”は、最大限配慮されるべきものであってほしかったと考えます。ぜひ、この点を心に留めていただき、今後のコラム等に反映くださいますよう期待いたします。 
 ⇒“そうとられることが何だかしっくりこない”ふうに市長はつぶやいていた。

また、機構との折衝にあたってご尽力された結果により、この度の譲渡価格に至った経緯につきまして、今後のために、市民との情報共有という観点からお聞かせ願いたく存じます。
 ⇒「今回のケースは、都市計画決定ルート(一旦、土地開発公社で取得し国庫補助を導入
する方法)がとれなかったため……」というような話の流れでした。
本件は、8日(木)の補正予算審議の中で再度取り上げられるかも知れません。


 以上、よろしくお願いいたします。 

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