いよいよ決戦の第２日目、会場はツインパルながおで行われました。台風で臨時休業になった前日は、大雨警報が継続して発令されており、学校での練習ができない状態で、バスケットボール部女子生徒は家でストレッチやイメージトレーニングなどの調整を行いました。
はつらつと長中らしい試合をする。全力を出し切ろうと、さぬき南中学校との対戦に臨みました。
試合が始まり、一進一退の攻防が続きます。目まぐるしく変わるゲームの流れに、選手の心理状態はいかがなものかと想像すらできませでした。ただひたすらに、ボールと相手・味方の動きに集中し、自らのそしてチームの最高のプレーを出すのみです。応援も一進一退のゲームにはらはらしながらも、決して一喜一憂せず、勝利とベストプレーを信じての応援が続きました。
そして、第４ピリオドも残りわずか。劣勢の流れの中、キャプテンを中心に「何くそ」と踏ん張る選手の姿は格好良かったです。最後まであきらめない頑張りを見せてくれましたが、点数は及ばず、無念の敗退となってしまいました。悔しくて涙を流す選手を一人一人ねぎらうように、監督が心の中で「よく頑張った」と呟きながら、握手でベンチに迎える姿が印象的でした。この総体をバスケットボール部女子生徒は絶対に忘れないでしょう。
バスケット部員を含め、３年生はこれまで頑張ってきた２年半、きっと勝利よりももっと尊い大切なものを部活動でつかんだに違いありません。県大会、コンクールに出場するみなさんは、ぜひ全力発揮で堂々と長中生らしくやりきってほしいと願い、応援しています。
