最近,このブログのテンプレートを芍薬(シャクヤク)に変更しました。
「立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)、歩く姿は百合(ユリ)の花」
芍薬はすらりと伸びた茎の先端に美しい花を咲かせます。牡丹は枝分かれした横向きの枝に花をつけるため,まるで座っているかのように見え,観賞するときも座って観賞したほうがきれいに見えます。百合は、しなやかな茎の先にややうつむき加減に花が咲きます。そして,風をうけて揺れる様子は,優美に歩いているように見える。ということからきているようです。
また,牡丹の花が終わったころ芍薬が咲き,芍薬が終われば百合が咲くので,座った姿勢から,立って歩くという一連の美しい動作の流れのようとも言われているそうです。
芍薬の花は牡丹の花ととほとんど見分けがつきませんが,牡丹は「樹木」,芍薬は「草」に分けられるようです。また,芍薬の根には消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれん作用があり,生薬としても使われています。