その場で居るだけで、汗が噴き出す蒸し暑い蒸れ体育館・・・いえ間違えました、牟礼体育館。これまでどれだけ鍛えたのか、それが問われる熱い中での体力勝負でした。熱中症などが心配され、最近の大会は冷房がある体育館が会場になることが多いのですが、やはり総体はこれでなくちゃと感じました。汗にまみれ、ドロドロぐたぐたになっても、勝負をあきらめない精神力の勝負です。足が動かなくても、叩いて感覚を呼び起こしてまた前に向かうのです。そんな戦いが、この日は見られました。
柔道部の試合は会場入りが一足遅く、応援することができませんでした。ごめんない。選手に聞くと、どの生徒も自分の実力以上（という言い方は失礼ですが）というか、持っているものをすべて出し切った試合ができたそうです。それでも勝てなかったのは自分がまだまだですという謙虚で前向きな声も聞こえました。必ずまた次の機に、一段上の力を見せてくれるでしょう。そんな中で３年生は２名とも個人ベスト８となり、いい顔で集合写真となりました。
卓球は男女シングルスに３名、ダブルスに女子１ペアが出場です。それぞれが勝利し、全員が２回戦以上に進みました。しかし、各地区代表が集う大会です。なかなか勝ち進むのはきつい。上位進出ならず敗れたとはいえ、「面白かった。こんな相手は地区では対戦できない。逃げんもん。堂々と真正面から勝負してくるもん。卓球の面白さをすごく感じました。よかった。」と話す笑顔の選手もおり、こちらまでうれしくなりました。こんな気持ちで、ひとつのことに打ち込めると最高だと思います。
四国大会を果たした女子ペア、逆に冬に四国大会を経験したものの、今回の県総体では苦杯をなめた男子ペア。それぞれの思いが交わる炎天下の会場でした。そして、最後の試合は男女１～３年生と長中関係者全員で一丸となって応援しました。今流した汗がきっと支えになる日がきっと来る。君たちのテニスはこれで終わりじゃない。これからこれから、そして人生も長く、その汗が必ず支えになるのです。女子ペア、四国大会、思う存分勝ち負け関係なく、自分たちの全部を出し切って相手と一体になってテニスを楽しんできてください。
７月２２日を皮きりに、県下の中学生が地区を代表して集い、熱い戦いが繰り広げられました。我が長中生も、先日結果一覧をお伝えしたように、大いに奮闘しました。その様子をスナップでお楽しみください。そして、１・２年生の皆さん、先輩の姿を思い出しながら、受け継いだ大切な伝統や目標、さらにはそれに上積みした自分たち自身の大きな夢た目標をもう一度新たに考え刻み、次の夏へと向かうこのスタートの時期をしっかりとしたものにしてほしいと思っています。 今日で７月も終わり、暑さも今が盛りの時期ですが、体調も万全に充実の夏休み、本気のわくわくいっぱいの夏休みを過ごしてください。
