コバルトにいさん

９月２２日（土）

北海道のスゴイ劇団、イナダ組の「コバルト兄さん」を観に行きました。


このチラシの写真を見て「ああ、昔懐かしい昭和を感じさせる人情話なんだろうなぁ。コバルトって渾名を付けられたお兄ちゃんを偲ぶ弟の話なんだ」と、勝手に創造を膨らませていましたが、全くそんな話ではありませんでした。
そんな爽やかな要素はコレっぽっちもない、公園のホームレスの話。

人間って、社会から落ちこぼれてしまっても、落ちこぼれた先でまた新たなコミュニティを作ったり、関係を持ったりしたくなるさびしんぼさんなんだなーって思いました。
北九州にもたくさんのホームレスの人が居て、色んな理由でそうなって、もう独りでいいって決心して、でもそれはやっぱり寂しくて、人通りの多いトコに集まってきたりして。
コバルト兄さんが「あさちゃん」を大好きで、愛してる姿をみてたらなんだか泣けてきちゃいました。
みんな誰かを必要としてるんだなー。

終了後は打ち上げにも参加させて頂きました。
イナダさんとは先日もお会いしたのですが、今日は役者の方々、スタッフの方々ともお喋り出来て非常に面白かったです。
あーさんの札幌公演も観に来て下さるそうで、ありがたい話です。
私も札幌、観に行きたいなー。
蟹喰いてぇー！