ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

白石光隆ピアノリサイタルVol.35

2022年09月07日 | 観た
さて、今回も無事に私的に完璧だと思う席に座ることが出来、視界を邪魔するものなく、先生の横顔と踊る指先を観ることが出来ました。
開場してもギリギリまで調律師の方がピアノの調律をされていて、さすがプロと言った雰囲気です。
今回のプログラムは以下。

プログラム

モーツァルト=リスト:アヴェ ヴェルム コルプス
ベートヴェン:ピアノソナタ第8番ハ短調op.13「悲愴」Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ.
リスト:2つの伝説 1.小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ 2.波を渡るパオラの聖フランチェスコ

休憩

ボルコム:3つのゴーストラグ 1.優雅な幽霊 2.ポルターガイスト 3.ドリームシャドウズ
アルベニス:イベリア第1集 1.エヴォカシオン 2.港 3.セヴィーリャの聖体祭
J.シュトラウス2世=ペナリオ:皇帝円舞曲

EN
メンデルスゾーン:甘い想い出op.19-1
C.P.Eバッハ:ソルフェージェット
ワイセンベルク:「この道」の主題による変奏
ーーーーーー

いやもう、先生の演奏はどの曲も全て素晴らしく、息を飲むとは正にこのことでした。
先生がピアノの前に立たれると割れんばかりの拍手。そしてすぐにシンと水を打ったように静かになり、客席の目が先生に集中して、すごい緊張感が漂います。
演奏中は物音一つでも立てれば顰蹙を買うと、息も出来ずにただただ先生の指先に注目してました。

これぞクラシックというような曲から、ラグタイムやスペインの曲などプログラムは彩り豊か。
先生の顔も緊張感が表れたり、リラックスして笑顔を浮かべられていたりと、演奏されている曲によって様々でした。
一年の集大成と銘打たれたリサイタルだけに、今の先生の全てが、2時間に凝縮されていました。

過去2回、このリサイタルを聴きに来て、毎年の恒例にするのだと思っていた所にコロナ禍。そんな中でも先生はこのリサイタルを続けて来られていました。
やっと、やっと、再びこの幸せを感じることが出来ました。
先生の指先から生まれる余りにも美しい音色に、圧倒され、揺さぶられ、掴まれました。

アンコール3曲もしてくださり、拍手の鳴り止まない中、照れくさそうに舞台に立つ先生の姿を見て、本当に来て良かったなーと、私の幸せがここにあったなーと、しばらく座席から動けませんでした。
音楽の神様の祝福が、ここかしこに溢れている気がして天を仰ぎました。

終演後、ないかもしれないと思っていましたが、ロビーに出ていらっしゃったので、ご挨拶出来ました。
わざわざパテーションの下から手を出して下さって、握手して下さいました。有難し!分かってらっしゃる!!
持って行っていたCDにサインもしてもらいました。わーい!

そうそう、明日から福岡行くよと。実は10日に宗像ユリックスにいらっしゃるのです!2月にコンサートが予定されていて、そのプレイベントがあるんですねー。
「もちろん行きます」と伝えて2月のこともちょっとお話して下さいました。
東京に比べれば宗像なんて秒で行けますからね。
こんなにすぐ、先生とまたお会いできるなんて、ラッキーが過ぎますて。
そしてやっぱり年に1回は絶対に先生のピアノを聴きに来ないと!と思いました。
何度も言いますが本当に幸せな時間でした。
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