ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

イザナキとイザナミ 古事記一幕

2008年01月12日 | 観た
1月12日(土)

劇団千年王国の「イザナキとイザナミ」を観て来ました。

その昔。
まだ地球がドロドロの液体なんだか固体なんだかわからない時代。
イザナキとイザナミがこの日本国を創ったと言う。

古事記の物語は大好きで、子供の頃に本で読んだし、美内すずえの「アマテラス」でも読んだ記憶があります。
なんだろう、神秘的なにおいに惹かれるのかしら?
昔々の神話的な話にすごく魅力を感じるのです。

今日のお芝居もそんな神秘的な魅力を充分に備えたお芝居でした。
出てくる役者はたった1人。
そして妖しい楽器を操る音楽家が、上手(かみて)で様々な楽器を演奏していました。
舞台での生音というのは本当にいいものです。
場の空気が音によって繋がっていく気がします。
しかも見たこともないような楽器の音にかなり引き込まれました。
そしてイザナキとイザナミを演じた役者の榮田さんも、その時々で男に見え、女に見え、少女に見え、老婆に見え、私を瞬く間に物語の世界に連れて行ってくれました。

終演後、開口一番うちのダンナさんが言った事は『これ重文(重要文化財)とかでやったらあっという間に動員増やせるな』でした。
あらあなた、ずいぶんシビアな事を考えながらの御観劇?
でもこれは野外で観たいなーと私も思いました。
以前、小倉城の前で「天守物語」を観て、最高に気分が盛り上がった事があったのですが、神社の境内とかでこんな神秘的なお芝居を観れたら、盛り上がるだろうなーと思いました。
本当に素晴らしい時間を過ごせました。

千年王国の「イザナキとイザナミ 古事記一幕」は13日までやっています。
福岡・ぽんプラザホールで14時からです。
お近くの方、是非どうぞ!
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