都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。論文や講演も。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

天王寺、新世界、難波、アメリカ村、心斎橋の商業を歩く

2013-06-20 05:37:14 | 都市評価

 久々に天王寺へ丸い歩道橋を見に行く。御堂筋線には駅通路の「ekimo天王寺」が新しい。このあたりにはパンの北欧が多い。阿倍野歩道橋は上からみるとa
の形で阿倍野の頭文字とのこと。意外と便利で面白い。天王寺の熱気と匂いを感じて懐かしい。
 天王寺公園を突き切って新世界まで日陰の少ない道を歩く。緑陰が欲しい。新世界はビリケンと串カツと看板の街となり異様な熱気がある。良く見ると古くからの界隈のお店と新興チェーン、観光客向け大箱がある。老舗の洋食や蕎麦に立ち寄ろうかと思ったが、街の雰囲気にたじろいで止めた。ジャンジャン横丁ではホルモン道場がご盛業、ビールが欲しくなるお味のため素通り。
 難波で南海の高島屋、丸井、道頓堀を歩くが、これもアジアの香りがするごちゃごちゃの観光地みたいな感じだ。ナンバHIPS(高松伸)やドン・キホーテの観覧車(止まったまま)など異様な建築が多い。アメリカ村ではデンマークの100円ショップみたいな雑貨のTIGERへ。一筆書き動線で安いものが多いのは現代の勧工場みたいだ。途中のBIG STEPも様変わり、街に看板が多く、建物の姿は印象に残らない。どことなく危険な匂いのする若者の街だ。三角公園の周りにはたこ焼きが多い。
 心斎橋はスーパー・ブランドの路面店が多く、神戸の元町と関西での2極をなす。心斎橋商店街も人通りはあるが、老舗が移転しナショナル・チェーンやSPAが多い。御堂筋側は路面店、ヨーロッパ村は昔の面影がない。裏通りの洋食の老舗は未だに盛業、ばらの木のハヤシライスが好きだ。

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 ミナミの界隈型の商業で観光地型に変化している、キタは箱物の集積だ

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コメント
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