ひさびさに阪急京都線に乗り西山を見る。晴天で透き通る視界、しかも揺れもない。(天体をやっている人には分かる)
愛宕山も立体的に奥行きが感じられ、稜線と谷が分かる。
西山を見ると緑がまぶしい。
低地の竹は葉が竹の秋から替わり黄色から緑になる。奥にはスダジイの黄色い花が咲く。
そしてところどころに黄緑の大きな木は楠木に違いない。京大のシンボルとしての木だが、常緑樹は春に葉を落とし新芽がふく、さらにうす黄色い花も咲く。
絵を描くならこの季節が一番良いと思った。目に見えるとおり描けば光あふれる。立体も分かりやすい。しかも描いていて楽しく居心地が良い気温だ。
東山もくっきり、麓のスダジイが黄色い。紺碧の空と緑が対比する。もうすぐ早慶戦の季節だ