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致道の由来が・・・ 庄内藩校 致道館:山形県鶴岡市

2010-08-26 09:33:59 | ぶらり旅

2010年夏休み その7

 「致道」の出典が解かりました。論語にある「君子ハ学ビテ以テソノ道ヲ致ス」から「致道館」と名付けられています(HPより)。庄内神社と道路を隔てて市役所の前に「致道館」はありました。道路沿いに閉鎖されている西御門(先生や藩の役人が出入りした門)と塀が有りました。



   『庄内藩の士風の刷新と、優れた人材の育成を目的に、文化2年(1805)酒井家九代目藩主・忠徳公が創設した藩校です。』(同)一度移転して現在地となりましたが、敷地も縮小されてはいますが残存している建物が幾つかあります。「西御門」から塀伝いに公園の端の交差点を曲がり「表御門」からはいります。



 門を入って正面に講堂が見えますが、左手の廟門の中に孔子を祀る「聖廟」がありました。



 講堂玄関を通り過ぎ廻り込むと広い空間が、「東構内」とあり沢山の礎石が残されています。近年発掘されたとのことで、養老堂、朝句読の部屋、職員用の部屋なとがあったと各礎石に銘板が置かれていました。『建物は残っていないが昭和58年に発掘調査が行われ、当時の部屋の位置や広さを正確に平面的に表してある。』(同HPより)



 東構内遺跡の端から講堂を遠望すると、その規模の大きさが分かります。



 8月13日、夏休み2日目も夕暮れ間近になり、そろそろホテルへ向かう時間になりました。



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