川向こう、遙か彼方に富士山が見えていた。
かなりトリミングをして、周りを暗く細工をして富士の輪郭が少しでもはっきり出るように加工している。実際肉眼で見るとこんな感じにしか見えない。
中央の茶線で囲んだ部分に、目をこらせば見える程度!
コロナ騒動がなかなか収まらない。GWも夏休みも足止めされ、秋の連休こそはと意気込んだが、手術・入院と追い打ちをかけられ身動きつかなかった。リハビリが少しは進み多少といっても短時間だが動けるようになり、青空の広がる日曜日久しぶりに遠出??もちろん都内ぎりぎり川崎が見える多摩川沿いの「二子玉川公園」にやってきた。yukimiさんのblogにあったので前に一度様子を見に来てはいたが、じっくり歩いたのは初めてになる。
案内を見ると有料ではあるが区立の公園には珍しく駐車場があるようなので、車で行く。早い時間だったので駐められたが、スペースは狭くすぐに満車になっていた。駐車場から直接入り口の階段に繋がっていた。
階段の先にこんもり丘が見えている。「富士見台」と名付けられている。
早速上がってみると、冒頭の富士山が見えていた。眼下には多摩川が流れ、目を移せば人気の「武蔵小杉」の高層マンション群が聳えている。東京には「富士見坂・丘・台・・・・」などと名付けられた地名・場所が数あるが多くは高い建物で遮られ「富士山」が見えなくなっている場合が多い。
川の反対側には、多摩川の浸食で作られた「崖線」の緑が連なっている。「国分寺崖線」と呼ぶという。緑の中に「五島美術館」もあるはずだが、確認できない。
目的は“日本庭園”・・「帰真園」少し下がった平地にある。
水の流れる石組みの間を下る。池泉回遊式の庭園になっているが新しく造園しているので、これだけ大量の石を置くのはかなり大変な作業であったであろう。
池を望んで仕舞た屋が立っている。「旧清水邸書院」とあり由来が掲示されていたが書き留めていないので省略。
書院側から池を望む。正午前だが冬の低い日差しが池に映り夕日のように見える。彼方には遊園地であった頃の「二子玉川園」を再開発した高層マンションが屹立と聳えている。住民は、この庭を我が物と満喫できるのであろう。
傍らには「白梅」が花をつけていたが、並んでいる「紅梅」の蕾はまだ硬かった。
裏から入ってきたのでとりあえず表門を出て門を撮っておいた。
食事をしようと、駅方向にあるショッピングセンターに向かうが
振り返るとすでに夕方の趣となっていた。
余談であるが、高見にあり多摩川を眺められるyukimiさんおすすめの「スタバ」は行列が出来ていて待ちが長く、SCの人気店も同様であった。