北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

移転ご挨拶

plalaからgooへ移転してほぼ修正が終わりジャンル・カテゴリーが設定出来ました。タグ付け法が見つからないので、県名・市町村名、東京都は区市町村名で、その他寺社・名所などは固有名詞でサイト内検索して下さい。 サイト内リンク先、アドレスがplalaのpubのままgooに変更していないのでリンク切れしていました。リンク箇所を探して変更するのはかなり時間がかかりそうです。

久しぶりに富士山が見えた 二子玉川公園:世田谷区

2021-02-18 16:58:12 | 水のある風景

 川向こう、遙か彼方に富士山が見えていた。

 かなりトリミングをして、周りを暗く細工をして富士の輪郭が少しでもはっきり出るように加工している。実際肉眼で見るとこんな感じにしか見えない。

 中央の茶線で囲んだ部分に、目をこらせば見える程度!

 コロナ騒動がなかなか収まらない。GWも夏休みも足止めされ、秋の連休こそはと意気込んだが、手術・入院と追い打ちをかけられ身動きつかなかった。リハビリが少しは進み多少といっても短時間だが動けるようになり、青空の広がる日曜日久しぶりに遠出??もちろん都内ぎりぎり川崎が見える多摩川沿いの「二子玉川公園」にやってきた。yukimiさんのblogにあったので前に一度様子を見に来てはいたが、じっくり歩いたのは初めてになる。

 案内を見ると有料ではあるが区立の公園には珍しく駐車場があるようなので、車で行く。早い時間だったので駐められたが、スペースは狭くすぐに満車になっていた。駐車場から直接入り口の階段に繋がっていた。

 階段の先にこんもり丘が見えている。「富士見台」と名付けられている。

 早速上がってみると、冒頭の富士山が見えていた。眼下には多摩川が流れ、目を移せば人気の「武蔵小杉」の高層マンション群が聳えている。東京には「富士見坂・丘・台・・・・」などと名付けられた地名・場所が数あるが多くは高い建物で遮られ「富士山」が見えなくなっている場合が多い。

 川の反対側には、多摩川の浸食で作られた「崖線」の緑が連なっている。「国分寺崖線」と呼ぶという。緑の中に「五島美術館」もあるはずだが、確認できない。

 目的は“日本庭園”・・「帰真園」少し下がった平地にある。

 水の流れる石組みの間を下る。池泉回遊式の庭園になっているが新しく造園しているので、これだけ大量の石を置くのはかなり大変な作業であったであろう。

 池を望んで仕舞た屋が立っている。「旧清水邸書院」とあり由来が掲示されていたが書き留めていないので省略。

 書院側から池を望む。正午前だが冬の低い日差しが池に映り夕日のように見える。彼方には遊園地であった頃の「二子玉川園」を再開発した高層マンションが屹立と聳えている。住民は、この庭を我が物と満喫できるのであろう。

 傍らには「白梅」が花をつけていたが、並んでいる「紅梅」の蕾はまだ硬かった。

 裏から入ってきたのでとりあえず表門を出て門を撮っておいた。

 食事をしようと、駅方向にあるショッピングセンターに向かうが
振り返るとすでに夕方の趣となっていた。

 余談であるが、高見にあり多摩川を眺められるyukimiさんおすすめの「スタバ」は行列が出来ていて待ちが長く、SCの人気店も同様であった。


猫・ねこ・ネコ 豪徳寺:世田谷区

2021-01-26 12:42:09 | 東京ぶらり旅

 ずらりと招き猫が並んでいる。まずはその様子を並べてみたが、後で掲載するが実態はこの程度ではない。

 昨年7月に病にとりつかれ、8・9月と手術入院と3ヶ月近く休養を余儀なくされた。体重減少が激しく、おかげで体力もなくなり階段の上り下りもやっとの有様!体力回復にと散歩に出ても、家の周りを一周するのがやっとの有様だった。それでも暮れに入って仕事も再開し、自力で通勤できるようになった。とりあえずは今のところ命は取り留めている。

 年が明け、子供孫たち集まり正月の祝いをした。TVでも報道されているが、ソーシャルディスタンスのためもあり、行列の長さ・混雑が報じられていたので、初詣は密を避けて恒例の神社を止めて近所の散歩だけにした。それでも家に籠もってばかりいてはただでさえ運動不足の身には体力回復にはマイナスになる。正月3日ともなれば落ち着き、さらに神社よりお寺の方が初詣は少ないはずと、よく訪問するblogのいくつかに掲載されていた「豪徳寺」に行ってみた。

 駐車場は臨時に拡大されておりスムースに入庫し、山門より入る。

 正面に「仏殿」、左手に「三重塔」がある。参詣者はボツボツ・・・まばら位でコロナ対策は自然に出来ている。

 三重塔を回り込んで先へ行くと、「招福殿」」の門があった。迎えてくれたのはやはり「招き猫(招福猫児・まねぎねこ)」であった。

 参考にしたblogにあった通りまさに「招き猫」オンパレードだった。

 東京にいても地方を旅行していても、「神社・仏閣」に立ち寄る事が多い。特に信心深いわけではない、むしろ神仏の加護は信じない・・・否定する?方であるし、神仏の由来や由緒に興味があるわけでもない・・・建築様式には疎いが、建築美は見るだけで心に沁みる・・・それくらいであろうか。ただ、境内が広く木や植栽が見事で、名をなす「名庭園」も数多いので、物見遊山的に訪れる事になるだけ・・・。「豪徳寺」を訪れていなかったのは、この「庭」の記述が見られなかったからに過ぎない。

 仏殿の奥に広い白砂の前庭を持った「本堂」があった。脇には出来たてと思われる「納骨堂」も。

 車に戻る傍らには「鐘楼」も・・・焼け残ってかなり古い物のようだ。

 手水脇の赤い葉は「紅葉」???


あけましておめでとうございます

2021-01-01 00:00:14 | 水のある風景

本年もよろしくお願いいたします

 などと記しても5月に更新して以来半年余りになります。新型コロナの影響で、外出自粛、特に県(地域))をまたいでの移動を避けるなどと広報されていました。それでも、人の殆どいない山の中の一本道を移動するので許されるかと、GWにホテルを予約していました。ところが、予定経路の「道の駅」ばかりか、数少ない食堂、ドライブインまで休業の知らせが掲示されてしまいました。集落もまばらな田舎道、食事も出来ず名産品も買えなければ行かれない・・・という事でやむなくキャンセルし断念。

 次いで、オリンピック用に休日が移動され3連休になった7月、夏休みを兼ねて同じコースで旅を計画、ところがコロナ第2波とあって同じ状態に、再びキャンセルになってしまった。「旅」のblogで自宅待機では掲載ソースがなく様にならない。スキー以来散歩ネタで過ごしてきたが・・・。

 それでは9月の連休ならばと準備を始めたが、怪我以外何十年も医者いらずで過ごしてきたこの身に疫病神がとりついて、8月以来通算2ヶ月以上の入院、手術を経験してしまい、年越しがやっとの状態となってしまった。とりあえずは今のところ命は取り留めているが、まだ不安要素は残り検査が継続されている。

 コロナの収束と、この身の回復を願って新しい年を迎えたい!予定していた旅路の、かって撮っていた画像を掲載しておく。

奥只見「田子倉湖(福島県)」


聳えるビルと静けさの中の池 毛利庭園・六本木ヒルズ:港区

2020-05-29 17:17:31 | 水のある風景

 金色に輝くハート、「恋人の聖地」風ではあるが「Kin no Kokoro」と名付けられたジャン=ミシェル・オトニエルによるアート作品とあった。

 テラス階から階段を降りる、およそ3階分ほどであろうか、見上げるとヒルズタワーがやっと画面に収まった。

 植栽の間を進むと、石組みのある池の端に行き着いた。

 それほど大きくはないが毛利綱元の麻布上屋敷の跡地とあって史跡にも指定されていたようだ。ひょうたん池と呼ばれていた元来の池は、ニッカウヰスキー工場敷地となっていて、後にテレビ朝日の所有に移りこの地域の再開発に伴いヒルズの中に取り込まれた。ヒルズのサイトによれば「大名屋敷施設とあって、後に遺跡としての再検証のため、池はそのまま保存的に埋められ、その上に現在の池が置かれた」???理解するのには知識がないので、サイトにあった文面を意訳してみたのだが・・・。

 タワー側からさらに巡ると、石のオブジェ??ベンチにも、観覧席にも見えるが???子供がひとりあそんでいた。一巡する間に数組の子供連れと老夫婦しか出会わなかった。

 タワー、テラスを正面に「Kin no Kokoro」を対岸に見る。

 敷地内に数多くの「アート作品」が展示されているらしいが、予備知識がないので、記録してない。巨大な石の塊を何気なく撮っておいたが マーティン・プーリエによるアート作品「守護石」とあった。銘板でも添えてあれば理解できたが、何もなかった!・・・見落とした???


静か・・・ヒッソリ TV朝日・六本木ヒルズ:港区

2020-05-27 15:30:25 | 東京ぶらり旅

 目の前に巨大なガラスに覆われた建物が覆い被さってくる。ここで番組の多くが作られているのであろうか。

 GWは近場の散歩のみで暮れてしまった。年に幾度もないチャンスを逃して残念!もっとも日本国民??全世界が同じ思いをしているであろうからここは我慢!一部のオエラガタが麻雀に興じていたのを除けばだが・・・。

 それでもテレワークが出来ない仕事に3日ほど戻り、すぐに日曜日がやってきた。GW開け、通勤の電車にやや人が多くなっていた。ある種のお人たちとは違って庶民はいつまでも在宅とはいかないのであろう。日毎に混雑が増す気配、通常が戻る前に人混みが出来て今まで行きそびれていたところ・・・近場で・・・に行く事にした。朝はTV朝日「グッドモーニングショー」から始まる。お天気情報がメインとなるが、普段は各地の季節の便りをロケで伝えているが、外出規制に沿ってTV朝日前の「毛利庭園」からの中継が続いている。「六本木ヒルズ」常に人並みに押しつぶされている・・・印象だけだが・・・。いまのうちなら、と出かけてきた。

 オフィス階や居住区は判らないがショップもレストランのたぐいはすべて閉まっている。アプローチにも人影はない。

 東京メトロ日比谷線の六本木駅、かっては交差点側の出入り口がメインだったが、ヒルズが出来てからは、渋谷側の出口も混雑している。出口を出るとかなり高い位置にいる、3階くらいか?植栽とモニュメントがある。

 デッキがあり、レトロ風の建物が端に並ぶ。下に降りるエレベーターもあるようだった。道路はかなり下にある。

テラスの端から覗くと、池を囲んで庭が望まれる。お目当ての「毛利庭園」がそこにあった。


すっかりお上りさん 国立競技場:新宿区

2020-05-19 12:24:12 | 季節を感じる

 見上げると組木細工のように見える。木造でこれほどの物が建てられるとは想像以上!新設された「国立競技場」。

 GW、旅行は取りやめたので籠もってしまった。それでも老齢の身、体と頭を適度に動かさないと“認知症”の進行も始まってしまう。すでに進んでいる???それではならじと 最終日も3蜜を避けて外出とした。ネットでは運動選手その他の知名人が家で出来るアイディアを盛り込んだ各種の体操を提案しているが、妻曰く「毎日朝のラジオ体操で十分」と。清々しい新緑の季節、緑の中の散歩・ジョギングが精神上は最適。が、空気の良い所といっても都心排気ガスが充満している。

 空を見る!空気が澄んでいる。GWの上にステイホーム、企業活動はほぼ停止している。絶好の条件が整った。近くて緑の多いところ、都立の公園は閉鎖されたり使用制限されている。少し大きな公園には、子供連れも多く集まっている。それでは、使用が延期になった「2020オリンピック施設」の今を見に行く事にした。・・・たぶん人気(ひとけ)がないであろう・・・ そして緑が多くて人も来ないであろう「神宮外苑」に公共交通機関は避けて車で来た。案の定「駐車場」は使用停止。周辺は道路も広く通り抜けには向かない環状道路、路上に「コインパーク」があった。60分あれば十分。

 まずは競技場を一回りする。工事用の塀で囲まれていたが、すでに植栽は終わっている。作業用の空いている隙間から覗く。

 関係者用であろうか正面入り口からグランドが見えている。作業用の重機と先にはすでに観覧席の座席が据えられているのが見える。

 競技場を一周するが、周りには高い建物が並ぶ。NTT関連のビル、ホテル、マンション?そして閉鎖中のアイススケート場。

 遠くにdocomoビルを望む。人も車も全くない!

 半周ほど来た辺り、道路反対側にこんもりとした木立が現れる。たぶん絵画館や、運動場を囲むテニスコートなどがあるはず??木立に沿った歩道上は、かなりのランナーが走っていた。

 何しろこの場所に立つのは十年以上(20年?)なかったと思うので・・・位置を 確定するのに時間がかかった。それにしても競技場を一周する間に数組の散歩の人に会っただけだった。3蜜はなかった!


こどもの日には鯉のぼり 世田谷公園:世田谷区

2020-05-12 16:23:53 | 水のある風景

 噴水に向かって鯉のぼりが泳ぐ、のどかな風景だ。

 コロナウイルス騒動で「ステイホーム」必要不可欠以外は外出自粛といわれている。一方、体を動かさないと、特に高齢者は身体機能が衰えて寿命を縮めかねない。TVでもweb上でも色々な人(運動家、識者、芸能人諸々)が家で出来る運動を提唱してモデルを提示している。しかし少し近所を上半身のそこかしこを動かしながら早足で散歩すればすべては解決してしまう。他者との接触が少なければステイホームと変わらない。

 などとへりくつを言うつもりはないが、盛り場や商店街では人に接触が多くなるが、自宅周辺には3密の避けられる手段・場所が多くある。という事でGW半ばの4日、自宅から住宅街の路地を縫って中目黒を経て「蛇崩れ緑道」(以前紹介しているので写真はない)を行く。すれ違う人も僅か、河川の上だから建ち並ぶ家は表の道路の裏側、緑道であり生活道路だから車は通らず普段でも歩く人は少ない。

 目黒区を抜け世田谷区に入ると、少し逸れて「世田谷公園」がある。いくつかの入り口があるが下馬寄りの門を入る。遊具では子供たちが戯れていた

 緑道途中の目黒区サイドでは児童公園の遊具はテープが貼られ使用中止となっていた。行政によってかなり対応が異なる!

 公園のこちらサイドはミニSLのレールが敷かれ、本来なら子供たちで行列が出来ている時期なのだが、やはり休止中。

 木立を抜けると中央の噴水を囲み広場が広がっている。

 GWのただ中であっても外出自粛が守られているのであろう適度な空間に人は散らばっていた。

 SLのD51は維持・塗装費用の募金の看板が添えられていた。

 正面入り口に続くテラスの反対側にはツツジの咲く丘がある。

 もちろん上って俯瞰を楽しんだ。

 外出自粛でも、来訪者のために噴水は守られていた。


ツツジが綺麗に咲いて 旧山手通り:渋谷区・目黒区

2020-05-09 12:41:10 | 町並み

 見る人も殆どなく、それでも季節が来れば花は咲く!

 新型コロナウイルスの蔓延により、外出自粛・ステイホームのかけ声で皆家に籠もってしまったのであろうか、休日いやいや平日でもかなりの人で賑わう代官山界隈だが人影はまばらだ。もっとも飲食店もその他も多くの店は開いていないので、食事も買い物も出来なければ来る事はない。もっとも、まばらに開いている店はあるのだが・・・。

 GWといえば旅好きの我が家では格好の時期、というよりそれ以外に遠出は出来ないので、混雑を予測して昨年の内に宿は押さえていた。外出自粛の要請はあったが、山の中の田舎道、人里離れた道中を予定していて人との対面はさほどない旅になるので、迷惑をかけない確信があった。が、道中の「道の駅」はじめ殆どの施設が閉鎖を決めてきた。おまけに都県をまたぐ移動は法度とのお達し!直前に宿をキャンセルせざるをえなくなった。

 家に籠もったままでは反って体に良くない。幸い住まいは都心、人出は普段の二割程度で3密はおよびでない。GW前哨の4月26日は天気も良く、人気の少ない代官山、旧山手通りに散歩に来た。「ヒルサイドテラス」にも人はいない。

 

 

 この通り、大使館がいくつかある。普段は人混みを避けて裏通りをすり抜けているので、大使館にお目にかかる事は少ない。「エジプト大使館」スフィンクスレプリカや石像も、しみじみ見るのは初めて?

 前の通りにも人影はない。近くに「デンマーク大使館」もあるが、こちらは門脇の写真以外被写体はない。

 車も少なく騒音もない。新緑を見上げると青空に飛行機雲が、4月から定期便がこの上を飛んでいるはず、そのため?定かでない。

 「西郷橋」の向こうは「西郷山公園」、木立を横に見て通りを渡る。

 玉川通り近くの「ラーメン屋」が目的地、予想通りお客はまばら、3密はクリアー!

 ここ近辺には教会も数あるが、日曜日の礼拝の後は人で溢れるのだがそれもなし。ゆったりと日光を浴びた。

 GW中も、ステイホームの合間を縫ってご近所散歩は短時間ながら体を動かしていた。大型カメラは遠慮してコンパクトデジカメなので、写真が思うように撮れていないのでアップをためらっていたが、潜んでいたと思われないため、少しずつレポートを出す事とした。


威風堂々 目黒不動・瀧泉寺②:目黒区

2020-04-22 18:00:15 | 東京ぶらり旅

 急な階段を上りきると鳥居の向こうに本堂が据わっていた。

 角度を変えてみるとかなり大きい。

 3月15日ではあったがすでに桜は満開に近かった。ここまで歩いてきた目黒川沿いは駒沢通り際は八重桜だからかなり遅い開花となるが、目黒通り方向へ来るとソメイヨシノに変わるが、蕾は堅かった。お不動さんの桜は種類は判らないが少しピンクが濃く見頃を迎えていた。

 本堂前回廊まで急な石段を上がり境内を眺める。桜の先には観音様が、その先は菩薩様か不動様かは定かではない。

 本堂の回廊から降りると地蔵菩薩らしい像が・・・奥にも・・・とにかく石像が多い!

 本堂に対峙して鐘楼も据わっていた。

 上ってきた階段の上にはお百度石が座っていた。

 下りは正面の男坂でなく、脇の傾斜の緩やかな女坂を下りた。何しろ自分の“歳”を考えずに行動してしまうので、そろそろ自覚しなくては!途中祠があったが奉られていた像は不明・・・。

 本堂下の境内は広く「地蔵堂」と「薬師堂」以外にもお堂や石像、石碑が数々あった。山門の近くには「大黒天」像が、真新しい。

 そして本堂は丘になっているが、その斜面にいくつかお堂が並ぶ。水掛不動に並んで甘藷先生記念碑があり、奥の朱色のお堂は「前不動堂」とあった。

 さらに「勢至堂」「本居長世の碑」と続く。「本居長世の碑・十五夜お月さん」の音譜碑が添えられていた。

 道路といっても境内内であろうかバス停でしばらく待つとバスがやってきた。15~20分間隔でやって来るので便利だ。おまけに恵比寿駅経由渋谷行きなので、帰るのにはもってこいなのだ。


 ヒッソリとしていた 目黒不動・瀧泉寺①:目黒区

2020-04-16 17:25:50 | 東京ぶらり旅

 朱塗りの山門が鮮やか。日曜日とあっても参詣者もまばらだった。

 新型コロナウイルスにより緊急事態宣言が出されてしまったので、うかうか外出も出来ない。といっても日常生活に必要な最小限の外出までは禁止出来ないでいる。直接関係ないとはいえ一応医療機関としての仕事なので毎日出勤している。行き帰りの電車は閑散としていてゆったりと座っているが、これだけ“密”でない状態なら、感染の度合いも少なくてすむ。

 とはいえ都会のど真ん中、不用意な外出は避けざるを得ない。「旅のblog」としては新ネタが拾えない。過去記事もほどほどに掲載しているが、残りは僅か・・・。1ヶ月前3月15日、外出自粛の呼びかけは始まっていたが、人混みとなる中目黒より大橋方面と違い目黒方面はそぞろ歩き程度の人出の目黒川沿い、蕾の堅い桜だったが桜並木の下を大鳥神社近くまで歩き(すでに掲載済み)、さらに不動前方向へ向かった。

 山手通りを渡ると「目黒不動」の参道となる。といっても門前町の面影は全くない。かってあった団子屋なども見過ごしている。

 10年20年前にも訪れているが、あちこち普請で天幕がかけられていて、全体の姿を見るのは初めてに違いない。山門の“朱色”が鮮やかだった。

 境内からも眺める。

 脇の手水の竜も勢いがある。

 境内にはいくつもお堂があり、広々としている。薦被りの「鈴懸の木」は冬支度のまま??「地蔵堂」と「観音堂」は別格に・・・。

 本堂の階段脇には「水かけ不動王」が守りを固めている。

 急な石段「男坂」を上る。本堂が顔を出す。

 この項つづく