急な階段を上りきると鳥居の向こうに本堂が据わっていた。
角度を変えてみるとかなり大きい。
3月15日ではあったがすでに桜は満開に近かった。ここまで歩いてきた目黒川沿いは駒沢通り際は八重桜だからかなり遅い開花となるが、目黒通り方向へ来るとソメイヨシノに変わるが、蕾は堅かった。お不動さんの桜は種類は判らないが少しピンクが濃く見頃を迎えていた。
本堂前回廊まで急な石段を上がり境内を眺める。桜の先には観音様が、その先は菩薩様か不動様かは定かではない。
本堂の回廊から降りると地蔵菩薩らしい像が・・・奥にも・・・とにかく石像が多い!
本堂に対峙して鐘楼も据わっていた。
上ってきた階段の上にはお百度石が座っていた。
下りは正面の男坂でなく、脇の傾斜の緩やかな女坂を下りた。何しろ自分の“歳”を考えずに行動してしまうので、そろそろ自覚しなくては!途中祠があったが奉られていた像は不明・・・。
本堂下の境内は広く「地蔵堂」と「薬師堂」以外にもお堂や石像、石碑が数々あった。山門の近くには「大黒天」像が、真新しい。
そして本堂は丘になっているが、その斜面にいくつかお堂が並ぶ。水掛不動に並んで甘藷先生記念碑があり、奥の朱色のお堂は「前不動堂」とあった。
さらに「勢至堂」「本居長世の碑」と続く。「本居長世の碑・十五夜お月さん」の音譜碑が添えられていた。
道路といっても境内内であろうかバス停でしばらく待つとバスがやってきた。15~20分間隔でやって来るので便利だ。おまけに恵比寿駅経由渋谷行きなので、帰るのにはもってこいなのだ。
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