2019夏旅 その5 (2019_08_13撮)
「まんじゅうふかし」の看板、酸ヶ湯近くまで戻って来て、道路脇に車が止まった。降りるように促された脇道への入り口にあった。
子ノ口から青森の宿へ向かう。奥入瀬沿いに進むが、来た時と違ってかなり車が増えている。駐車スペースに入りきらず、空きを待って道路脇に停車、路肩に無理に止めたりして道路が狭まり、交差に苦労する場面もあった。
焼山を過ぎ八甲田区域に入ると再び周りはもやがかかったように霧が漂っていた。山の頭は雲がかかっている。運転手さんの説明で、「まんじゅうふかし」は温泉熱でおしりを温めるいわば足湯ならぬ尻湯と言うことらしい。薬効があると言うが“痔”?“不妊”?聞き落とした。
細い山道をやや下りながら先へ進むと「まんじゅうふかし」はあった。???箱形のベンチが2列に並んでいる。多分この中を熱い温泉か蒸気が通り座った尻を温めるのであろう。残念ながら熱くない!稼働していなかった。
往復の道の脇に「賽の河原」があった。温泉地や火山活動のある山にも多くあり、いくつかのを見聞している。この地のものは、すでに活動を停止しているのか、“湯気・噴煙”の類いは見られなかった。「まんじゅうふかし」もそのセイ?
酸ヶ湯を通り過ぎ少し先でいきなり左へ折れる。「高い所は大丈夫ですか?」と聞きながら進み橋の上で車を止めた。
地図で確かめると黒石へ通じる「国道394号線」の「城ヶ倉大橋」とあった。
下を覗くと“高い!”高所は苦手なので欄干に捕まって眺める。
下流方向も・・・上からだと谷の深さは充分捉えきれない。
国道103号線へ戻りほどなく萱の茶屋駐車場、「萱の茶屋」「長生きの茶屋」この茶屋の「鶴亀茶」を呑むと100才まで生きられると行きに説明されたがスルーしたが、どうしてもと車を止めた。
長生きしたくはないが勧められるままに呑んだが???
青森に向かい山から下りる坂にかかる所で、道路脇に駐車スペースが・・・。「岩木山展望台」とあった。言われる方を見るとかすかに「岩木山」の影が見えているが、画像では???
色々加工して、それらしい姿を見出した。
宿に着いたのは15時30分、宿を出たのが8時30分、所要時間7時間丁度、驚異的な正確さだった。東京を出て3日目、目的の「奥入瀬」は充分に堪能出来た。プロの運転手さんに任せて正解!だった。