北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

真夏でも涼やか 代々木公園:渋谷区

2014-08-20 18:22:23 | 季節を感じる

 真夏の太陽を正面から受けている。が、日もやや低くなってきた午後4時過ぎ、都心にあるオアシス代々木の森の緑から僅かにそよいでくる風は肌に優しい。原宿門(正門?)は太陽を正面に浴びる時間だが、コンクリートの照り返しすらそれほど厳しくはない。

 月曜日、一週間の拘束を解かれたが体がなまってしまっていた。30?度を超す暑さ、日が陰り初めた頃を見て暑さのしのげる場所、自宅から2駅の原宿までJRでやって来た。かっては子供たちを連れて一家で来たので駐車場側井の頭通り方面から入場することが多かった。数え切れないほど代々木公園には来ているが、いつもお決まりの行動で行く先は限られていてまだまだ気の付いていない部分が多くあるようだ。したがってこのblogでも西地区のイベントの紹介は数度しているが、公園自体は2012年に1度しか取り上げていない???

 入ってすぐ右手、花に囲まれた瀟洒な建物がある。2011年に撮影して2012年に掲載しているが、由来は分からず花壇を中心とした画像がきれいだった。

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 ヨーロッパ風の佇まいは「 オリンピック記念の宿舎: オリンピックで選手村として使われたときの唯一残されたオランダ選手が利用した建物」とあって、頷けた。

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 生い茂るケヤキや松に守られて真夏の太陽の陽射しも和らげられ心地よく進むと、他の木とはひと味違う枝振りの松に出会った。一回りしてある角度で見ると能舞台の背景の松がそれだ!と思われた。傍らに案内板が置かれ「 閲兵式の松」とあった。代々木公園は代々木練兵場の跡地に作られているので、かって天皇陛下が観閲式・閲兵式の折度々行幸され、この松の傍らに立たれたと由来が書かれていた。

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 松の向かいに柵で区切られた一角があった。後ろは明治神宮の森に連なり一帯は鬱蒼とした原生林の面持ちである。「バードサンクチュアリ 」とあり、野鳥の保護区となっている。


 回り込むと池もあり、野鳥の天国であろう。日暮れが近く、雀以外の小鳥は見当たらなかった。


 外周路に囲まれた部分は木立の間に芝生が広がり、中央には広大な広場がある。片隅にあるのは「三本きのこの休憩舎」?「六角の休憩舎」?きのこに見えるのだが・・・?


 休憩所を脇に見ながら進むと夏に欠かせない花「百日紅」の林に出会った。赤と紫、紫は珍しい!自宅前のお屋敷には以前より赤はあったが最近白も現れ、今の時期毎日目を楽しませてくれている。


 三脚を据えて花を狙っているカメラマンがいたが、この逆光の位置で花色と青空を表現するのにはどんなテクニックを使うのであろうか、興味がある。何しろこんな画像しか撮れていないので・・・。それとも、鳥か蝶の飛来を待っているのであろうか?

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