2000年CANADAの旅・エピローグ:
ツアー8日目最終日、7月1日、カナダのお祭り建国記念日であったが、見物は出来ず朝食後直ちに空港へ向かった。なにしろバンクーバーまで4時間、乗り継いで帰国便は9時間30分程かかる長旅だった。出発前、めいめいロビーで旅の余韻を噛みしめているようだった。ロイヤル・ヨーク・ホテルのロビーは長居をしたくなる雰囲気だった。
写真を整理していて片隅の螺旋階段に気が付いたのだが、後からこれも名物の一つ、地下にはショッピングアーケードもあったことを知った。もっとも買い物する余裕は最初から無く、螺旋階段を上り下りしなかったことだけが残念なのだった。
フィルムは10本持参したが、途中買い足し都合11本370枚程になったが、確かに撮したはずの画像が数枚見当たらない。残ったフィルムは全て手元にあるから、ファインダーを覗いて構図を決めて、シャッターを押してないカットがあったようだ。意識の中ではその画像が鮮明に残っているので、錯覚なのか意識下での出来事か、定かでない・・・。
山の上の展望台で、ホテル前の氷河湖の畔で、その他“絵“になる所で、キャンバスを広げ筆を振るったり、デッサンに励んでいる姿を多く見かけた。ツアーの途中で時間的余裕がないなど言い訳で、画才が無く絵が描けないだけ・・・。せめて撮った写真の中から色彩の良い画像を選んで、デジタル処理でパステル調を表現してみた。
それでも写真の画調を離れられないので、思い切って油彩のボタンを押したらこんなになってしまった。
確かに油絵調ではあるが、何を描いたか分からなくなってしまった。デジタル処理でも“絵“にならない話!!!そして、CANADAの旅の思い出とサ・ヨ・ウ・ナ・ラ・・・・・・・・・さよなら!!!