北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

移転ご挨拶

plalaからgooへ移転してほぼ修正が終わりジャンル・カテゴリーが設定出来ました。タグ付け法が見つからないので、県名・市町村名、東京都は区市町村名で、その他寺社・名所などは固有名詞でサイト内検索して下さい。 サイト内リンク先、アドレスがplalaのpubのままgooに変更していないのでリンク切れしていました。リンク箇所を探して変更するのはかなり時間がかかりそうです。

ツツジが綺麗に咲いて 旧山手通り:渋谷区・目黒区

2020-05-09 12:41:10 | 町並み

 見る人も殆どなく、それでも季節が来れば花は咲く!

 新型コロナウイルスの蔓延により、外出自粛・ステイホームのかけ声で皆家に籠もってしまったのであろうか、休日いやいや平日でもかなりの人で賑わう代官山界隈だが人影はまばらだ。もっとも飲食店もその他も多くの店は開いていないので、食事も買い物も出来なければ来る事はない。もっとも、まばらに開いている店はあるのだが・・・。

 GWといえば旅好きの我が家では格好の時期、というよりそれ以外に遠出は出来ないので、混雑を予測して昨年の内に宿は押さえていた。外出自粛の要請はあったが、山の中の田舎道、人里離れた道中を予定していて人との対面はさほどない旅になるので、迷惑をかけない確信があった。が、道中の「道の駅」はじめ殆どの施設が閉鎖を決めてきた。おまけに都県をまたぐ移動は法度とのお達し!直前に宿をキャンセルせざるをえなくなった。

 家に籠もったままでは反って体に良くない。幸い住まいは都心、人出は普段の二割程度で3密はおよびでない。GW前哨の4月26日は天気も良く、人気の少ない代官山、旧山手通りに散歩に来た。「ヒルサイドテラス」にも人はいない。

 

 

 この通り、大使館がいくつかある。普段は人混みを避けて裏通りをすり抜けているので、大使館にお目にかかる事は少ない。「エジプト大使館」スフィンクスレプリカや石像も、しみじみ見るのは初めて?

 前の通りにも人影はない。近くに「デンマーク大使館」もあるが、こちらは門脇の写真以外被写体はない。

 車も少なく騒音もない。新緑を見上げると青空に飛行機雲が、4月から定期便がこの上を飛んでいるはず、そのため?定かでない。

 「西郷橋」の向こうは「西郷山公園」、木立を横に見て通りを渡る。

 玉川通り近くの「ラーメン屋」が目的地、予想通りお客はまばら、3密はクリアー!

 ここ近辺には教会も数あるが、日曜日の礼拝の後は人で溢れるのだがそれもなし。ゆったりと日光を浴びた。

 GW中も、ステイホームの合間を縫ってご近所散歩は短時間ながら体を動かしていた。大型カメラは遠慮してコンパクトデジカメなので、写真が思うように撮れていないのでアップをためらっていたが、潜んでいたと思われないため、少しずつレポートを出す事とした。


桜の開花はまだかいな 目黒川:目黒区

2020-03-18 17:04:18 | 町並み

 川の上に張り出した枝の蕾はほころびそうだがまだ堅かった。

 日曜日15日、朝から青空が広がっていた。昼食を終え家でぶらぶらしていては体がなまるので、少し散歩をすることにした。妻が駒沢通りの桜が咲いているというのでまず確認。通りを隔てているので種類はわからないが・・・。

 この桜、毎年今頃満開を迎える。自宅から直線で通りへ出たところにあり、駅への通り道ではないので見る事は少ない。駒沢通りもビルで囲まれてしまった。移り住んだ頃は、この辺りはまだまだ木造二階建てが主流であった。

 JRの駅と反対の中目黒方向へ向かう。目黒川の橋の上から反対方向、ビル陰にやはり桜らしき花が・・・濃いピンクなので河津桜か?背後には数年前に建ち上がった中目黒再開発のシンボル「中目黒アストラスタワー」がそびえている。

 新聞やTVで話題となる「目黒川の桜」は、駒沢通りより上流が多いが、堰堤の桜は下流方向五反田の先まで続いている。

 その日は下流方向へ進む事にした。前から気になっていたレンガ造りの建物調べてみた。「目黒川舟入場公園」とあって『 昭和初期に船を導きいれるために川を切開いて築れた船入場跡「旧川の資料館」』そして『目黒川が増水した時に、水を溜める調節池(ちょうせつち)の上にある。』やっと納得。

 目黒通りとの中間辺りに「中目黒公園」はあった。非常時の避難場所に指定されているが、我が家からはかなり距離がある!!!

 この位置からでも「中目黒アストラスタワー」は突出して見えている。

 堰堤上の通路にはかなり人が多く、ランニングのランナーが大勢いた。

 花の咲いていない桜を眺めながら、目黒通り「権の助坂坂下」に出た。道路向こうには「目黒雅叙園」のホテル建物が、振り返るとまだ「中目黒アストラスタワー」が見えている。


宿場ではない? 白井宿:群馬県渋川市

2019-09-30 13:49:59 | 町並み

 白井宿と書かれた常夜灯、道路中央の流れの入り口にあった。

 美人林を満喫した翌日、関越トンネルには入らず三国峠越えをした。まだ紅葉には早いが、トンネルの壁を見ながら走るより、緑を眺めながらの方が気分が良い。沼田に入り、脇道の急坂を上りいつもの「一作農園りんご園」に立ち寄り、りんごを買い求める・・・といっても夫婦2人分1kgもあれば充分、お歳暮用に12月頃の発送を依頼する。

 この街道「道の駅」は数あるが、高速を利用することが多いのでICから近い所は何回も立ち寄っている。そこで17号線沿いの「こもち」に立ち寄った。

 この道の駅は「白井宿」に隣接して立てられているので、好都合だった。道の駅脇には水車小屋や足湯などのある「白井まちなみ公園」があり、そちらにも大型車の止まれる広い駐車場がある。

 道の駅の白壁の塀を出ると「白井宿」の流れが始まる。

 この流れ「白井堰」生活用水とあるが取水用というより排水用と思われる。

 流れの脇には多数の井戸が掘られている。案内図にも8つの古井戸の名が詳細に記されている。

 宿に入り町並みを眺めていると、数棟の土蔵などはあるが、今まで訪れた妻籠馬籠・海野宿などのような宿場町の雰囲気はない。念のためwebサイトで調べてみると『 旧三国街道は、全く違う地点を通過していて、現在の白井宿は白井城の城下町。それでも「 沼田街道西通りと呼ばれる街道や、三国街道の渋川宿(群馬県渋川市)や北牧宿(北牧宿からは草津温泉とを結ぶ草津街道が分岐」交通の要所として栄えた。』など見つかった。

  江戸時代、明治に入っても大火に見舞われ、現存する建築物は「江戸時代の土蔵造りの家並みが残っているのは豊嶋屋と薬種屋の2軒だけ」とあった。

  8つもの古井戸があるのは利根川と吾妻川に接しているものの、やや高台に位置している事から古くから水利には苦労、井戸が多く掘られたようだ。堰の流れの脇には桜が植えられ季節には花見客で賑わう。

 町並みを眺めながら歩いていても、宿場の趣はないが、かっての商店などを示す看板は残されている。

 城下町と思いそぞろ歩けば、趣は感じられる。

 屋根越しに見えるのは「榛名山・榛名富士」に違いない。

 町並みの外れにはやはり常夜灯があった。そして連休の旅は終わった。


コンクリートの塊になってしまった 二子玉川ライズS.C.:世田谷区

2019-08-08 15:54:40 | 町並み

 二子玉川ライズS.C.はいくつかの区画に分かれているようだ。その建物に取り囲まれている広場を上から見ている。

 日曜日は暑い1日だったが、九品仏の緑の中ではそれほどに感じなかった。九品仏駅周辺には店舗は少ない。昼時とあっても食事場所は殆ど無い。目の前の駅は大井町線、自由が丘へ戻らずに二子玉川へ向かった。今日の目的はもう一つあった。

 大井町線の終点は二子玉川であったが、田園都市線が複複線化して先へ伸びていた。同時にかっての遊園地「二子玉川園」は再開発されショッピングセンターや、ホテル・マンション群、そして公園も整備されたとyukimiさんのblogにあったのを思い出して一度はと思っていたのでやって来た。遊園地の時代には、子供たちをつれて何度も、遊園地が縮小、廃止されてからも、スケートリンクやサーカス小屋など臨時の施設があり、時折来ている。

 駅に降りたが、全く初めての場所となっていて、かっての東急ストアーや東急ハンズの位置関係さえ???玉川通りの位置さえハッキリつかめない。とりあえず人の流れに乗って行くと、広場に出た。

 タウンフロント、リバーフロントなどいくつかのビルに囲まれているが、ビル群の切れ目では脚の下にバスやタクシーが通過していくのが見えるので、デッキ状になっているようだが、ハッキリとは判らない。それにしても人が多い。

 ずらり並んでいるレストラン、飲食店にはいずれも長い列が出来ていた。それでも、やや隙がありそうな店を見つけて入ってみた。“異国の食べ物”を食した・・・!!

 テラスマーケットと呼ぶのであろうか、通路に向かって店が並んでいる先には、スタジオホールもあるようだ。

 マーケットの上に上がるとルーフガーデンがあった。

 上から見ると、S.C.内には人が溢れていたがさすがに広場には人は少ない。

 元へ戻り先に進むと「タワーレジデンス」があり、対面して「プラザモール」があった。こちらはしまっていたが、医院や薬局などマンション群のための生活施設なのであろう。

 先の階段を上ると多摩川の堰堤を見下ろす。川向こうには武蔵小杉の高層マンション群が聳えている。

 デッキの端まで来た。遠くに見えるのは上野毛あたり、五島美術館と周辺のお屋敷街の森であろうか。

 下には「二子玉川公園」の一部が見えている。この先に目的地がある。

 


いつまで続く・・・ 渋谷駅周辺再開発:渋谷区

2019-07-19 09:27:16 | 町並み

 高層ビル建設には足場がない?覆われていたガードの幕もほぼ外されてきた。渋谷東急プラザとその周辺を纏めて間もなく竣工する「渋谷フラスク」が姿を現した。

 GW後はお出かけは少なく、菖蒲見物に近場へ出かけただけ。それ以後特に今年は寒さがぶり返し、雨模様の天気が続いた。おかげで近場のお出かけも出来ずblogの更新も間が空いてしまった。

 先週日曜日、雨の止み間を狙って所用を果たしに渋谷まで出かけた。といっても普段の通勤の通り道を逸れて、「桜ヶ丘」に来た。246号線を歩道橋で渡ると、建ち並んでいたビルがほぼ駆体が取り払われていた。

 20棟以上の大小のビルが建ち並んでいた。長い間慣れ親しんだ多くの店「釣り具の上州や」少し前に移転してしまっているが「JTB渋谷支店」テニス、登山などのスポーツ用品店「アートスポーツ」、ディスカウント店「一風堂」、会社自体が消滅しているが「テニスショップ・エディー」等々書き出せないほどの多くの“行きつけ”の店があった。移転して営業している店や、渋谷店のみの閉鎖で他で営業している大規模店もあるが、地元の個人店は再開発後のビルに戻ってくるのであろうかは判っていない。

 桜ヶ丘側から見た「渋谷フラスク」

 「JR渋谷駅新南口西側桜ヶ丘再開発地区」と名付けられている?とは言われていない?が、koba3としては、一番判りやすい。更地に近い状態の彼方には、埼京線の渋谷駅ホームと、貨物線が旅客輸送の埼京線として再生された前後に、不用となった旧貨物ヤードに建つビル群が並んでいるのが見えている。渋谷駅周辺の再開発の初陣だった。

 渋谷川に沿っている東横線旧線路敷きの「渋谷ストリーム」は昨年オープンした。

 首都高を挟んで東横線旧渋谷駅や東急百貨店東横店東館などを纏めた「スクランブルスクエア」も間もなく竣工を迎える。もっとも東棟とあったから、全体像とはならないようだが・・・。

 覚えにくいカタカナ名前ばかりだから、高齢者には親しみにくい。それでも開発から逃れた桜並木とごたついた従来の雑多なビル群の派手な看板見るとなぜか安堵する。


梅が咲き始めて 谷中寺町③:台東区

2019-01-22 14:31:18 | 町並み

 よく探せば開きはじめの梅の花が見えてくる。

 暦の関係で正月休みを9日も取ってしまった上この季節、お出かけもなくblogの更新もままならない。スキー以外で掲載出来るのはせいぜい”観梅”に行くことくらいだが、その予定も今のところ無い。

 保存画像を検索した所、2016年2月、谷中寺町散策が途中になっていた。寺町といってもかなり広い範囲に幾筋もの道に渡り散在しているので、ほんの一筋を歩いたに過ぎないが、それでも十数寺を訪れていた。そのうち梅花に関連した画像を中心に纏めてみた。

 日暮里駅から夕焼け段々の谷中銀座を散策し、朝倉彫塑館を見て寺町を鶯谷方向に歩き始め最初に梅を見たのは「龍泉寺」だったがこの「興禅寺」の梅も二分咲きくらいだった。

 長い塀に囲まれた「明王院」、角を曲がってやっと入り口に辿り着く。

 境内は広く本堂前の梅の木はかなり老木に見えた。

 通りを隔てた「東通寺」は質素な佇まい、本堂前には何もない。

 「明王院」に並んで「全生菴」鐘楼前に梅花はあった。

 本堂向こうに何か輝いている。

 回り込んでみると「金色の観音像」だった。


重要建造物群保存地区 川越・蔵造りの町並み:埼玉県川越市

2018-11-08 17:50:05 | 町並み

 遠くからも目立っていた。「埼玉りそな銀行川越支店」のドーム型塔屋、ネオルネサンス様式とされている。

 大正浪漫夢通りから蔵造りの町並みへ出てくると、仲町交差点角にも蔵はあった。

 その並びにはお菓子の老舗「龜屋」の貫禄ある建物が蔵を従えて存在感をあらわにしている。

 この通り、車の通行は遮断せず、商業地区とあって観光客の車、配送や集荷に忙しい宅配業者、観光を担う循環バスや路線バスまで通行している。観光客を乗せた人力車も渋滞お構いなしでガイドに忙しい!

 大火の後の耐火として蔵造りになったというのは、会津の喜多方と同じようだ。多くが切り妻や入母屋の屋根を持ち、“平”側を通りに向けているので間口が広く、商店には向いている。見るままに撮っていたので膨大な量の画像が残ってしまった。webにもある「散策マップ」を参照すればよく知ることが出来そうなので、気に入った画像の羅列にとどめることにした。

 蔵造りの町並みの中にひときわ立派な洋館造りがあった。

 銀行か役場かと思ったら、歯科医院だった。地方ならではの“名士”の館といえよう。

 前回来た時も際立っていると思われたのがこの建物、

横の路地に若者達が群れていたので気になり人波が去った後路地に入ってみた。

 突き当たりには「長喜院」お寺があった。境内では、役者さんかモデルさんかは不明だがレフ板を持ちカメラマンが撮影していた。人垣は残っていたが、避けて写真を撮ったので画像はない。

 

 路地の向かいの屋根越しに「時の鐘」が覗いていたので通りから逸れて向かった。

 人気のスポット、人を避けての撮影は無理!写真を細工してみた。

 町並みがほぼ途絶える辺りの角に「観光案内所」があり、周辺のスポットが図示してあった。「大沢家(重要文化財)」が気にせずに通り過ぎてきた道、すぐ近くにあった。戻ってみても???看板を見るまで判断付かなかった。普通に“商い”をしていたから。

 写真が多くなり長くなったが、この後「菓子屋横町」を覗いたが、かっての印象とはかけ離れていた。無造作に所狭しと積み上げられた駄菓子、子供時代の思い出の品々???面影もなく貧弱な品揃えと、テイクアウトの食べ物が主になっているように感じたが・・・。がっかりしてよく観察しなかったので早とちりかもしれない!

 そして、前回車を止めた(今回は車を取りに行くわけではないが)次のスポットのある市役所駐車場方向へ進んだ。


懐かしい風景 川越・大正浪漫夢通り:埼玉県川越市

2018-11-07 11:38:16 | 町並み

 青空に映えていた「時の鐘」、知ってる人は知っている川越一番の名所といえよう。

 11月3日文化の日、世間では当たり前の土曜日休日だが、土曜休日ではない我が身にとっては貴重な休み。おまけに朝から上天気とあってお出かけしないわけには行かない。数日前から行く先の検討、幸い天気予報も好天とあったので秩父の山に入れば紅葉も見られると思いwebで西武池袋線のレッドアローの指定券を検索したが殆ど満席??なぜ??掲示では「入間基地 航空祭」のため臨時停車やダイヤ変更もありと・・・。

 箱根は紅葉も見頃であろうが、blog友さんや他のブログでも最近の混雑は大変そう。紅葉は諦めて気軽に楽をして行ける所はと、西武新宿線のレッドアロー号を検索、こちらはかなりの余裕があった。世の中便利になったもので、自宅にいて特急電車の座席指定が確保出来る・・・。

 小京都川越は通勤圏内にある観光地、20年以上前に訪れたきり、久しぶりだった。本川越駅を下りて案内所で「散策マップ」をゲット、今までに見物していない「大正浪漫夢通り」へ向かった。

 どっしりした洋館造りが多い。

 通りの入り口に「川越熊野神社」があった。中央通りまで広がっているようで人が多い。縁結び、開運の神様銭洗い弁天とあって絵馬が多い。

 鳥居をくぐり元の通りへ戻る。在所の雰囲気ににて懐かしさがあるが、こちらの方が建物が立派で大きい。ただ、平行している「昭和の町」(写真を撮り忘れたが)との違いがわからない。

 両側に並ぶ建物は、メインの「蔵造りの町並み」がお土産屋など観光主体に比べて普通の商店が多いように感じられる。矢絣の着物姿と子供の赤い着物が通りの雰囲気に似合う。演出ではなく七五三参りの親子連れだった。

 通りの先はT字路、角の郵便局の赤いポストが目立っていた。

 曲がった先の通りにも瓦屋根の趣のある建物が連なる。

 美術館と表示されていたが、出入りする客が見当たらない。

 「蔵造りの町並み」に戻ると、すぐ角に“蔵”があった。


又一つ新しいストリートが 渋谷ストリーム:渋谷区

2018-10-24 16:44:36 | 町並み

 渋谷川の上に作られた広場・「稲荷橋広場」ではチアダンスのアトラクションが始まっていた。

 前からいつ完成するのか気になってはいたが、yukimiさんのblogで紹介されていたので、14日の日曜日渋谷へ出かけたついでに寄ってみた。「渋谷ストリーム」と名付けられた施設は東急東横線の跡地と周辺のビルを合わせ再開発されている。

 一部はかなり広い敷地だが、全体は線路跡なので渋谷川に沿った細長い建物になっている。

 渋谷川の流れは微々たるもので、浄化した水が堰堤より滝となって落とされているが、光の加減か写真ではよく解らない。

 少し先の橋の上から振り返ってみると、完成間近の東口再開発の高層ビルが垣間見える。ストリームのビルは下層が店舗、中層がホテル、高層は事務所となっている複合ビルだが、この位置からは仰いでも全体像は見えない。新設された通路側のビルは新しくデザインされているが、明治通り側は川に面して敷地一杯でもちろん裏の顔、何の装飾もなく、エアコンの室外機やビルの配管がむき出しで、有り体をさらしている。

 洒落た案内板と釣り合っていない。

 それならばいっそ青山通り先上流のように暗渠にして遊歩道に出来なかったものか。水の流れはさほど無く大雨が降っても溢れることはないであろうし、東口広場地下には広大な遊水施設が作られていると聞いているが・・・定かではない???

 余談であるが、渋谷まで出かけたのは久しぶりに映画を見に行った事であった。10年?20年以上前だったか? 映画館へいったのは!そこで最近の映画館のシステムがよく解らないのでwebをあちこちサーフィンして、やっと判ったことがいくつかあった。一つの建物内にスクリーンと呼ぶ複数の映画館があり、上映作品は特定のスクリーンで映写されるとは限らない。2スクリーンであっても3も4もの作品がアトランダムに上映される。その時間も場所も3日ほど前までは決まっていないようだった。

 驚くべきはweb上で検索して、望みの題目と日時や座席も指定出来ることだった。座席定員に・座席指定でかってのように満員の立ち見で人の間から覗き見るなどはないようだ。便利で実用に長けてはいるが、webをやらない高齢者は劇場に行き、余りの席を受けるか、満席で先送りかされることになりかねない。 電話予約もありそうだが、久しぶりの行動には下調べがなくては、期待外れ・不幸な結果が帰ってくることもありそうだ!


小川の流れと傍らに花々 たくみの里:群馬県みなかみ町

2018-10-18 10:13:00 | 町並み

 整然と並ぶ趣ある建物、「三国街道 須川宿」の町並みをそのままに「たくみの里」として整備されている。訪問客はかなりいたが、偶然人影のない絵となった。

 10月連休最終日?月曜日、片付けを済ませ帰宅を急いだ。といっても直帰ではつまらない。越後湯沢を後にし山道ドライブ紅葉を求めて17号線を三国峠へと向かう。苗場近くなると紅葉もちらほら始まっていた。三国トンネルを抜け下りに入る。関越道が出来てからは峠越えの車は少ないので、ゆったりとマイペースで窓越しの眺めを楽しみながら走行出来る。

 先ずは道の駅「たくみの里」を目指す。湯宿温泉を過ぎ、傍らを流れる「赤谷川」を橋で渡り細い急坂を上ると「須川平」に出る。正面の案内所を兼ねた「豊楽館」に入り案内図を手に入れる。

 「宿場通り」「庄屋通り」「寺通り」が、道の駅を取り囲むように伸びている。宿場町に来たのだから先ずは「宿場通り」から歩き始める。里には木工、竹細工、和紙などの手作り体験ができるたくみの家が点在しているとあった。豊楽館には、そば打ち体験のコーナーもあったが、里にもカフェ、蕎麦屋、豆腐屋など事欠かなかった。

 蔵や見事な入母屋の民家が並ぶ。きれいに手入れされていて、新規に建てられた?改装?古びた黒板塀や土壁を想像していたので不思議なほどだった。

 柿の実が秋の風情を演出し道路脇の速い流れが山国を感じさせる。

 トイレと思ったら休憩所も・・・。

 立派な蔵のる建物、旅館か由緒ある・・・?単なる民家のようだった。その横には「民俗資料館があった。

 本陣跡の碑が背負った建物、かなり大きいが本陣には見えないので単に“跡?”

 ガイド図には石仏のありかが記載されていたが、この通りにも随所に見られたので、石仏めぐりは割愛した。

 傍らにあった「ラーメン」の幟につられ食事を済ます。此所では蕎麦でしょと言われそうだが、そばよりうどん派なので・・・。

 たくみの里から国道に戻り、少し先を再び川を渡ってこれもごく細い急な坂道を上ると、第2のお目当て「一作農園」に行き着く。かっては「原澤一作農園」と名乗っていたが、隣が「原澤りんご園」の名を使い始めたので改めたという。地方では同じ名字が集落に集中するのでやむを得ないであろう。この農園の林檎はおいしくて、かっては配送してもらっていたが、子供たちが家を離れ夫婦二人では量はいらないのでいつの間にか止めてしまった。林檎の季節に三国峠越えをする時は、寄ることにしている。

 午後2時頃渋滞の難所花園ICを通過したが、それでもややつまり気味ではあったが夕暮れ前には帰宅した。カーラジオでは、その頃花園東松山の渋滞は5kmを超えていると報じていた。