小さい小さい小抽斗(こひきだし)たちです。
表面は寄木細工です。
漆塗りです。
滝に生える松や木々や散る水しぶきの蒔絵が前面に、天と裏と両側面に花唐草模様が施されています。
各段の棚板も奥まであり、引き出し物としては最上の仕事です。
引き手が象牙です。
棚板が奥まではありません。
もっと小さいものです。
お裁縫箱のミニ版ですが、引き出しの中の仕様が本物同様の作りになっています。
針が少しでも浮き上がっていると、引く時引っかかり、曲がったり折れたりするのを防ぐ目的で、柔らかい桐材で中蓋をはめ込んであります。
この中蓋は、無い物や最上段の引き出しのみの物が大半で、次の段にもあるコレは上等な作りです。
ステンドグラス製です。100円玉との比較です。
娘が小学生の時にビーズを入れていました。
両側面に棒状の引き出し受けが付けられて、棚がありません。この形は外見の見栄えだけ重視の木製でも見かけます。
100均の売り場で発見、150円でした。
タレびん入れています。
ステンドグラスの物が手前にあるので大きく見えています。お子様ランチの日の丸の旗入れています。