レトロの小部屋

紙物を中心に古物を集めています。

婦人倶楽部漫画附録

2021年03月28日 10時16分30秒 | 浮世絵 絵草子 古本 古教科書

雑誌婦人倶楽部に子供向けの漫画を付録にすると、婦人雑誌の売り上げに寄与したのでしょうか。

全17ページです。

作者は「のらくろ」で有名な田河水泡です。
彼の本名は高見沢といい、た、かわ、みず、あわ、で、ペンネームを田河水疱にしたそうです。

ごあいさつ欄は舞台挨拶風で、登場人物を出演連中とされています。

内容はそれほと愉快ではありません。

まだ続くらしいです。

発行所、講談社は昭和8年当時「大日本雄弁会講談社」です。

のらくろも、少女倶楽部の宣伝もしてあります。

のらくろの歌? この歌の節は有名な「勇敢なる水兵」の『煙も見えず雲もなく・・・』と同じです。
替え歌にして歌わせるの??
著作権など「へのカッパ」みんなやってることの様です。

裏表紙は化粧品の宣伝です。

余談ですが。

へちまを栽培して、へちま水を取ろうとしたことがあります。
夕立が来て、雨が混ざってダメでした。へちまのタワシは出来ましたが使っていません。
子供の頃、縦に薄く切って、長靴の底に敷いてもらった記憶があります。


陶磁器人形

2021年03月25日 07時37分14秒 | おもちゃ

図書館で借りた本に載っていた。

私は集めていなかったけど、露店で売られているのは見かけた。
陶器でも磁器でも、食器などは色落ちすることは無いのでけど、どんな作り方なのかしら?

一つだけ色の褪せた兵隊さんを持っているのは、徴兵制度があった祖父や父の時代を思うため。

先日、新しい時代のもっと小さい泥タヌキをゲットした。
どんぐり眼はシールです。

並べて底を見る。


蛤のお雛様

2021年03月01日 10時09分25秒 | おもちゃ

ひな祭りの御馳走の一つに「蛤のお吸い物」があります。

二枚貝はどれでもそうでしょうが、特に蛤は、同じ殻同士でなければピタッと合わないそうです。

以前の小さなお雛様でも、蛤の中のお雛様でした。

かって、弘法さんの縁日で入手した。

平たいブリキの缶に新聞をひいて、ちり紙(ティッシュペーパーではない)に包まれていた。
新聞は昭和24年だったと記憶する。

絹のリリアンを貝の表面に貼ってある。
手芸なのか、他で見かけたことは無い。

桜と橘。

奥行きのある引き出しに仕舞っている。