織物の、経糸(たていと)の間を緯糸(よこいと)が通って織物が出来ます。
緯糸を通す杼です。
織物の種類によって、機も杼も少しずつ形態がちがいます。
亡母が昭和30年代のわずかな間、農業の傍ら綿を栽培して糸を取り、絣を防染して紺屋に出し機織りをしていました。
母が機織りに使用していた杼によく似ていたので、懐かしく求めました。
母のものは車が一個だったように思います。先端に金属が付いているのは同じです。
糸を巻いた糸巻きを設置する穴が前後にあります。
側面にあるのは、糸巻きから糸を出す穴です。
Web画像に分かりやすい物を発見しましたので、ちょっと拝借しました。
手に持っているのが 杼です。